最近大阪市内で急速に展開している定食を主力とした低価格系和食店を訪問。この日はなんばで商談があり時間はないけどお腹がすき過ぎという状態で15分以内でファストフードではなくしっかりとかつあっさりと栄養バランスに留意したランチを、と考えたときいつも真っ先に思い浮かぶのがこちらのお店。森口産業と言う大阪府内で屈指の麺類の店をたくさん出している会社の新業態の店らしくわざと「宮本むなし」や「やよい軒」や「毎度おおきに食堂」の近辺に出店しまくり回りの店を駆逐しまくっていると言う超人気店。
その人気の秘密は女性客も入りやすい店舗作りと献立にある。毎日でも食べたいような食事というコンセプトにかつ健康的なメニューが目を引く。十六穀米ご飯、肉じゃが、魚などをメインにした一汁三菜のお膳とボリュームたっぷり系の肉をメインにしたお膳など20種の定食が常にラインナップ。食材にもこだわり産地からもたくさんのものを直接仕入れているらしい。今の時期は鰆の西京焼と鰹のタタキがシーズナルメニュー。客の大半が注文していたという事はかなりお値打ちなものなのであろう。
こちらのなんばのお店も入るとすぐ真ん中にカウンター席があり、まわりにテーブル席がいくつかあるというレイアウト。11時頃だけどカウンターは超満席。その中でも女性ひとり客が半分というのがこちらのお店らしい。豆腐ハンバーグと肉じゃがの定食820円を所望する。
注文したときは超満席状態であったが5分くらいで提供された。オペーレーションの完成度にも驚く。
大振りのお椀に入った豚汁はこちらのお店の名物で出汁がしっかりと効いて豚のエキスもしっかりと出ていてこれだけでご飯がお代わり出来そうな完成度。ジャガイモが少し固めだったのが残念だが煮崩れを考えての事であろう。しかし問題のないレベル・・・
特筆すべきは豆腐ハンバーグ。鶏ミンチ肉も入っていると思われるが箸を入れるとジュースがたっぷりと出る。大根おろしとポン酢でサッパリと頂ける。これだけいくつでも食べれそうな美味しさ。パンにはさんでもいいだろうし、丼にして温泉卵と一緒にガツガツと頂いてもいいであろう。聞けばこのハンバーグは自社工場でひとつずつ手作りしているといっていた。どおりで美味しいはず・・・・
この他にもりんご黒酢でいただく笹身の立田揚げも女性の人気商品とスタッフの方が言っておられた。この日は合計滞在時間13分。夜に一人で普通のご飯を食べたい人にはぴったり。まさに働く女性の応援団のようなお店。
大阪市中央区難波2丁目虹のまち1-8
膳や なんばウォーク西店 (定食・食堂 / 大阪難波駅、なんば駅(大阪市営)、JR難波駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5