堺市

ひだまり庵【大阪府 堺市】

堺にいくとたまに立ち寄る大繁盛店。11:15の開店だけど11:30までに入らないと行列必至。今はもう食べることのできない幻の「ステーキ丼」で一躍有名になったお店。そのおいしさは元より半端ない驚異のなボリュームが印象的だったステーキ丼であった。なんせどんぶりのふたが閉まらなくて丼の上にのっかってる状態。。

そんな事を思い出しながら注文を考える。普段は柔らかいローストビーフてんこもりのビフ飯をいただくんだけど横の客が肉定を食べてたので同じものを所望する。もちろん1.5盛り。その隣の客はビフ飯とオム飯を一人で食べていた。。

790円の肉定1.5盛りはこんな感じ。。。

「どっひゃ」という感嘆詞しか出てこない。いわゆる薄切りのステーキ定食。肉を食べても食べても減らない状態。和牛じゃなくて多分オーストラリアだろうけど赤身で柔らかい。変なクセは全くない。適度な食感のアクセントもいい。火の通り具合も良くて炭の香りも香ばしい。案外あっさりしていてあっという間に完食する。

帰りは15人くらいのウエイティング。。。この価格でこの美味しさでこのボリュームは繁盛するはずだわ。。

堺市堺区甲斐町東3-1-13
電話:072-222-1129
営業時間:【ランチ】11:15(日祝月休み)
【ディナーコース】18:00~21:00(L.O20:00) (土日祝のみ営業)
定休日:月曜日

ひだまり庵ステーキ / 宿院駅大小路駅寺地町駅

大阪府 堺市 焼肉

トミーPART2【大阪府 堺市】

中国語会話のレッスンに行く前に表記の店で一人ランチ。場所は堺東のはずれで阪神高速沿い。食べログ等の洋食部門ではかなり評判の高いと聞き及ぶ。定期的に無性に食べたくなる強烈なボリュームと食材の良さと調理や仕込みのの丁寧さはいつもなるほどと思うポイントばかり。

昼間はガテン系のお客で満員。最近はブログなどでよく紹介されるので遠方から若いお客さんがよく来ると店のご主人が言っていた。コストパフォーマンスも素とても晴らしく、ほとんどの商品が1000円以下で提供されておられる。この時期の私の狙いはもちろんカキフライ。普通の洋食を普通以上に美味しく作られるこちらのお店のカキフライはまさに絶品である。

メニューはこんな感じ。単品もあるけど数種類あるセットメニューがいろいろと食べることが出来てお得。カレーやオムライスに魚フライ、トンテキ、ミンチカツ、ヘレかつなどを組み合わせるようになっている。

お店は60代のおっちゃん2人で運営。聞けば顔は似ていないがご兄弟。「兄さん久しぶりやな~」「おまっとーさん」と同じフレーズをすべての客に言っている。

「おまっとーさん」という言葉は昔よく吉本新喜劇の食堂のシーンで見た記憶がある。まさに昭和オーラ全開。この地で30年以上このスタイルでされておられると言っておられた。とにかく手前のご主人がよくしゃべる。これは〇〇のフライで〇〇のソースで、カレーは4日かけて作るから・・・・とか12月29日のモモコのテレビに出るとか・・・・しかしながら嫌みが全くないのが人としての年期を感じさせる。。

オムライスとカキフライがセットになった通称オムカキ1000円はこんな感じ。

一口では絶対に食べられない超巨大なカキフライが3つ。旨味たっぷりの牡蠣のエキスがほとばしる。注文ごとに塩水に浸かったカキ水洗いして水分をとって塩こしょうをして粉をつけて卵にくぐらせてパン粉をつける・・・・これをひたすら丁寧に繰り返す。。。不味いカキフライになるわけがない。。

大きさの秘密は一つの牡蠣フライの中に3個の牡蠣が入っていてカキを反対向けて抱き合わせて手の中で包みこむように固めて揚げると言っておられた。揚げ油はラードでかなりいい香りがする。もちろん軽い感じで胸焼けもなし。

