友人と梅田で打ち合わせ。。
とても寒い日だったので外に出なくていいように行きつけの新梅田食堂街を数軒はしごする。最初に熱燗とかんとだきいこか!となったが創業が1844年という老舗でかつ大阪では有名店なので超満席。時間つぶしに立ち飲み「北京」の店でエッグとレーズンバターをあてに立ち飲みしながら話し込む。
ぺルノーのロックを一気飲みしたら一気に酔いがまわり一瞬で出来あがってしまう。20分くらいして再び表記の店に行くとちょうど席が空いたところらしい。
まずこの店の名物のタコの甘露煮(二本600円)。とっても柔らかで下処理を入れると出来あがるまで3日かかるらしい。後味に甘みが残ってかなりお美味しい。
お約束の大根は多分聖護院ダイコンだと思う。隠し包丁で細かい切れ目が一杯。出汁がしみまくり、やわらかくなりまくり。適度な硬さが残りつつも口の中でほろっとなる。まさにトロントロン状態。
出汁の味は少し甘めで濃い感じだが万人受けはするであろう。この日一番のスマッシュヒット。ずっとだいこんだけ食べたいと思った。
大ぶりの牡蠣は広島産らしい。予想通りの味で大満足。そろそろ牡蠣を食せるのも終わりかと感慨にふける。友人曰く最近の若い人(特に子供は)はコンビニのおでんが味のスタンダードになっていてしっかりと煮込まれたものは味が染みすぎて美味しくないというらしい。コンビニの影響力恐るべし。
タラ白子焼は火が入りすぎで残念。ここで熱燗を所望する。お猪口は錫。ずっしりといい感じ。どんどん酒が進む。
やっぱかんとだきには熱燗が合う。
名物のクジラネタ。さえずりとコロをいただく。価格の高さ(900円)に驚きながらさえずりをいただく。しばらく口の中に残る感触と途中で変わる味の変化を楽しむ。クジラの舌である「さえずり」は「クチャクチャと食べる音が小鳥のさえずりに似ているから」だとある方から聞いたことがある。
野菜がしこたま入った袋とホクホクしたじゃが芋、若布などをいただいて満腹となる。。調子に乗って好きなものを腹一杯食べたら支払い一人5000円也。。もう少し安ければいいのになといつも思いながら勘定をする。
大阪市北区角田町9-26新梅田食道街 1F
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番外編
最近この食堂街に出来た「かもめ食堂」はいつも満席。偶然前をとおたら空いていたので再びスタンディングで飲む。ドイツビールとリースリングのお店。・リースリングは白ワイン用ぶどう品種・・・だったと思う。
つまみの燻製盛り合わせ鶏肉、カニカマ、トロトロのウズラ玉子は秀逸。
リースリングのゼクト(泡)と相性ピッタリ。女性一人でも入りやすい雰囲気なのでもっと人気店になるでろう。