土曜日の午後に表記のお魚マーケットを視察。阿波座駅から徒歩10分。人通りのない安治川沿いの空き地を利用して作った鮮魚の総合販売所。いくつかの漁港と提携して直接新鮮な魚を輸送して販売するというふれこみだけど土曜日の昼なのに人はまばら・・・大漁旗を飾った大きなプレハブの建物の中の大きな生け簀で泳ぐ魚を販売しているけどどうしても陳腐さと割高感は否めない。
その場で刺身にしてもらって食べる事も出来るが神経質な人は難しいかと思われる。好きな魚介を買ってその場で焼いていただくBBQ装置もあるが利用している客はいない。平日はさらに厳しいであろうことが推察される。
その敷地の横に牡蠣小屋が併設されていたので少しだけ頂くことにする。日生の牡蠣と広島の牡蠣の食べ比べをするが7〜8個で2000円と産地で食べる金額のおおよそ倍という値付けに驚く。牡蠣以外にも白蛤300円、甘エビやホタルイカの揚げ物を頂く。悪くはないんだけど特別感もない。販売物に冷凍品が多いのと借景が良くないことが原因であろうか・・・
この日は敷地内で食のこだわりを持つ農家さんや飲食店やカフェが月に一度のFood Lover Marketというマーケットを開いていたので少し覗かせてもらう。約20店舗の店がテントの下で様々なものを販売される。
ダイエットに効果があるとよく言われるバターコーヒーはコーヒーにバターを入れて飲む一般的なものでなく深煎りしたベトナムコーヒーの豆にバターを絡ませたものを1杯ずつ挽いてドリップで入れたもの。コクの深さとその美味しさにビックリ。
改造トラックの中で焼き上げるピザ店を発見。奈良の食材にこだわったピザは菊芋や蕗の薹が入ったものや菜の花をアンチョビソースで和えたもの、葛城のたかまつ牧場のチーズと奈良産のバジルを使ったものなど7種類から選べるようになっている。。
1番人気と奨めていただいた奈良産色々きの子のピザ900円を所望。
しばらくして出てきたピザは小振りだけど椎茸、占地、えのきなどの茸がたっぷり乗ってボリューム満点。刻んだ柚子がかけられた上に香り高いトリュフオイルがかかって900円はお得感あり。
大きなテーブルのうえでピザを食べているとこちらを運営されている経営者らしき人が私の横でなんとか公金や助成金を使ってこの店を運営することが出来ないか・・・人と相談されていた・・・飲食店経営は事業計画が大切と感じた午後。
テナントさんの終礼があってこの日の施設全体の来場者は280人とのこと・・収支が成り立つにはあと10倍必要と計算する・・・有名ブロガーの◯三郎さんも来られていたがコマーシャルよりも仕組み全体の変更が必要と思われる。今後どう変わって行くかが楽しみ。