ワイン&世界の酒 北京 11月【大阪市 梅田/JR大阪】

小好鮨のあとは決まって新梅田食堂街の立ち飲み「北京」に行く。。

酒の店、世界の酒北京(ペキン)。 おそらくこの店に初めて来た客の多くが「中華料理が出てくるわけでもない立ち飲みで何で北京やねん」と思うはずだがそんな無粋なことは聞かない。。

私がよく行く通天閣の下にある中華料理の「香港」は店主が川県の町出身なので店名を香港にしたという。。深夜の焼きめしが最高である。。

そしてこの店ワインはブルゴーニュ、トスカン、リオハ、チリが揃い、ハード・リカーもシングル・モルト、バーボン、コニャック、ラム、ウォトカ、ジン、テキーラ、リキュール…そして国産ウイスキーと、幅広くそろっている。しかも驚くような安い値段。

私は最初にいつも真っ黄色のスピリタスをいただく。これを飲むと元気が出てくるのがわかる。。

支払いはキャッシュオンデリバリーお金は灰皿に札を入れておくと注文ごとに店主が、必要額をと取ってオツリを戻す。トイレも外にあるのでなかなかいいアイデアである。

名物「エッグ」はカンカンに熱した陶器の小鍋に玉子をおとしたシンプルなもの。白身はぶくぶくに泡立って、黄身は生。それを箸でほじくり返して醤油や塩を好みでかける。

この後ワインに切り替える。。 頼んだのはソーセージワイン煮(300円)。 ザワークラウトがとっても相性がいい。。ブルゴーニュも300円から。。

レーズンたっぷりのバターレーズン300円も手作りである。。ワインにとても合う。 店内禁煙なので心地よく小一時間を過ごすことが出来るのは有難い。

焼き味噌はニンニクたっぷり。。エッグに混ぜたりクラッカーに載せたりして味が強烈に濃いのでしばらく楽しめる。

この店に寄るといつもいつも酔っ払ってべろべろになってしまう。 帰りにあんパンと551のアイスキャンディを無意識の中で大量に買っていた。。だれもいない部屋で一人あんパン食べた。。。。。

大阪市北区角田町9-10新梅田食道街 1F

06-6311-2369 16:00~22:30

定休:日曜・祝日

大阪市 梅田/JR大阪 居酒屋

北京【大阪市 梅田/JR大阪】

焼き鳥のあとは毎度おなじみ立ち飲みの「北京」に。あえて紹介するのも気後れするくらいの老舗。思い起こせばこの店で30年くらい飲んでいる気がする。。土曜日の晩は比較的ゆっくりしているので常連には烏賊の燻製を出してくれる。。少しうれしい。。 まず最初にズブロッカを一気でいただく。。舐める酒ではないものが飲みたかった。。胃のそこからじんわりとウオッカの香りがする。この後味がスピリッツの醍醐味。

そのあとはフォアロゼスのソーダ割り。。。

支払いは 「キャッシュ・オン・デリバリー」(客はまず千円札を1、2枚自分の前の金属製の皿に置くまさにヨーロッパのパブのシステムと同じ)。マスターは、客の注文した飲み物を届けるたびに、そこからカネを引いていく。。

この時点で名物の「エッグ」を所望。。お店のメニューのどこにもないんだけど昔からの名物。。昔は卵が一つだったような気がする。入れ物に卵をコンコン2個割り入れてコンロにかけるだけのシンプルさ。うすく塩をしていますが、お好みで塩かけてね。と丁寧なる説明のマスター。。

半熟だった玉子も、数分後には固めのスクランブルエッグ状態に外から内にかきまわして熱々をウイスキーソーダといただく。

半熟も美味しいしウエルダンも旨い。

受け売りだが北京と言う名前は先代の御主人が満州鉄道で働かれておりその中国への想いが高じて名づけたと聞き及ぶ。ちょうど新世界に「香港」という名前の大衆中華料理があってそこの御主人が「香川県」の「港町」出身で香港と名付けたと毎回行くたびに話してくれたのを思い出す。。(どっちでもいい話だが・・・)

ワインもとっても安い。300円から400円でそこそこのワインをいただける。少し高めのカウンターも昔ながら。立っていても全然しんどくない。他の客の飲んでいる姿もまるで座っているよう。ご主人もとっても誠実なお人柄でいい接客をされる

隠れた名物の「レーズンバター」はもちろん自家製。。レーズンの旨さが違う。レーズンバターではなくバターレーズンである。クラッカーの上にこんもりと盛られレーズンの比率がかなり高い。

嗚呼、幸せ。。。。。。。

天井には大きな扇風機があり店のあちこちにレトロな雰囲気が出ている。このお店の歴史を物語っている。客筋もよくワイワイ騒ぐ客はほとんどいない

常連客の飲み方は概してスマート。ささっと飲んでさっと引き揚げる。だから回転もとても早い。。スマートな飲み方を勉強できる希少なお店である。

大阪市北区角田町9-25 新梅田食道街1F

 06-6311-2369 営業時間 : 16:30~22:40

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ぶらり横丁【大阪市 梅田/JR大阪】

大阪梅田の地下街で西梅田駅や阪神電車梅田駅の改札の横に戦後から50年以上そのままの姿で残っている「ぶらり横丁」という飲み屋街がある。一人で電車に乗って帰るときはふらりと立ち寄る。。。。 ぶらり 3件くらいはしごをしてしまう時もあるが入口にある「まねき」といううどん屋はとても有名である。 横丁内はディープ酒場の極み。都心のど真ん中で希少なスポットである。普通の人はなかなか入られないと思う。よっぽど変った方でないと行きたいと思わないかもしれない。 地方の方が見たら異次元空間かもしれない。。 しかしながら個人的にはかなり好き。。 細い通路の両側に屋台風の店がひしめき合う。 料理は店によっていろいろ。食べたいものはほとんど300円から400円くらいである。 横丁の中で昔からよく行く一番奥の店はいまだ名前を知らない。。。 burariyokotyo.JPG そんな店でビールや焼酎を3杯くらい飲んで頭をからっぽにするといい息抜きになる。 写真は執拗にすすめられる名物の特製串カツ。。。かなりボリュームがあって柔らかで甘くて玉ねぎもささっていて旨い。。。 ソースも2度づけ禁止系ではなくいろいろ入っていて濃厚。。。 そのほか名物料理はエチオピア。。。 エチオピア⇒アベベ⇒素足⇒豚足。。。。ということらしい。 あとハリケーンポテトとか気になるメニュー満載。。 このお店のおばちゃんは和歌山出身で最近亡くなられた箕島高校の尾藤監督のご近所と聞いたことがある。まあどっちでもいい話だが。。。。

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