2022年10月

丸元 10月【大阪市 難波】 【大阪市 日本橋】

千日前の表記の老舗寿司店を半年ぶりに訪問。大阪ですっぽんを手軽な価格でいただける稀有なお店。35年前から定期的に通っていて今回は5年前から習っているネイティブニューヨーカーの英会話の先生と相伴する。今回も特等席の奥の座敷でいただく。店内はノスタルジックな昭和の空気が満載。毎回全く同じものをいただくけど全く飽きない。9月からすっぽんのコースが500円値上がりしたけどお値打ち感は相変わらず。

1階はカウンターと座敷とテーブル席で2階は完全な座敷で大きな鍋を使ってすっぽんを供される。ゴルフの杉原輝雄さんや叶姉妹さんなどもカウンター席でお見かけしたことも懐かしい。がある。昔はご主人と奥さんがレジに座っていたけど今は引退され、現在は藤山直美さんそっくりの娘さんが店を取り仕切る。

すっぽんコースの前にお造りの盛り合わせを所望する。鱒、締め鯖、タコ、平目、甘海老、剣先イカ、赤貝など。。けれんのないオーソドックスな内容と盛り付けも懐かしく、どれも美味しくいただく。

スッポンの生き血は甘口のワインで割っていただく。多分昔から赤玉ポートワインを使われていたと記憶する。同伴のKitty先生は初めての経験・・・

刺身の後はすっぽんコースの始まり。注文を受けてからすっぽんを潰すので鮮度は抜群。

河豚の皮のような湯引きは腸とエンペラ(甲羅の端)を使用。あっさりしていてプルプルとクニクニの食感楽しむ。柑橘の風味がしっかり効いた強めのポン酢とともに味わう。お酒は麦焼酎を所望する。瓶ごと提供されて飲んだ分のみ量り売り。

続いて大好物のスッポンの内臓のお造り。肝臓と卵、一匹に一つしかないピクピク動く心臓と噛むと苦い胆嚢、腎臓も添えられる。肝臓の色は個体差によって異なるとのこと。

別添えの海苔に巻いて塩を振りかけていただく。ぷちぷち弾ける卵のまろやかさと肝の味わいは比類ない美味しさ。

すっぽんを食べるのが初めてのKitty先生のために女将さんが英訳したものを持参して部位の説明。気の利いたサービスに感動。。

メインのスープは昔から取り分けられて銘々で供される。には旬の甘い白菜がたっぷり入る。白菜、椎茸と白玉餅、すっぽんの色んな部分が入る。ゼラチン質と赤身肉が中心のスッポンは部位ごとに味わいが異なり一匹から100gしか取れない首の部分や後脚の部分などの弾力のある肉が特に好み。この日はモモ部分に黄色い脂が入っていて特に美味しかった。腕は赤身とゼラチン質が一緒に楽しめ、肩部分はあっさりした柔らかさが特徴。エンペラに似た白いハラミもとても美味しい。

2杯目はガーリックパウダーと唐辛子を入れて味変をして楽しむ。

仕上げの雑炊は卵と米のみ。絹のような舌触りでポタージュスープのような感じ。
塩味は強くないけどコクのある優しい味わい。河豚雑炊よりも間違いなく美味しい。

この日のデザートは旬の梨。今回も美味しくいただきました。初めてすっぽんを食べたアメリカ人先生も大喜びでした。

西梅田駅横のプリン屋の店員が猫だった。「ニャン!」と声かけられてあまりにリアルなビジュアルに腰を抜かしそうになりました。。

過去の丸元はこちら

大阪市中央区千日前1-9-9
06-6211-2298
16:30〜23:00
日曜定休

 

