2011年09月

住吉大社記念館 吉祥殿

表記の場所でとある会合に参加。昼食をいただく。。普段は冷たいお弁当にお吸い物というパターンが多い会合であるが、さすが一流のおもてなしをされることに驚いた。

焼き八寸は鱒の焼き物と銀杏豆腐のイクラのせ、ひじきの旨煮、烏賊飯、小芋田楽、出汁巻き卵、蟹のさつま揚げなど多種いろいろなものが小さな箱に盛り合わせとなっておりビールが欲しくなるような取り合わせであった。

ここで熱々のご飯が陶器の蓋物で出てきてご飯とともに氷の器に盛られたお造りが2種類。残暑厳しい時であったのでその瞬間に涼風が流れた感あり。

蓋物は一見茶わん蒸しに見えるが豆乳蒸しとのこと。お酢の入った餡が掛けられておりこれも暑気払いとなる。130人以上の食事をするほとんどの方が高齢者で量的なものもよく考えられている。小鍋には肉うどん。。出汁は限りなく薄く作っており万人受けする素晴らしい献立である。

水菓子は巨峰と20世紀梨。こういう部分はきちんとつくられる。やっぱり締めが一番大事であること。。食後のコーヒーもとても美味しい。 低価格の予算であっても温かいもの冷たいのものメリハリをしっかり作って提供される姿勢に感服する。いろいろな部分を参考にさせていただく。。

*現在弊社で冷めた天ぷらの改良をプロジェクトチームを作って行っている。。 若い人たちの頑張りにわが社の未来がかかっている。 調理師であっても明日を新たにすることの大切さが少しづつ浸透してきたかと感じる今日この頃である。


カテゴリー 住吉大社, 和食 |

近江屋 支店

通天閣歌謡劇場にて大西ゆかりコンサートを見る。午後9時終了後付近の昔からなじみの店はほとんど終了。唯一10時までやっている近江屋さんの支店で串カツをいただく。。向いの本店は9時で終了。。

まずは生ビール大と串カツ(牛)90円。。昔は座ると生と串10本という注文をしていたが今はもうダメぽ。

価格、雰囲気とも、実にスタンダードな新世界の串カツと言う感じ。2度づけ禁止のソースは甘め。衣が大きくてパン粉がほとんどついていなく食感含めてアメリカンドックのような串カツである。モチモチして美味しいという方もいるがなんとも不思議な感じである。ふくらし粉(イースト)か何かを入れているのであろう。。

そのあとは海老、貝柱、茄子、しいたけ。。これで結構お腹が大きくなり終了。。 そこから通天閣下のサントリーバー「Baby」にてオールドジャズを聞きながらハイボールとラムをいただく。。マスターとの会話が実に楽しい。。同席した見知らぬ客から年齢よりかなり若く見えると言われ少しうれしかった。 大阪市浪速区恵美須東2-2-8

近江屋 支店串揚げ / 恵美須町駅南霞町駅動物園前駅


カテゴリー 恵美須町, 動物園前, 串料理 |

力餅食堂 玉出西店

国道26号線沿い玉出交差点北300mにある力餅食堂。昼間はいつも混雑していて老若男女職業問わずいろいろな層のお客でにぎわっている。従業員さんも厨房に男性2人と女性が2人皆忙しそうにしている姿を見るもまた楽し。おはぎも甘すぎずで美味しいし、ちらし寿司もいい味を出している。カレー蕎麦なんてこの店でしか食べれない。カレーライスも冷麺やそうめんなどもあり最近暑い日はしょっちゅう行く。食後にかき氷も低価格であり大盛りで一人では食べることできない。。大脳が凍えて耳がキーンと鳴り、延髄が痺れるのが醍醐味である。

夏の定番の「きつね蕎麦」700円はお気に入り。湯がきたての乾麺に刻んだきゅうり、若布、トマト、錦糸卵、大根おろしに刻みのり、味の決め手は甘めの揚げを刻んだもの。。。これにかつおのよく効いたぶっかけ出汁を入れて食す。

大根の辛味もいいし全ての具材が混然一体となって曼荼羅の世界に導かれる。 後味もさっぱりして胃にも負担なく身体に優しいランチである。。加賀屋にあった力餅食堂もそうだがこの店も何を食しても普通に美味しい。やはり力餅食堂の年季は只者ではない。

大阪府大阪市西成区玉出西2-1-3  06-6651-5294


カテゴリー 岸里玉出(南海), 玉出, 麺料理 |