和歌山県の紀ノ川にある表記の店を訪問。南海電車のなんばから急行に乗って橋本駅まで行ってそこからJRに乗り換えて10個目の無人駅で下車。そこから畑を見ながら徒歩20分。かなり辺鄙な場所にあるが週末は予約客でいっぱい
こちらは釣りネタを中心とする知る人ぞ知る寿司・和食店。
ご主人の前川氏は元釣りのプロでそこから調理師を目指し天王寺や河内長野の名店で修行。水曜日のお店の休日は渓流や海で終日お店のネタとなる魚を釣る。
この日は休日の昼に訪問。カンター席と小上がりになったテーブル席からなる店内はとても清潔。ご主人とご主人のお母さんで切り盛り。
突き出しはカワハギの卵や地元で取れる貝の煮物など。どれもしんみりとしたいい味わい。
全て釣りネタの刺身の盛り合わせはシマフグ、シマフグのとうとう身、グレ、メバル、グレのきずし、ウマヅラハゲ、アイゴ。どれも珍しいもばかり。和歌山の日本酒の黒牛と一緒にいただく。
この日のメインのウツボの小鍋仕立て。大きなサイズのウツボは全く骨を感じない。フグの身を濃くしたような味わい。皮部分もプリプリでとても美味しい。
天然のアマゴの天ぷらはサクサクで頭も中骨も一緒にいただける。天然アマゴを食せる店はなかなか知らない。。
ウツボのたたきも驚きの美味しさ。。淡白なんだけど味が濃くてプリプリ食感。。調理がかなり難しいと聞き及ぶ。
寿司は本鮪、グレ、アマゴ、穴子の盛り合わせ。アマゴの寿司は初めていただいた。皮目の紋がとても美しい。。季節ごとにいろいろな魚を食せるので定期的に訪問予定。ご馳走様でした。
和歌山県紀の川市北志野32-11
0736-73-8170
水曜定休