大阪市 難波大阪市 日本橋

葛城山ロッジ

日曜日の休日に友人と葛城山頂にある宿泊施設で鴨鍋をいただく。大阪阿部野橋から急行で御所駅まで。そこからバスに乗ってロープウエィの乗り口までロープウエーなら6分で山頂に着くところをゆっくりと2時間かけて山頂を目指す。大和葛城山は大阪府と奈良県の県境で金剛生駒紀泉国定公園内にある標高959.2mの山。

山頂からは、奈良盆地や大阪平野を一望できる景色が眺められる。ツツジの頃になるとロープエーが大渋滞になると聞く。これからの季節はススキを楽しむことができる。大浴場で汗を流して冷たいビールと名物の鴨鍋をいただく。こちらの鴨鍋は全国ご当地鍋フェスタで「鍋-1グランプリ」を受賞したこともあると聞き及ぶ。

鴨鍋以外にも「かもすき焼き」「山芋鍋」「ぼたん鍋」「国産豚みぞれ鍋」などもある。鍋を食べる客のみ景色のいい部屋でいただくことができる。

軽めのランチなら鴨丼がオススメとのこと。

使用する合鴨は地元の鴨重フーズというところで飼われているもので業界では有名な物。見た目はあまり良くないけど最初に野菜を入れてその上に鴨を敷き詰めて再び沸いたら食べごろとなる。あっさりした味わいで脂の臭みなども全くない。ボリュームもたっぷりで食べ応え満点。出汁は刻まれた柚子がたっぷり入った上質な味わい。

綺麗に盛り込まれたたっぷりの野菜も地元産を中心に色々なものが入っていて嬉しい。途中からスープがどんどん美味しくなってきて無限に食べ続けることができそうな感じになる。

地元産の純米酒も相性がとてもいい。接客担当のスタッフさんの温かい接遇もご馳走なり。

最後は蕎麦で締め。

帰りはロープウエーで景色を楽しみながら下山。再びバスに乗って帰阪しました。これからの時期は特におすすめ。鴨鍋の通販もあります。

HPはこちら

奈良県御所市櫛羅2569
年中無休

葛城高原ロッジ日本料理 / 五位堂)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

奈良県

This is burger【大阪市 我孫子】

先月訪問したアメリカが懐かしくなり、住吉区のあびこにある表記のハンバーガ店を訪問。大阪メトロあびこ駅から北に徒歩3分。
間口は狭いけど特徴的なグラフイックの書かれたファザードはかなりセンスがいい。

お店はテイクアウトにも対応できるようになっていて店の雰囲気はかなりアメリカン。店内は白とブルーグレーの壁でまるで西海岸。
席は2人掛けミニテーブル2卓と奥に4人掛けテーブルが1卓のみ。

メニューは、ハンバーガーだけで10種類以上、ホットドッグなどもある。ハンバーガーはバーベキューソースとテリヤキとチリソースに分かれていて、それぞれアボガドやベーコン、チーズ、玉子、パイナップルなどが入ることで価格が変わる。100%ビーフのパテはもちろんバンズも手作りとのこと。
今回はスタッフさんオススメの薫香の効いたベーコンの入ったチーズバーガーをコカコーラとともに所望する。

しばらくしてハイボリュームのバーガーペーパーに包まれたハンバーガーが着皿。押しつぶして齧り付くと炭火で焼き込まれたパティがすごい食感とともに肉の味が口の中に広がる。バンズも香ばしくてそれぞれを合わせていただくとなんとも言えない美味しさ。シャキシャキのレタスやトマトなど美味しくて見た目よりも重たくなくてペロリと食べてしまう。

チリソースも手作りでとても美味しくて感動レベル。店主と話しをするとLAのロングビーチにずっと滞在していてその時に食べたハンバーガーに感動してアメリカ中のハンバーガーを勉強してあびこに出店したと言っておられた。価格もそれなりだけど納得できるグルメバーガーでした。

大阪市住吉区苅田3丁目17-10
06-7222-0012
営業時間:11:00~18:00

This is Burgerハンバーガー / あびこ駅我孫子町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 我孫子 その他料理カフェ