アメリカ視察から帰ってまずは表記の店に焼肉を食しに行く。一人での訪問だったので最初にビールとホルモン盛り合わせを所望。
選べる盛り合わせ900円はアカセン、ミノ、ツラミをチョイス。どれもが新鮮なのでクセもない。アカセンは脂もあっさりして透き通るような甘味のある味。焼きすぎないのがコツ。ミノは脂の付いていない薄いところが好み。これもさっと焼いてビールと一緒にいただく。ツラミは肉の味をしっかり感じられ目からウロコの肉の味がしっかり感じられる味わい。のどちんこと同様。最近のマイブーム。
このあとは今やお店の看板商品にもなっているサーロインの薄切り1400円を所望する。この日は思いっきり食べたくて2人前(約180グラム)を所望。店主がサシの入りまくった大きな肉の塊を一枚ずつ丁寧に手切りしてガーリックがたっぷり入った赤くて辛いタレに漬け込んで、更に揉み込んでからカウンタ−のロースターで店主自ら付きっきりで焼いて提供いただける。
ロースターに投入された肉は火を通しすぎないように、焼きムラのないように手早く何度も返す。肉が薄いのと醤油ダレが焦げやすいので火入れが難しい。肉が一番おいしく頂けるよう火入れを的確にされるのはさすが。肉の色が変わった時点で火を止めて最後にレモン汁を思いっきり絞りまくる。甘くて酸っぱく香ばしい香りが周りに充満する。
焼き上がりと同時に出てくるようにすかさずナムルとご飯(大)、キムチを注文して超大盛りビビンバを自分で作る。見るからに旨そうな大量の山盛りの肉は脂身がピカピカ光りまくる。甘くて辛くて酸っぱくてニンニク効きまくりで脂でトロトロになった薄切り肉をご飯とナムルとともにぐちゃぐちゃにかき混ぜて口一杯に頬張って一気にいただく。こってりしていながら脂の甘さ満点の肉と香ばしくて甘くて辛いタレとサッパリしたナムルが合わさって最高の調和を見せる。この丼を頂くたびに私は幸せを感じる。
この丼は「ウチモトビビンバ」と言う名前で最近はこの店を訪れる多くの客が〆に食しているのを見る。羽曳野市役所勤務のウチモト氏の名前を冠したこのビビンバは見た目よりも軽く、後味も良くて食べた感も満載で史上最高のビビンバである。今回はダブルで食したので丼一杯が4000円以上の価格となったが店にとっては儲けなし商品であろう。自分にご褒美をあげたいときにはいいと思う。
大阪市住吉区長居1-12-4
電話:06-6692-6171
営業時間:17:00~23:00
定休日:火・第1・3月曜日