1953年創業のミナミの周防町にある老舗洋食店。ドミグラスソースが看板メニューで25年くらい前はビーフシチューをこの店で頂くことが大人との出会いだった気がする。久しぶりに伺うお店は内装もほぼ変わらず。隣にバーがあった気がしたが今はもうない。当時はコックが6人くらいいたような気がする。
2年前に一度お店を閉めたと聞いていたが今はメニューも変わって普通に営業。外観内装とも昭和な感じで私的には落ち着く空間。ランチタイムメニューのハンバーグと鯛の身が入ったクリームコロッケセット1200円を所望。店はカウンターのみ14席でシェフと見習いの2人でまわす。
夜は和牛ミンチのハンバーグ、ビーフシチュー、和牛へレ肉のビーフカツがウリらしい。
野菜のポタージュは普通においしい。カボリャがベースであると思われるが見た目ほど濃厚ではない。
ハンバーグはふわふわ。ナイフは使わずにお箸で頂く。和牛を使っているとメニューに書いてある。お箸を入れると肉汁が飛び出す。香り高くてまろやかなソースと相まってまさにプロの仕事である。懐かしさと昔の思い出が蘇る。
鯛のクリームコロッケも始めて頂いたがかなりクオリティーが高い。タルタルとの相性も悪くはない。店の方も愛想がよくて気負いなく美味しく頂くことが出来る。この店で一人で普通に昼ご飯が食べれるようになったのかと感慨に耽る冬の日の午後・・・
大阪市中央区東心斎橋1-16-14
06-6271-7417
営業:11:30〜15:00、17:00〜22:00
定休:月曜日