カテゴリー:カレーライス

グルモン【大阪市 住之江公園】 【大阪市 北加賀屋】

私がヘビーユースする弊社近くのカレー専門店。隣は加賀屋のお好み焼きの老舗の「むらやま」さん。最近私の日記を見て来店される方も多いと聞き及ぶ。

最近はまっている野菜カレー850円を所望する。いつも同じような記事になるので今回は「グルモンカレーの秘密」について説明させていただく。もちろん店主から直接お聞きしブログにも掲載は可との許可を頂いている。

まず野菜サラダが登場。。サニーレタスだけだがオリーブオイルと醤油とビネガーで作るドレッシングが秀逸。。このドレッシングの美味しさにはいつも感心する。

ドレッシングの秘密はオリーブオイルはエキストラバージンを使用し醤油はたまり醤油を使用との事。ドライトマトが隠し味とおっしゃっていました。

注文が入ってからおもむろに野菜を切り出す。。野菜は切り立てにこだわる。この日は南京、人参、タマネギ、なすび、パプリカなど。季節によって種類が変わる。この野菜も奈良の親戚の農家から直送しているとお聞きした。

このお店のカレーなんだけど

①カレー粉を炒める

最初にSBとSTとCBの3種類のカレーパウダーを混合してまずは3時間炒める。。そこに小麦粉(強力粉と薄力粉をブレンド)とコーンスターチをいれてまたまた3時間炒める。これがベースとなる。そのベースを手袋をしてダマをつぶしてパラパラにして溶かしバターで固める。。

②野菜ペーストをつくる

パイナップル、よく熟したバナナ、リンゴ、チャツネ、人参、玉ねぎをミキシングして滑らかにしてから合わせる。

③チキンブイヨンを作る

ねぎと生姜と鶏のネックともみじで3時間煮込む。

①と②と③をあわせて黒蜜と蜂蜜で甘みを加えて塩こしょうで味を整える。塩は塩っけが立ちにくいイタリアの岩塩を使用。これでベースのカレールーのできあがり。気の遠くなりそうな作業である。手抜きは一切なし。。大量生産はまず不可能であろう。

切り立ての野菜を油通ししてカレールーでさっと煮込むのと同時に野菜の味をカレールーに移す。熱い油に食材を入れると短い時間で食材全体の表面が焼けて硬くなり、食材の水分や栄養素が逃げずに残るので食感も良くなる。これは中華料理の技法。

2013-08-31 13.09.20

という事で野菜カレーライス登場。。。かなり大きな皿。。具材の存在がまったくわからないさらさらのルーなんだけどいろんな味がまろやかに混合。かすかな酸味はパイナップルと言っておられた。

他の方の口コミで「家庭のカレーのよう」とあったがとんでもないと思う。一生かかっても普通の家庭では出来ないし日本人が苦手なスパイスは一切入っていないのでとっても食べやすいし食後感がとてもいい。欧風のマイルド系カレーなんだけど手間ひまを聞くとさっさと食べてしまうのがもったいなく思う。

ご主人のお人柄のよさがいいスパイスとなっている。

ごちそうさまでした。

大阪市住之江区中加賀屋3-6-14/06-6685-8606

大阪市 住之江公園大阪市 北加賀屋 カレーライス

松屋 南津守店【大阪市 北加賀屋】

表記の店でランチタイム。目当てはスパイシーカレギュウ530円。オリジナルよりも少し黄色いカレーに牛飯の肉を載せたもの。ほとんどクセはない。見た目はタイカレーみたいな感じ。

この手の店のカレーにしたら苦みがあってやや辛め。吉野家やすき家のカレーよりも人気があると聞き及ぶ。トマトも入っていて酸味も感じる。

カレーと一緒に牛メシの具を食べると甘くて辛い変な相性となる。なかなかバランスが難しい。

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松屋のカレーはホテルのシェフを引き抜いて独自で開発されていると聞き及ぶ。私は松屋ではカレーしか食べない。カレーマニアの友人はココイチよりも断然美味しいと言っている。昔は専用スパイスが置いてあったが今はもうない。そのかわりカルビソースや焼き肉のタレ、ドレッシングにポン酢、紅ショウガなどいろんな調味料がテーブルの上に載っているのでそれをいろいろかけるのも一興である。

この店のカレーはデフォルとであるオリジナルカレーの煮詰まったものが最高とよく世間でも言われる。。なかなか時間帯が難しいが店員さんに聞くのがいいであろう。

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注目すべきはみそ汁がついている事。この店ではすべての店内の食事にみそ汁がついている。180円足すと豚汁に変更。味を見たかったので変更してみたが価格ほどの価値は感じられない。

カレーにみそ汁が必要なのか永遠の謎である。。と言いながら完食してしまう。

大阪府大阪市西成区南津守6-6-46
06-6655-5633

松屋 南津守店牛丼 / 北加賀屋駅玉出駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.5

大阪市 北加賀屋 カレーライス

アイリッシュカレー【大阪市 中津】

地下鉄中津駅からラマダホテルの前を東へ5分ほど歩いたところにあるカレー屋さん。「らーめん弥七」のある通りの一本南に位置する。看板にある「Irish」の文字とその雰囲気から一見アイリッシュパブかと思いきや実はカレー屋さん。

お店の前にはメニューの書かれたギネスの黒板が置かれ、看板、扉の感じなどはカレー屋っぽくはない。店内も木が基調となった内装で、長いL字型のカウンター。スタンディングテーブルまであり、外観、店内とも古いスタイルのパブの空気を醸し出す。

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アイリッシュカレーとはルーをギネスビールで煮込んだオリジナルのカレーとのことで、美味そうだと思い入店しました。こちらのお店のカレーのメニューは4種類

・アイリッシュ ポークカレー 850円
・アイリッシュ シュリンプカレー 900円
・アイリッシュ フィッシュカレー 800円
・アイリッシュカレー 700円

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12席カウンターに合わせた高い椅子とオープンになった厨房。大きい黒板にメニュー書き。
IRISH Pork CURRYが当店の名物カレーと書かれているので迷わず所望する。もちろんギネスビールもあってそのビールに合ったチップアンドフィッシュなどのつまみも多数ある。

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お店はキャッシュオン。。これもイギリス式か。。特にどおってことはない。Guinnessでコトコト煮込んだポークが自慢だからあちこちGUINNESSロゴだらけ。

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大きな横長の皿の真ん中に楕円形に盛られたご飯の上に、厚切りの豚肉が載る。その上からたっぷりとルーがかかり、揚げたたまねぎと、酢漬けのキャベツが添えられる。玉ねぎとキャベツはとてもいいアクセントになっている。
さらさらのカレールーは黄色っぽい具の入っていない。まろやかで、辛さは控えめなんだけど結構後から来る。フルーツや野菜の甘みと、ギネスビールのせいかをビターな深いコクを感じることが出来る。

豚肉は厚めに切られていてトロトロにやわらかく煮込まれたものが3枚。ボリューム満点。スプーンでカット出来る柔らかさ。口の中でトロトロするが溶けるほどではない。たぶん高圧処理をしているのであろう。咀嚼するとビールの香りが鼻に抜ける。もちろん生玉子、温泉玉子、チーズもトッピング、ご飯の大盛りも可能。

次回は夜に行ってみようと思う。。

大阪市北区豊崎3-6-11

TEL06-6375-5527
11:00-22:00
定休日日曜日・祝日

アイリッシュ カレー 中津店欧風カレー / 中津駅(大阪市営)梅田駅(阪急)中津駅(阪急)

大阪市 中津 カレーライス