カテゴリー:麺料理

帝塚山めん処 いし井【大阪市 姫松】 【大阪市 帝塚山】

自宅のすぐ近くにあるラサール石井さんのお兄さんが経営していることでも有名なうどん店。場所はちんちん電車の姫松と帝塚山三丁目の間。この界隈はイタリアンやフレンチの店はたくさんあるんだけどお年寄りや女性が一人で食することが出来る店がなく、また低価格で気軽に飲めるお店もないためにそのような需要層をしっかりと取り入れて昼はうどんや定食、夜は簡単な居酒屋メニューの提供で地元の客をしっかりと取り込んでいる。

週末の夜はいつも満席で家族連れからカップルまでビジネス関係以外の客で大盛況。この日はご主人含め厨房に3名、ホールは奥さん含め3名の6名で運営。こちらは古くからずっと総菜店等をされてそれを引き継いでこの場所ですでに20年くらいになると思う。

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まずはビールといっしょにどてやきを所望する。下処理がしっかりしているのでスルスル口には行っていく。特にどおってことはないけどこういう雑駁なものが新聞を読みながら気軽に食せるのが嬉しい。

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水茄子の煮揚げは注文があってから水茄子を素揚げする。火入れ具合も完璧で少し歯ごたえが残る感じが嬉しい。鰹のしっかりと効いた出汁が浸みてビックリするくらい美味しい。これだけを別に5人前くらい食べたかったくらい。

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最後に酢橘の入った冷え冷えのうどん880円を所望する。少し縮れのある細麺でいりこと鰹が効いた出汁にぴったり。出汁の美味しさが突き抜けているのに驚く。麺はしっかりと冷水で〆ているので素麺のようなコシもある。涼感が溢れる全体のビジュアルもいい暑気払いになる。添えられた大葉や茗荷も身体に良さそう。ビールを飲みすぎて会計は2800円。ごちそうさまでした😃

大阪市住吉区帝塚山東1-12-10
06-6675-9608
11:30~15:00・17:00~21:00
定休日 水曜日

いし井 (うどん / 帝塚山三丁目駅、帝塚山駅、姫松駅)

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 姫松ビール麺料理大阪市 帝塚山

そばがき屋 ぐーちょきぱー 7月【大阪市 東部市場前】

先月の昼になんとなく訪問し衝撃的な感動を受けた表記のお店を再訪する。夜にゆっくりと日本酒をいただきながら美味しいそばがきをいただくため今回は自宅から天王寺を経由して初めて乗車するJR大和路線で東部市場前という駅で降車して徒歩10分。

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東住吉区の端っこのかなり辺鄙な場所にこのような瀟洒な店があるということ自体がユニークでお店の細部を見れば見るほど見どころ満載のセンスの良さが伝わってくる。接ぎ木で作ったテーブルの横の壁にはこちらの女性店主が修行された大正区の伝説の名店「凡愚」のご主人からいただいた絵が飾られる。古材を使ったドーム型の天井の意匠も見れば見るほどよく出来ている。お店のあちこちにさりげなく飾られたものがお店に自然に溶け込んで用の美を形作る。

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よくありがちな「可愛い〜」という褒め言葉ではなく、品よく自然に見える内装はいい勉強になる。食器も友人の作家さんに作ってもらったりオールドガラスを骨董市で買ったりしたり店主のお母さんが趣味で集めた古物と聞き及ぶ。棚には古九谷や古備前の器がさりげなく飾られている。

最初にサッポロ瓶ビールでのどを潤してから店主セレクションの日本酒とともにお任せコース仕立てでいただくことにする。

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前菜の人参のマリネには赤玉ねぎのみじん切りと煮豆が添えられる。茄子のオイル漬け、シシャモのみりん干し、板山葵の盛り合わせ。地味だけど上質感溢れるものばかり。朱塗りの器も美しい。

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さらっとした福井の辛口のお酒がこの時期にぴったり。続いて看板商品のそばがきを所望。蕎麦粉を目の前のヨーロッパ製の製粉機というかミルで挽いてくれるのだが挽き加減を5段階で選ぶことが出来る。その荒さで出来上がりの食感と味が異なるのは前回のランチ訪問で確証済み。

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蕎麦は福井県の丸岡産のものを使用。今回は一番滑らかな1番を所望する。細かく挽かれた蕎麦粉を小鍋に入れて水と一緒に練り上げる。

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出来上がったものを擦りたての山葵、塩、葱醤油でいただく。挽きたて出来立てのそばがきはフワフワのトロトロで、世間一般的にイメージするそばがきのもそもそ感や嫌なネッチョリ感は全くない。打ち立ての蕎麦よりも個人的には美味しいと思う。山葵や塩、醤油を付けることで甘味が更に引き出される。
透明感のある洗練された蕎麦の香りが飲みこんだあとに喉の奥から感じられる。

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お酒のあてに豆腐の味噌漬け。。。不味いわけがない。。器も素敵過ぎ・・・

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昆布に蕎麦味噌を塗って焼き上げたもの。日本酒を中毒になったように飲みまくる。・・・魚の形の器は和歌山の作家さんのものらしい。

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味噌の残りがへばりついた昆布ははさみでカットしてくれるのでそれをしがみながら日本酒を更にいただく。。食事内容もさながらお店の内装や供し方までが素敵すぎる。こちらの女性オーナーの人柄と温かさとセンスの良さが空間すべてを支配する。

