地元の友人と住之江にある表記の店を訪問。阪堺電車の我孫子道駅西に50メートル。ヘビロテのとん助の店の隣。古民家を改装されていて風情のあるファザード。
玄関にはたたきがあって靴を脱いで入店。かなり古民家。。幼少の頃この辺りに住んでいたので当時の友人の家を思い出す。。日本酒にかなりのこだわりがあり食事は日本酒に合う肴を取り揃えていらっしゃる。。
ご主人は大変お酒には詳しくおまかせでいろいろ出して頂くのもいいと思う。
個人的に大好きな奈良の千代酒造の篠峯を中心にフルラインアップで揃えられていて飲み比べるのお楽しいと思う。小さな杯での利き酒セットもある。
どて焼きをまず所望する。。器にもこだわりがありとっても上品でセンスがいい。まさに大人の居酒屋である。
櫛羅の中取り純米生酒を発見。酒米は山田錦なり。櫛羅は葛城にある地名。美味しいのは最初から承知している。たぶんこの店で最も旨味の強い熟成感を楽しめる酒。。
コスパも最高で口の中でいろんな旨味を感じることが出来る素晴しいお酒である。これだけ5合くらい飲みたいと思った。
鯛の昆布締め。。ビジュアルもよくて何をいただいてもかなり美味しい。。お酒をたくさん楽しみたかったのでローポーションのものばかりを所望する。
どぶろく発見。。千代酒造のものと他のものとを飲み比べをする。火を入れていないものはとろっとした口当たりと自然の甘味と酸味。。旨味も強くアミノ酸が身体に駆け巡る。。疲れがとれそうな酒である。。
女性はソーダーで割ってもいいかもしれない。。そのあと和歌山の黒牛の中取りの純米酒。。これもかなり旨い・
肴は地元の粉浜商店街の井川豆腐店の揚げを焼いた雪中虎なるものを所望(500円)なる物を頼む。葛飾北斎・・・田舎揚げの上に大根おろしと醤油。。かなりハイセンスである。
クリームチーズに酒盗を乗せたものも酒が進みまくる逸品。。。こういうのが最近大好きになってきた。。
固豆腐の味噌漬けとワタ持ちイカの丸干しも所望する。。この辺りでどんだけ飲んだのかわかんなくなる。。
お店を良かったら見てくださいと優しい奥様が言ってくれたので少し見学。昔ながらのおくどさんがきちんと保存されているのをみて、この店のご主人の趣味性の高さに驚く。
モミを飛ばす機械や古い納戸など見所がいっぱい。。お酒だけじゃなくて空間にも酔ってしまう。。
自転車かと思えばBMWのバイク。。かなりの骨董である。。エンジンはかかると言っておられた。。今度は一人で訪問しよう。。
大阪府大阪市 住之江区 安立4-3-3