One Curry BAR M’s【大阪市 住之江公園】

住之江区にある表記のカレー店を訪問。ニュートラムの平林駅から徒歩5分。ヤマダ電機の裏の工場や倉庫の立ち並ぶ路地の中にある。

お店の正式名称式名称は
【洞窟と隠れ家にこだわり過ぎて、隠れ過ぎた暇な店 One Curry BAR M's】

近くにコインパーキングあり。11時の開店を狙って入店する。

最初にインターフォンで人数を伝えて入店できるかを確認。「一人です」と伝えると「どうぞ」との返事あり。

何の変哲もない倉庫の扉を開けるといきなり別世界の洞窟登場。
鍾乳洞の中をくぐり抜けるような低い天井の階段を登るとまるで洞窟の一角を切り取ったかのような空間が現れる。店舗のこだわりと作り込みの強烈なエネルギーに敬服する。

店内に入るドアも岩でできていてゴツゴツしていて開け方がわからない。壁も洞窟の中のようなので気をつけないと身体が当たって服や鞄が汚れる。

店内はカウンター4席とテーブル4席。昼のメニューは「バターチキンカレー1,000円(税込)」と「不定期カレー」の2択。迷わずバターチキンカレーを選択する。

続いてカレーの容器を普通の皿か飯ごうかを選ぶことができる。
面白いので「飯ごう」でお願いする。

しばらくして真っ黒な飯ごうが登場。蓋を開けるとバターチキンカレーのルーと竹炭を使って炊いた黒いご飯が姿を表せる。カレーをひとすくいして黒いご飯と一緒にいただく。バターの風味と柔らかく煮込まれたたっぷりの鶏肉がベストマッチ。辛いのが好きな方は辛味パウダーもあり。洞窟と飯盒という取り合わせはかなり面白い。(当然見たことがない)ご飯の上に乗る山芋の酢漬けのトッピングも美味しい。

夜はバーになっていて日本酒の種類もかなり豊富で高級なものもたくさん取り揃えられている。

ランチタイムはソフトドリンクがサービスになっていて瓶のコカコーラを所望する。店長さんもとても優しい。この店はかなりおもろいな・・・・

大阪市住之江区平林南2丁目6−7
06-7507-2335
11:00~23:00
不定休

One Curry BAR M'sバー / 平林駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 住之江公園 カレーライス

二角【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 北加賀屋】

生来カレーが好物で週に2回くらいランチで食することが多い。私のオフィスの近くで口に合う店、数店を定期的に訪問。その中の一つの本格インドカレーのお店。昼食にしたら少しお高いんだけど本場のコックが作るインドカレーにはまるお客が多いと聞き及ぶ。

2014-01-29 13.00.24

しかしながらこの店のカレーはいろいろなブログに乗っているように半端なく甘くて死ぬほど辛い。。。辛過ぎていつも完食出来ないくらい。生卵必須のカレーと言うのも珍しい。一口目はちょっとびっくりするくらい甘い。フルーツ系の甘さで口の中がいっぱいになる。

しかししばらくするとスパイスの辛みがジンジンと襲ってくる。インディアンカレーのように甘くて辛いカレーは日本人好みなんだけど、この振れ幅が半端ではない。口から火を吐く辛さではなく頭の奥から辛さを感じるようなまさに自身の業のカルマが目の前に現れるような辛さである。

2014-01-29 12.31.43

料理を作る人、運ぶ人みんなインド人なんだけど皆さん人が良くて世間話をよくする。カレーを注文するとすべての人に「辛いけど大丈夫ですか~」と聞かれる親切さが心に響く。大丈夫じゃないんだけど大丈夫と言わざるを得ない。頭の毛穴がすべて開くカレーは体調と相談しながらの訪問となる。

ランチはカレー780円のほかにインド焼き飯¥780、チリチキンランチ¥850があるのだけど新メニューのランチセットが出来たようなので早速所望する。

2014-01-29 12.33.53-1

料理長は毎回注文が通ってからチキンやナンを焼かれる。とても丁寧な仕事ぶりである。ガラス越しにこちらに向かってニコニコしながらナンやチキンを窯で焼かれる。お餅のような生地をぺたんぺたんしながら手の中で薄く伸ばして窯の内側にぺたんと貼付けて作る。一度やらせてほしいなと思いながらいつも言い出せない。。。

