2015年01月

フォース 1月

ランニングの後で本年初の表記の店で友人と会食。何度も書いてしまうんだけど店主はずっと昔高校を卒業して当時一世を風靡した伝説の大阪のお好み焼き店「たこ八」の店長をされていて人生でお好み焼き以外の仕事をした事がないという凄い人物。お好み焼きキャリアは25年になるらしい。

この日はいつものように中ジョッキ3杯分が入ったメガジョッキを所望。量は3倍で価格は1.5倍なので超お得。これをしっかりと飲み干してメガ酎ハイを頂くのがこの店での飲み方。

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ビールのアテはお好み焼きの鉄板で焼き上げる餃子。パリパリモチモチしてとっても美味しい。

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焼きそばは麺をダブルにしてもらって帆立貝柱と蛸をどっさり入れてもらう。キャベツは食感を考えて切り立てを2回に分けて投入する。丁寧に根気よく仕事をされる姿はとても美しい。 焼きそばの下にキャベツを敷いて提供される。焦げないように少しでも美味しく食べてもらおうと言う工夫がとってもいい。

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別売りのソバだれも「たこ八」の伝承。玉子の入ったあっさりしたつけダレでいただくとスルスルと食することが出来る。大振りにカットされたタコとこれでもかというくらい入る生の帆立貝柱は鮮度も素晴しい。

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お好み焼きは海老と豚入りを所望する。 お好み焼きの下にもキャベツを敷いて焦げないように配慮。 来上がってから食べやすいようにカットしてくれるんだけど力点を上手に使ったコテさばきが美しくてお好み焼きがほぼ潰れない。。 生地はふわふわのとろとろ空気がいっぱい入っていてとても軽い。いくらでも食べれそうな食感。

生地は一日冷蔵庫で寝かすのがポイントらしい。キャベツは劣化を防ぐ為に切り立てを使用し残ったものはナイロン袋で保管。よく聞く話だけどお好み焼きのおいしさはキャベツの質と切りかたがポイントとよく聞く。 美味し過ぎてメガビールとメガチューハイとメガハイボールを飲んで合計3リットルでお腹がたぷたぷ。。

私がここ数年で一番美味しいと思ったお好み焼き屋さん。。値段は他店の7掛けくらい。とってもリーズナブルで使いやすいので是非オススメです。隣にコインパーキングもあり。    

大阪市住之江区浜口西1-13-7 電話なし 


カテゴリー 住吉公園, お好み焼き |

深瀬鮓

1948年創業の堺の出島にある持ち帰り専門の穴子寿司が有名なお店。高齢の父親が好きなのでいそいそと買いにいく。お店は普通の民家のような感じでこの日も小上がりの上にはコタツがあった。

最近は店の西側に4台くらい停めることが出来る専用駐車場があるんで便利。場所は国道26号線の出島の交差点を東に入って南海本線の効果をくぐって100mのところにある。阪堺線の御陵前駅から西に徒歩5分。真ん前には鷺橋という橋があって私の祖父がこの場所の出生で生前に寄進したと聞き及ぶ。

店に入るとご主人を含む3人の職人さんがせっせと寿司をつくる。この店の深井さんというご主人のお兄さんが近くにある堺の魚市場で穴子の卸をしている。彼の子供の頃のあだ名はずばり「ア◯ゴ」だった・・・・( _ _ )……….o

そういえば魚市場で乾物屋の息子さんもいて彼のあだ名は「ニボ」(煮干しの略)だった記憶がある。そんなことはどうでもいいんだけど定番の穴子にぎり寿司が900円。箱寿司が600円。それ以外にも海老箱、バッテラ、海苔巻き、握りもある。

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この日は奮発して上穴子寿司2205円を所望する。普通の穴子寿司はいくつか造り置きをしているようで上は注文してから5分くらいで出来上がる。

上と並みの差は穴子の切り身の大きさで分厚い身を大きくカットしているのが特徴。お店の方が一度上を召し上がられたら皆さんそればかり頼まれますと言っていた。お店はひっきりなしの注文で3人の職人さんが平日なのにフル回転。

見るからに柔らかそうな穴子に濃厚な煮詰めが塗られているのが特徴で口に入れるとふわふわで甘くてまろやかで皮のゼラチン質もねっとりしてとっても美味しい。柔らかいのに身崩れしていないのは老舗の技術であろう。

一般的に穴子の旬は夏と言われるが実はこの時期の穴子は脂が乗り切ってこってりしてとっても美味しいということはあまり知られていない。楽屋見舞いや土産にちょうどいいし女性には特に喜ばれる。予約をしてから取りに行くのがおすすめ。

堺市堺区出島町1-1-22

072-241-4593 9:30~18:00

火曜休

深清鮓寿司 / 湊駅御陵前駅寺地町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 堺市, 寿司 |

SHRIMP SHRIMP (シュリンプシュリンプ) PART2

昼間に友人とオマール海老の話をしてたらどういうわけか食べたくなって裏なんばにある表記の店を訪問。いわゆる海老バルで裏なんばに2店舗ある。裏なんばが今ほど人が来なかったころはガラガラのお店だったんだけど今や寒空の下のテラスでえびを食べる若い女子を見ることが出来る。

オマール海老の量り売りのお店は大阪では先駆者としてお初天神の「オマール」が最初。そこから破竹の勢いで店舗を展開する「orb」はフレンチやイタリアン、中華などのテイストを組み入れて大繁盛となっている。両方のお店は100グラムあたり600円と以前よりも値上げをされたがこの店だけは500円と据え置き価格。大体250グラムから300グラムくらいのものが多いので2000円くらいで生きたオマールが食せると言うお得感がこの店のウリであろう。

伊勢えび専門店みたいにハードルが高くなく水槽のオマールだけではなく冷凍の廉価版も用意してあり、その他の外国産の適当な名前を付けた冷凍海老も生食をはじめいろんな調理法で提供されているのが受けている理由であろう。味の方は言わずもがなである。 この日いただいたのはオマール海老のみ。

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店員にマジックハンドを借りて一番大きなものを捕獲する。店員の姉さんに写真を撮ってもらう。計量すると950グラムとヘビー級のものであった。 捕まえた海老は焼きか蒸しかと聞かれる。追加料金を払えばブイヤベースやクリームチーズを載せたテルミドールに出来るが今回は蒸しをお願いした。

スチームコンベクションで調理しているのだと思うが時間がかかりまくって寝そうになる。 白ワインの質はイマイチ。。客層が若い方が中心なのでが原価500円から1000円未満の悪酔い系のボトルワインばかり。

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出来上がったオマールはマヨネーズソースでいただく。思いのほかしっかりと身は入っていた。活オマール独特のシコシコした身は食べ応えたっぷり。味噌もたっぷりでガーリックトーストと一緒にいただくとワインが良くすすむ。 しかし大味なので途中で食べ飽きる・・・伊勢エビのように素材自身に甘さや旨さがあまりないのでムシャムシャ食べる感じのものではない。

爪の肉も同様だけど大きいので食べ応えはある。大人数でわいわいと食べるにはいいと思う。水槽ももっと大きなものにして水着に着替えて泳いで捕まえることが出来れば楽しいんだけどな・・・・と思いながら一人で海老を食す2015の正月でした。

  大阪府大阪市中央区難波千日前9-12 千日前セントラル第3ビル1F


カテゴリー 難波, バル |