後輩の現在日本一に君臨したIT系女性社長と今宮戎にお参りしたあとに表記の店を16時すぎの開店に合わせて訪問。げん担ぎで毎年同じ時程を組む。今年は同じ考えの女性グループの客がいて今年は二番だったのが少し残念。さっそくビールで乾杯をして新年を祝う。
まず突き出しに鱈の子と煮付け明石蛸の煮付けを所望する。創業60年の老舗のしんみりした味付けは新年を祝うにふさわしい。トビアラ海老や椎茸、カボチャなどの野菜も一緒に盛りあわされていてそんな小さな心配りがとても嬉しい。
鱈白子が新しかったので甘辛い醤油をつけて焼いていただく。どこの料理屋さんにもある簡単なものだけどどこよりも美味しい。
大きな毛蟹がガラスケースの上に大量に鎮座していたので迷わずいただく。蟹味噌もたっぷりで足とお腹の肉と味噌を合わせて思いっきり頬張って食す。この頃になると訪問してから30分経過。この時点で店内満席なのにはビックリ。
客が皆、毛蟹や水槽で泳ぐ高級魚を所望するために職人さんは大忙し。必死のパッチでつくりまくる。寿司以外の料理が充実しまくっているのでどうしても提供時間がかかってしまうのは玉にきず。ネタケースの中もどんどんなくなってそれをどんどん補充していく様はお見事としか言いようがない。
鯨ベーコンをお願いしたら尾の身のいいところがあるということで一緒に出していただく。白ベーコンと赤ベーコンはヒゲクジラとミンククジラ。生とたたきにした尾の身はナガスクジラ。。尾の身のクオリティーが素晴しい。上質の鯨を仕入れる苦労は飲食店経営者なので理解している。
店主が20キロの天然クエが入荷していると言うことでゼラチンの多い部分を選んでいただいて酒蒸しにしていただく。プリプリちゅるちゅるした身が、えも言えず美味しい。最後は海老の寿司と巨大なタイラギ貝を握っていただいてフィニッシュ。真澄の純米酒を5合くらいいただいて会計は相場の半額。
帰りにすぐ前にあるオーエス劇場で演劇鑑賞。今年もいい正月でした・・・
詳しいすし寛はこちら
大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休