和源【大阪市 天王寺/阿倍野】

若い頃天王寺にあべの銀座というアーケードのついた商店街があり映画館やカフェ、焼肉などを食べによく行った記憶がある。こちらの店も昭和26年にあべの銀座で創業した老舗で、今はアンドビルの界隈に位置する。阿倍野で気楽にちょっとええもん食べよかといったときにいつも重宝する。

1階カウンターは16席くらい。2階は訪問したことがない。常連率がかなり高くて年配の客が多い。時分時は予約は必須。

ビールで乾杯をして最初は旬のスナップエンドウを所望。

タコの柔らか煮も丁寧な仕事ぶり。しかし価格は居酒屋並みというのが嬉しい。。ここで麦焼酎の水割りに切り替える。

続いては作り盛り合わせ。赤身マグロ、トロ、天然鯛、石鯛、とり貝の5種盛り。昔からそうなんだけどこちらのお店のご主人の顔の怖さは特筆モノ。頑固職人を絵に描いたような感じで最近にはない様相。

続いては走りの鱧ちりをいただく。「梅肉にワサビを解いて食べたら美味しいよ〜」と親切に笑いながらご主人は言ってくれるんだけど顔面は超怖い。

マナガツオの味噌漬けもしっかりとした塩梅でお酒といいマリアージュを見せる。

wagon

最後に巨大な鯛のあら炊きをいただいてフィニッシュ。大型の鯛なので身もしっかりとして食べ応え満点。醤油が勝った味加減も悪くはない。何を食べても安定のおいしさ。日本酒もたくさんいただいて2人で15000円でした。ごちそうさまでした。。。

名物は鰹のたたきと鰻の飯蒸しです。。。私は苦手ですけどほとんどの客が注文するマストメニュー。。

大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-5
電話: 06-4399-5550

<p><a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27000544/?tb_id=tabelog_6159a57ea9520744151d40a113056fbcbeb89c95">和源</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/izakaya/">居酒屋</a> / <a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R1707/rstLst/">大阪阿部野橋駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R6531/rstLst/">天王寺駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R6536/rstLst/">天王寺駅前駅</a>)
<br />夜総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5
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大阪市 天王寺/阿倍野 和食

すし割鮮 天山【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】 【大阪市 天王寺/阿倍野】

五島列島で29kgのクエがあがったという事で四天王寺参道にある標記の店で知人15人でクエフルコースを食す。

最初はタタキから。1週間熟成させているので味も深みがあって香ばしさも相まってとてもいい。この料理には篠峯の無濾過純米酒を合わせる。

続いてのヒレ部分の焼きものはゼラチンだらけで魚とは思えない味わい。これには猩猩の小角純米大吟醸を一緒にいただく。お酒の美味しさの方が勝ち過ぎなのが残念。

アラ身唐揚げには〆張鶴「純」の純米吟醸と仙台の勝山「献」の純米吟醸を飲み比べをしながら楽しむ。

クライマックスの鍋は何とも言えない深い味わいで身よりもアラ部分が好物。ゼラチン部分と一緒に骨を吸いまくる。鍋には獺祭純米大吟醸50と極聖高島雄町の純米大吟醸を飲み比べしながら楽しむ。

この他にも石川県のAKIRAや新潟の鶴齢など日本酒を浴びるように頂きました・・・

*今日は休肝日にします・・・

大阪市天王寺区大道1 丁目13-18
06-6777-4839
営業時間11:30~14:00 17:00 ~22:00
定休日 木曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘大阪市 天王寺/阿倍野 和食

阪口楼【大阪市 天王寺/阿倍野】

天王寺の茶臼山にある標記の普茶料理の料亭を訪問。「普茶」とは「普(あまね)く衆人に茶を施す」という意味で、江戸時代初期に隠元禅師が中国から黄檗宗とともに日本へもたらされた精進料理らしい。中国からの精進料理だけど長い歴史の中でちゃんと日本式になっているのも素晴しい。

創業は明治10年で堂々たる門を潜って案内いただくと天王寺公園の池の借景を見ながら食事が出来る広々とした個室に通して頂く。

食事の扉は「麻腐(まぶ)」ネットリした舌触りの胡麻豆腐の胡麻酢掛け。クコの実と松の実と胡瓜のあしらえ。

特菜(トクサイ)は湯葉の長芋巻き。濃厚でトロっとした風味の湯葉の中にシャキシャキした食感の長芋が鋳込まれる。

長陽の節句なので菊酒を楽しむ。

塗りの器はすべて輪島塗で塗り替えをして90年は使っていると言っておられた。

「澄免(スメ)」は精進出汁仕立て。鰹節を使わず昆布と茸の出汁で味を付ける。焼き餅の香ばしさと塩加減が絶妙。

「温菜」は無花果の揚げ田楽。簡単な料理なんだけど滋味深くとても口に合う。

「笋羹(シュンカン)」は懐石でいう八寸。かなり手が込んでて素晴しい内容。木耳とモロヘイヤのお浸し、茶豆醤油煮、苦瓜と胡桃の白和え、トマトと椎茸の灘味噌、栗丸十(栗に模したさつま芋)、信太粟麩、えのきとエリンギのとんぶりあえ。プロの技が光りまくり・・・

 

「油磁」は揚げもの。和歌山産の梅蜜煮の天ぷら、高野豆腐で赤コンニャクを巻いた近江ロール、ゴーヤ、甘長唐辛子といぶりがっこ、大徳寺麩を挟んだ蓮根など。。。

「雲片」とは野菜の切れ端を炒め、葛寄せにしたもの。この日は湯葉飛竜頭で豆苗とひじきがあしらわれる。

合わせ味噌汁と白飯

甘味は桃のジェラートときな粉のプリンにスイカのジュレ。最後まで動物性タンパク質は一切なしで美味しく頂きました。これで1人5,500円(税・サービス別)のハイコストパフォーマンス。完全予約制です。。。

大阪市天王寺区茶臼山町1-30
電話: 06-6771-3522
営業時間: 11:30~21:00<p><a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27041322/?tb_id=tabelog_d6a8c573e8dc11da4d0353dd5397dcb9e3ffdfd0">阪口楼</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC010110/">日本料理</a> / <a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R6536/rstLst/">天王寺駅前駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R6531/rstLst/">天王寺駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R1707/rstLst/">大阪阿部野橋駅</a>)
<br />夜総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5
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大阪市 天王寺/阿倍野 和食