焼肉

石焼鍋いっしん 4月

週末ランニング塾の帰りに友人と表記の店で反省会。上質なモツを和風の出汁(信州長野の特選赤ミソ・白ミソ秘伝の味を加えた特製味噌と、牛骨を24時間以上炊き出した旨みたっぷりのダシに魚介系の魚粉を加えた濃厚あっさり出汁)でいただくお気に入りのお店。

モツはすべて国産なのが素晴らしい。それぞれのモツを丁寧に下処理。。。特にハチノスやセンマイは臭みも癖も全くない。。メニューは白モツ3種の盛合せ(小腸、赤セン、ハチノス) 750円と赤モツ3種の盛合せ(ツラミ、ハート、センマイ) 800円の2コース。。これにいろんなホルモンや肉を追加でトッピングする。

この日は白モツと赤モツの組み合わせにシマ腸、トッポギなど店主にお任せのトッピングをお願いする。キム兄にそっくりの店主はあまりしゃべらずとっつきは悪いが仕事は真摯で美味しいものを作ろうとする情熱が凄いものを持っている。

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キャベツじゃなくて白菜なのがポイント。新鮮なモツととってもよく合う。小腸はプルプルで限りなく甘い。。。アカセンも固くなくてとても味が深い。。すべてのモツがいつもながらかなり新しい。。出汁にホルモンの旨味が加わってそれが野菜に移って美味しすぎて酎ハイがすすみまくる。。。

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この日のスペシャルメニューがグレンスの焼き肉。フランス料理では脾臓(肝グレンス)をいうが今日のはツラミの横のリンパの部分。どちらにしてもホルモンの中でもとても希少で市場にもあまり出回っていないと聞き及ぶ。じっくり焼くと旨味たっぷりで肉を食しているなあと言う気分になる部位である。噛めば噛むほど味がある。。

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途中でパスタマシーンで作るという自家製麺を投入。もともちとした平麺でこの麺だけでもお店ができるくらいの佳品である。

最後の〆は残った出汁にご飯を入れて作るパエリア風の焼き飯。野菜ととモツのエキスがたっぷり。。この店で頂くお酒は辛口日本酒のソーダー割りにライムを入れたもの。。口の中がとてもさっぱりする。難点は飲み過ぎてしまう事。食べまくって飲みまくってお腹がはち切れそうになる。

会計は一人3000円弱。。。財布にも優しいいいお店なり。。

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-3

06-6696-1112

石焼鍋いっしんもつ鍋 / 鶴ケ丘駅西田辺駅長居駅


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焼き肉 がらくた

今から25年前に「がらくた」という変わった名前の焼き肉屋が表記が南住吉の住宅街にあった。その頃の私は大学を卒業し、親が細々と始めた仕出し屋のお手伝い。土日が忙しくて友人と遊ぶ時間もなく朝市場に行って弁当を作って配達して休憩をして夕方から弁当の器の引き上げに廻る。

夜の9時頃に軽トラの荷台一杯に食器を積んで仕事は終了。そのあと自分へのご褒美にこの店で焼き肉を頂くのが楽しみだった。優しいお店の奥さんと頑固を絵にしたようなご主人。佐賀牛にこだわっていて甘くて美味しい肉を味噌タレにつけてご飯と一緒にザブザブ食べると全身に力がみなぎる。当時の私の元気の源だった記憶がある。

その店もいつの間にかなくなり、お店の記憶も風化し、ご飯と焼き肉を一緒に食する習慣もなくなった50歳を目前にした私は、過日に地下鉄あびこ徒歩5分にその店が移転していたことを発見。昨日にお酒を飲まないデザイン会社女性社長の運転で25年ぶりに訪問する。

店の奥さんは25年前から全く変わらず「私、おばあさんになったでしょう」と謙遜され「あなたのことは声を聞いただけでわかるよ」と言っていただき涙が出そうになる。まさに23歳の若かりし当時にタイムスリップしたよう。ご主人も少し痩せられたが頑固な顔は変わらず。ええ肉を出し続けている焼き肉店主の矜持が顔に表れている。

昔と一緒で飲み物はビールと酎ハイだけ。焼酎はなし。肉の店頭売りも当時とそのまま。

メニューも価格も昔からほとんど変わらず。

ロース650円、バラ500円、ハラミ450円、タン450円、上ミノ、塩ミノ450円、ココロ450円、キモ400円、センマイ400円、ホルモン380円、ビビンバ450円。

この日はシマ腸450円、上バラ600円、上ロース700円も別メニューとしておすすめと言っておられた。

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上ロース、ハラミ、上ミノ、センマイを所望するとこんな感じで登場。すべての肉がごちゃ混ぜなんだけど肉はピカピカしている。。。こちらに移転して23年と言っておられた。世間話をいろいろした。ご夫婦が元気で仲良くご商売をされていることが一番嬉しかった。

大ご飯を注文してジュージューと肉を焼きながら思い出と一緒に味噌タレで食す。若い頃の友人や出来事が走馬灯のようによみがえる。肉とタレとビールと白ご飯の相性が良すぎてザブザブ食べまくってしまう。同伴した女社長47歳も下半身太りを気にしながら私の真似をしてザブザブと白ご飯を片手に肉を食べまくる。

この店の味噌タレは私の焼き肉の原風景。見た目よりもあっさりして肉の邪魔をしない。当然どの肉もとても新しくて柔らかくて癖もなく「ホントに美味しいねえ」といいながら最後まで食す。

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玉子スープと若布スープは300円。キムチは150円。生ビールと酎ハイ3杯頂いてこの日の支払い4800円。感覚値で言えば相場の半額。。この店だけは人に教えたくない・・・・

肉の鮮度がいいのでがっつり食べても次の日お腹に影響しない。他店の焼肉食べ放題なんか行った日には必ずお腹痛くなってしまう。

しかしながら若い頃の青春の蹉跌も今になったらいい思い出である。そういや青春の蹉跌っていう石川達三さんの小説の映画化で萩原健一と桃井かおりの同名の映画を昔に見たな。。。誰と一緒に見たのかは忘れたな。

大阪市住吉区苅田7-3-26

06-6694-9541 火曜日休み

がらくた焼肉 / あびこ駅我孫子町駅


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仔牛亭

南海本線堺駅前の昔からある大衆焼き肉。どういうわけかいつも満席。。70歳を超えたおばはん2人で昔からやっている。

一人焼き肉なのでカウンターで好きなものを食す。店は正式には「こぎゅうてい」と読む。

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1000円のロース肉がこの店のフラッグシップなんだけど仕入れは某スーパー。スライスされたオーストラリアのロース肉をパックから出して自分とこでカットしてタレを浸けて提供。

肉質は悪くないしロスが出ないので安く客に提供出来る。これはよく考えられていると納得。この店の一番人気は厚切りのタン。日によってコンディションは違うが脂ののりまくった根元の真っ白な部分が出てきたらラッキーデーなり。

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この日はハラミと上ミノとセンマイを所望する。焼き野菜と白ご飯はサービスで出てくる。

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横の客は漫画を読みながらの焼き肉。こういった日常の焼き肉はとびきり旨い必要がない。。。早く出てきて安くて少し旨い・・・・

おばはんが優しい。。。これも大きなポイント。。

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センマイはこんな感じ。ボリュームがあって嬉しい。ご飯とキュウリのぬか漬けと生ビーール。。。

ああ至福の時なり・・・・

堺市堺区栄橋町1-7-5

TEL:072-227-7850
定休日:最近無い
営業時間:17時~基本24時*最近早めに店を閉めてます

仔牛亭焼肉 / 堺駅宿院駅大小路駅


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