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続いて3番目の荒さで挽いて小鍋で練り込んで作ったそばがきを油で揚げた「揚げそばがき」も初めて頂いた。。素朴で優しくて雑味がなくて蕎麦独特の香りがそよ風のように脳幹を刺激するが決して嫌な感じではない。これだけを100個くらいいただきたくなる欲求にかられる。

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ミネラル感たっぷりの白ワインを揚げそばがきにあわせる。夏の夜にぴったりのマリアージュ。グラスはアンティークでお酒を入れると更に美しくなる。

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メインディッシュのそばがき鍋が登場。。鴨肉や茸も入って身悶えしそうになる美味しさ。今年食した食事の中でマイグランプリなり。

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細かい説明は不要で上質の昆布と鰹節と鴨肉と出来立てのそばがきの取り合わせはこれ以上はないと思える食材のコンストラクションである。

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店主お薦めの純米酒を炭酸で割ってミントを入れていただく。お鍋にぴったりの夏酒なり。

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鍋の出汁を少し残してそこに発酵玄米を投入。玄米を炊いて60度で寝かせるとモッチリした食味になる。木村拓哉やローラや石原さとみさんが食べているので有名。これを雑炊に使用するとは何とも贅沢な〆であろうか。

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人参のぬか漬け。。。御上手です・・

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デセールは蕎麦湯のシャーベットにマーマレードを乗せたもの。どこまでこだわる・・・楽しくて美味しくて飲み過ぎて、まさに桃源郷のようなお店に大満足。。

前回ランチタイムでいただいた記事はこちら

大阪市東住吉区杭全8-6-4
06-7710-1913

そばがき屋 ぐーちょきぱー (そば(蕎麦) / 東部市場前駅、平野駅(JR))

夜総合点★★★★☆ 4.5

蕎麦ワイン日本酒ビール大阪市 東部市場前

手打ち麺 やす田【大阪市 新大阪・西中島南方】

淀川キリスト教病院に行った帰りに受付のお姉さん超お薦めの表記の店を訪問。昼休みに一緒に行こうと言われたが時間がなかったので11時過ぎに一人で訪問する。
場所は新大阪駅の東側の崇禅寺駅よりのところ。近くには有名なつけ麺屋もあった。
界隈では手打ち麺のラーメンで有名らしい。

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店内は4人掛けのテーブル席が2つとカウンター席が6席のみ。11時過ぎだったので多分一番乗り。ご夫婦で切り盛りをされている感じ。

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メニューは塩と醤油の2種類のみ。今回は「手打ちらあめんの塩」700円のデフォルトと昆布ご飯150円を注文する。

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5分くらいで着丼。ビジュアルはシンプルでかなり美しい。 スープは薄くで透明感があり、摩周湖かバイカル湖を思わせる。スープの中をスキューバーダイビングしてみたい気になる。

トッピングは肉の味がしっかりするチャーシュー2枚と分厚目の柔らかく炊き込まれたメンマ2切、笹切りにされた白髪ねぎと青ねぎのみ。

スープは見た目通りあっさりしたもの。大分県産地鶏の丸鶏にモミジ、鶏ガラ、香味野菜から採った動物系に昆布、イリコ、サバ、うるめ、マグロから採った魚介系をブレンドしたものを塩ダレを合わせたもの。表面には香味油がキラキラ光る。

味の輪郭はしっかりかつコクがあるもので深みもありとても滋味深い。和食のお吸い物に鴨や鶏肉の動物性の食材を入れたときのような味わい。
旨みのパンチも素直にあるがとても上品である。一言で言えばとてもバランスのいい穏やかな深い味わい。臭みや雑味、塩気の尖りは全くない。52才の身体に沁み渡る印象深い味わい。

そのスープに合わせているのが全粒粉を含む3種類小麦粉をブレンドしたものをを手ごね、熟成、足踏み、手伸ばし、手切りと完全手打ちで作られた麺。
客はこの麺を目当てに遠方から訪問する。自家製感たっぷりの平打ちの手揉みによる縮れのある太麺は食べ応え満点。加水率は食感から42%と推察する。
モチモチして弾力もあり手打ちうどんを思わせるようなコシがあるのにビックリ。小麦の味もしっかりと感じられて食べ応えもある。

スープを作るだけでも大変なのにさらに自家製麺にこだわる。しかも機械を一切使わず完全手作りというマニアックさ。スープとの相性も申し分なく、味わいの濃さを考えるとその価値は充分にあると思うが人的コストが心配である。

こちらのお店ではスープ切れではなく麺切れを起こしてしまうらしい。

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昆布飯はスープで使用した昆布を細かく刻んで出汁で煮詰めた物をご飯に載せたものであっさりしてとても美味しくラーメンの味を壊さないものに仕上がっている。来週は醤油ラーメン食べに行きます。

大阪市東淀川区東中島1-21-2
TEL:06-6323-6628
営業時間:11:30~14:00 / 18:00~21:00 / 土日祝11:30~15:00
定休日:月

手打ち麺 やす田 (ラーメン / 新大阪駅、崇禅寺駅、東淀川駅)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 新大阪・西中島南方和食ラーメン麺料理