2014-01-29 12.32.21

お店の壁に小さく貼っているワニカレーと言うポップがとっても気になる。気になるけど注文する勇気がない。料理長の名前はライクワルクンジラルといいインドのカジュラホ地方出身でインド各地のVIPパーティーには必ず料理長として迎え入れられるらしい。

2014-01-29 12.34.52

窯の中を見せてもらったりしながら出来上がりを待つ。どうしてこのインド料理店が二角と言うのかも長年の謎。

2014-01-29 12.37.16

大きくて分厚いナンと一緒に出てきたカレーはルーの中に木の屑の様な香草やスパイスが入りまくり。こんな複雑なカレーはあり得ないというくらい。。 チキンも仲間で味が染んでいてとってもおいしい。カレーはチキンと野菜が選べるので私のお勧めは野菜カレー。。

2014-01-29 12.48.38

最後は甘々のチャイのサービス。辛さがやわらいでほっこり。。ごちそうさまでした。
大阪市住之江区中加賀屋3-5-3
06-6685-5518
11:00~14:00、18:00~21:40
定休日 火曜日

大阪市 住之江公園大阪市 住吉公園大阪市 北加賀屋 カレーライス

グルモン【大阪市 住之江公園】 【大阪市 北加賀屋】

私がヘビーユースする弊社近くのカレー専門店。隣は加賀屋のお好み焼きの老舗の「むらやま」さん。最近私の日記を見て来店される方も多いと聞き及ぶ。

最近はまっている野菜カレー850円を所望する。いつも同じような記事になるので今回は「グルモンカレーの秘密」について説明させていただく。もちろん店主から直接お聞きしブログにも掲載は可との許可を頂いている。

まず野菜サラダが登場。。サニーレタスだけだがオリーブオイルと醤油とビネガーで作るドレッシングが秀逸。。このドレッシングの美味しさにはいつも感心する。

ドレッシングの秘密はオリーブオイルはエキストラバージンを使用し醤油はたまり醤油を使用との事。ドライトマトが隠し味とおっしゃっていました。

注文が入ってからおもむろに野菜を切り出す。。野菜は切り立てにこだわる。この日は南京、人参、タマネギ、なすび、パプリカなど。季節によって種類が変わる。この野菜も奈良の親戚の農家から直送しているとお聞きした。

このお店のカレーなんだけど

①カレー粉を炒める

最初にSBとSTとCBの3種類のカレーパウダーを混合してまずは3時間炒める。。そこに小麦粉(強力粉と薄力粉をブレンド)とコーンスターチをいれてまたまた3時間炒める。これがベースとなる。そのベースを手袋をしてダマをつぶしてパラパラにして溶かしバターで固める。。

②野菜ペーストをつくる

パイナップル、よく熟したバナナ、リンゴ、チャツネ、人参、玉ねぎをミキシングして滑らかにしてから合わせる。

③チキンブイヨンを作る

ねぎと生姜と鶏のネックともみじで3時間煮込む。

①と②と③をあわせて黒蜜と蜂蜜で甘みを加えて塩こしょうで味を整える。塩は塩っけが立ちにくいイタリアの岩塩を使用。これでベースのカレールーのできあがり。気の遠くなりそうな作業である。手抜きは一切なし。。大量生産はまず不可能であろう。

切り立ての野菜を油通ししてカレールーでさっと煮込むのと同時に野菜の味をカレールーに移す。熱い油に食材を入れると短い時間で食材全体の表面が焼けて硬くなり、食材の水分や栄養素が逃げずに残るので食感も良くなる。これは中華料理の技法。

2013-08-31 13.09.20

という事で野菜カレーライス登場。。。かなり大きな皿。。具材の存在がまったくわからないさらさらのルーなんだけどいろんな味がまろやかに混合。かすかな酸味はパイナップルと言っておられた。

他の方の口コミで「家庭のカレーのよう」とあったがとんでもないと思う。一生かかっても普通の家庭では出来ないし日本人が苦手なスパイスは一切入っていないのでとっても食べやすいし食後感がとてもいい。欧風のマイルド系カレーなんだけど手間ひまを聞くとさっさと食べてしまうのがもったいなく思う。

ご主人のお人柄のよさがいいスパイスとなっている。

ごちそうさまでした。

大阪市住之江区中加賀屋3-6-14/06-6685-8606

大阪市 住之江公園大阪市 北加賀屋 カレーライス