とてもジューシーなカキフライは自家製のタルタルとの相性も抜群。食べ飽きないようにソースは2種類。その横にご飯三杯分くらいある巨大オムライスが鎮座。オムライスはフワフワで卵の火入れも完璧。ケチャップライスの味の加減やごろごろ入る上質な豚肉も素晴らしく、一品としてのクオリティーがかなり高い。

一つの皿の上に酸味のある自家製ケチャップソースと青のりが入った自家製タルタルとマイルドな味の深いカレーソースが混在。しかしながらすべて絶妙なハーモニーがある。カレーは「昨日4日分仕込んだからどんどん注文して・・・・」と聞いてもいないのに話をしだす親父。

とにかくすべてが凄いボリュームで食べ残したら持ち帰りも出来るようになっている。ある部分格闘をしているような感じ。。親父を見ながらカキとオムライスを交互に頂く。どちらも美味しすぎなんだけど半分位から満腹中枢が働きだす。

キャベツの横にあるこれも自家製のポテトサラダはリンゴ酢を使用していて酸味があり絶好の口直し。かなり柔らかくて口溶け感が素晴らしい。ドレッシングやソースなどすべて自家製なのが立派。

お店は外観も昭和の喫茶店のよう。。表で待つ人の為にどこから持ってきたかわからんベンチや椅子が店前に並ぶ。

車で訪問する人は 近くのコインパーキングに停めるべし。場所はお店で聞いてちょ。帰るときにはご兄弟2人ともに目を見ながらもうええやろと思うくらい「ありがとう」「おおきに!」を何度も言われる。来てくれてありがとうという気持ちがしっかりと伝わる。これだけで又来ようと思う。

個人的にはトンテキとカレーが並外れて美味しいと思う。しかしながら一番美味しいのは2人のご兄弟の人柄なり。

いつの間にか店に似つかわしくないHPが出来ていた。誰が作ったのだろうか。

詳しくはこちら

堺市堺区南庄町1-1-4

072-229-9452
営業時間 : 11:30~15:30、17:00~22:00

大阪府 堺市 洋食

宮崎名物食堂【大阪府 堺市】

堺市にあるビフテキで有名な「南海グリル」が経営する宮崎県の食材を使った業態。
お店は南海グリル中店・東店を西に少し行ったところ。

1Fには宮崎県の名産品を取り揃えている「堺みやざき館KONNE」という店があり.コロッケから牛肉お酒まで取り扱う売店となっている。店内は開放的でとても明るいカフェ調の内装。

お昼のメニューはこんな感じ。

・日替わりランチ 800円
・名物とんこつラーメン 650円
・宮崎県産とねどり チキン南蛮膳 850円
・宮崎県産とねどり 親子丼 850円
・宮崎県産とねどり から揚げ御膳 850円
・宮崎県ハマユウポーク とんかつ膳 900円

迷わず「チキン南蛮膳」850円を注文する。。とねどり事体も宮崎の名産品らしく刀根養鶏場さんが完全無投薬・長期飼育・一貫生産販売で作り上げているブランドと書いてあった。。

メインのチキン南蛮のほかご飯(おかわりOK)に味噌汁、小鉢と漬け物、別皿のタルタルソースが付く。甘酢の照りが入った身は多分胸肉であろう。そのまま食すとかなり酸味が強い。むせ返ってしまうくらいである。衣がほとんどついておらず世間で見るチキン南蛮とは形が異なる。酢豚のような感じである。これが本場のチキン南蛮なのかと考える。

これにタルタルを付けてみると酸味はかなりましになる。玉子の味とピクルスの酸味が特徴。身はプリプリしてかなりうめもんじゃ。

お店の姉ちゃんに「おおきんな」と言って帰る。宮崎出身の同級生の妹に教えてやんべ!

大阪府堺市堺区車之町西2-2-9

 072-275-6080

 

大阪府 堺市 郷土料理ラーメンレストラン