讃真 10月【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記の焼き鳥店を夕刻に訪問。界隈では有名な大衆焼き鳥の老舗店。国道13号線(阿倍野筋)を天王寺から南下、松虫交差点から信号二つ目を左折。阪堺電車の東天下茶屋駅から徒歩5分の場所に位置する。隣には江戸前鮨の老舗の「すし豊」がある。

こちらのお店の特徴はお店の看板が外に2つあって入口も2つある。2店舗が一軒のお店になっており、向かって左が年配の大将、右が若いイケメン主人が切り盛りする。古くからの常連は大将の方に行く。若い方や初めての場合は右側から入る傾向がある。

店は裏で繋がっていて厨房は共同。メニューも使用する食材も全く同じ。この日は右側の店に入店する。昭和感満載の年季の入ったお店はノスタルジックで時間が止まっているような感じ。両方のお店ともセルフで七輪を使って焼き鳥を炭火で焼いていただくというスタイル。

この店の看板メニューの「とりの盛り合わせ780円」皮、ずり、キモ、もも、せせり、ささみ、軟骨、こころ、背肝、三角、つくね、手羽先、キャベツ、シメジなどがてんこ盛りになって提供される。これらを卓上の塩、ポン酢、醤油などにつけていただく。最後に香川出身の大将が作る細麺の冷やし讃岐うどん480円が名物。しっかりお酒もいただいて2000円でお釣りがくるなんともありがたい阿倍野の宝のようなお店。

過去の讃真はこちら

大阪市阿倍野区王子町2-17-28
06-6621-1969
18:00〜翌3:00 月火休み

大阪市 東天下茶屋 やきとり

石臼挽き手打ち蕎麦 八 10月【大阪市 天神橋筋六丁目】

昨年の11月にオープンした表記の手打ちそば店を1年ぶりに訪問。大阪メトロ・阪急千里線「天神橋筋六丁目駅」から徒歩約3分の場所に位置する。
昼は手打ち蕎麦で、夜は蕎麦居酒屋として営業。

こちらのお蕎麦は大阪 讃岐うどんのレジェンドである「き田たけうどん」の木田氏が監修。特殊な技術を用いて扱いの難しい十割蕎麦が非熟練者でも作れるようにしたという画期的なものとなっている。

メニューも多彩でシーズナルメニューや「しらす丼」などが一緒になったセットメニューなどもありメニューを見ているだけで楽しい。今回はオススメの鱧の天ぷらと数種類のキノコがたくさん入った蕎麦1100円を所望する。

しばらくして着丼。キノコのエキスが入った出汁は予想通りの美味しさ。塩分は控えめで喉にストンと落ちる優しい味わい。蕎麦は私の記憶にある十割のものと全く同じ味わい。香りも良くて味わいも本物。値付けも優しくて専門店の半額くらいとなっている。変な敷居の高さもなくて美味しいものが適正な価格で味わえるいいお店です。鱧も天ぷらもふわふわで添えられた梅肉を少しつけていただくととても贅沢な味わいになる。

すぐ隣にコインパーキングあり。いいお店です。。

過去の記事はこちら

北区菅栄町13-9
電話番号:06-6809-1558
営業時間:11:30~14:30、蕎麦居酒屋17:00~21:00

 

大阪市 天神橋筋六丁目 蕎麦

麺物語つなぐ 10月【大阪市 北加賀屋】

住之江区の加賀屋にある表記のラーメン店を訪問。大阪メトロ北加賀屋駅1番出口から徒歩3分。今となってはかなり寂れた加賀屋商店街の北の端に位置する。界隈では駅の近くの「俺の名はJ」と並ぶ人気店。夏のすだちそばが有名。

デフォルトの「今も昔も中華そば850円」や「明日の塩らーめん850円」「つけ麺950円」「つけ麺塩チーズ1050円」などが人気。遠方から来られる方も多いと聞き及ぶ。この日はシーズナルメニューの「新さんまちゃんらーめん1280円」を所望する。

しばらくして着丼。初めて見る圧倒的なビジュアルにびっくり。スープをいただくと完全に「秋刀魚」となっている。頭から尻尾までの秋刀魚を使ってスープを取っていると言っておられた。
麺は平打ち中細ストレート麺で粘度のあるスープにとてもよく絡む。完全に和のテイストで初めての味わいにびっくり。

丼と別皿で豚肩ロースを使ったチャーシュと柔らかい低温調理をした鶏胸チャーシュが添えられる。これらをかじりながらラーメンを食す。乾燥した海苔を入れると味変して楽しい。秋刀魚の骨をとって身をかじりながら酢橘と大根おろしを口に入れてスープと合わせる。。なかなか貴重な味わいで店主のクリエイティブな能力に脱帽。一日限定10食の季節メニューなので電話して伺ってください。界隈にコインパーキングたくさんあり。

大阪市住之江区中加賀屋2-1-15
06-6684-0001
11:30~14:0018:00~21:00 日曜のみ通し営業
水曜・火曜夜 定休

大阪市 北加賀屋 ラーメン麺料理