お店ジャンル

テッパンラブワイン【大阪市 難波】

歌舞伎座の裏にある表記のお店でひと休み。廉価でそこそこの内容のグラスワインがいただけるのと居こごちの良さで最近は8席カウンタ−が争奪戦になる事が多い。鉄板焼きをいただきながらワインを飲むというコンセプトはカジュアル嗜好の若い方にドンピシャ。

目の前にはその日のお薦めワインが原産地と葡萄の品種と価格が直接書き込まれて立ち並ぶ。最初に看板メニューの野菜の鉄板焼きを所望する。

2016-03-26 14.15.51

縦割りにされた万願寺唐辛子となごりのかぶら、滋賀産ジャンボマッシュルームはジュースがたっぷり。紅くるり大根(抗酸化成分のアントシアニンの含有量が青首大根の約3倍。アントシアニンは配糖体なので甘さを強く感じる)、淡路玉ねぎ、プチヴェール の澄ましバターがけのラインアップ。これを食塩か麦味噌で食す。

2016-03-26 14.23.13

 

イタリアピエモンテの【ランゲロッソ 】はネッビオーロ(ピノノワール) 100%の優しくて少し甘めの味わい。野菜の鉄板焼きにはこれがいちばんの相性。【BOW!ルージュ】は春らしい山梨ドメーヌ・オヤマダのテーブルロゼワイン。ソフトな口当たりだけどしっかりとしたコクもある。

【Enira Reserva】エニーラ・レゼルヴァはフルボディのブルガリア パザルジク州のもの。完熟苺(ベリー)とミルクティーのような香り。長く続く余韻もボルドーワインのような感じ。この日一番のハイコスパワイン。

オーストラリアの【Saveoursouls】はサンジョベーゼ種独特の干しぶどう系の凝縮感とタンニンとシャープな口当たりが特徴でパンチのある味わい。壁紙のようなジャケットが可愛らしい。

2016-03-26 14.15.39

フォルマッジョミストはカマンベール&粗挽黒胡椒と青カビ少なめの癖のないゴルゴンゾーラドルチェと銘柄不明のウォッシュチーズ。小さいお店のカウンタ−での食事は周りの客の飲み方食べ方で雰囲気が変わることをこの日は実感。私のようなおっさんがゆっくりと落ち着ける店は難しい。。

大阪市中央区難波4-8-9
06-6647-8766
17:30~24:00
定休日:月曜日

大阪市 難波 鉄板焼バル

cozy coffee spot【大阪市 帝塚山】 【大阪市 姫松】

自宅近くに先月オープンしたコーヒー焙煎のお店。白を基調とした内装もかなりいけててLAな感じ。自家焙煎の機械が入り口にどーんと鎮座。近くのお金もちそうなご夫人が静かにコーヒーを楽しまれている。

オリジナルブレンド”DAILY SPECIAL”は350円 その他の味や焙煎の異なりを楽しむもの(5種類)は400円。エチオピア産、東ティモール産は朝煎りでサードウエーブ系。パプアニューギニア、ブラジル、マラウイーはしっかりした味わいのもの。

2016-03-26 12.14.33

今回はしっかりとローストされたマラウィ産の「Misuku Chinongo」をいただく。1杯ずつのハンドドリップ。柔らかな酸味と密度の高いしっかりと濃いコーヒーを飲んだ感が残るのが特徴。しかしながら丸福珈琲のような苦濃い感じでもない。大きなカップなのも嬉しい。豆だけの販売なら810円/100g。半分はそのままいただいてもう半分はミルクを少し入れて楽しむ。雑貨もかなりおしゃれな感じ。プードルもいて犬好きの私はとても嬉しい。

最近コンビニのコーヒーに口が慣れてきてたので美味しいコーヒーを久しぶりにいただくと気分がリフレッシュする。

大阪市阿倍野区帝塚山1-7-3
06-7710-7062
OPEN 8:00 CLOSE 19:00

COZY Coffee Spotコーヒー専門店 / 姫松駅北畠駅帝塚山三丁目駅

昼総合点

大阪市 帝塚山大阪市 姫松 カフェ

ジャンゴ(Django)【大阪市 松虫】

阿倍野の松虫交差点東にあるカフェレストラン。辺鄙な場所だけど比較的自宅から近いのでヘビーユースしている。店のジャンルは「男のオーガニックカフェ」無骨なんだけどしっかりと計算し尽くされたカッコいい空間で自家栽培された野菜で作る素材感溢れた食事とお酒を提供される。

知らなければ素通りしてしまいそうな地味で小さなお店は看板(小さな表札のようなものはある)もなく鉄格子に覆われた窓が特徴の倉庫か美容院のような謎めいたファザードで嫌がらせのような重たい木の扉をあけるとLAのダイナーを更にナテュラルにしたような趣味性の高いブラウンな内装と緩いレザーのソファー席が目に飛び込む。店はすべて店主の手作り。店名はジャズ・ギターの神様、ジャンゴ・ラインハルトから。初めての客であってもイケメン店主の「Jackさん」が穏やかに温かく迎えてくれる。*顔はかなり彫りが深くショーンKか外国の俳優さんみたい。写真はHP参照・・・

2016-03-21 21.50.00

BGMはプレーヤとレコードと真空管のアンプが奏でるJazzや店主のお気に入りのカッコいい曲。ボブディランのライブ生録された「風に吹かれて」は背筋がゾクゾクする。一言で言えば素敵すぎる空間。。しかしながら食べログ等の評価を見たときにこの店の空気感や食事の素晴しさはわからない客もいてわからん人にはこのセンスが全く理解が不能であると思う。

以下HPより・・・
世界のソウルフード DJANGO
料理の主役は、土づくりからはじめた畑で有機栽培した野菜。
たくましく根を張った玉ねぎ、真っ赤に熟したトマト、
ゴツゴツしたかぼちゃなど、
旨みと滋養が凝縮された自慢の素材をゴロゴロ使い、
男性も満足できるボリュームに。
味わい深いコーヒー&ベーグルは、
通もうならせる“DJANGOオリジナル”です。
そして、わが家のようにほっとくつろげる内装も自分たちの手づくり。
壁や照明に椅子、カップからカトラリーまで、
ひとつひとつ時間をかけて作り込みました。
そこに流れるのはMose Allison,Eddie Jeffersonなど
懐かしくも熱いJAZZの名曲たち。
いい音楽を聞きながら旬の野菜ご飯をガッツリ食べて大いに語らう、
少し武骨で気の効いた空間、僕が20年間思い描いてきた
『世界のソウルフード DJANGO』です。
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この日は2件目だったのでハイボールに合う料理を数品お任せでお願いする。

2016-03-21 22.10.41

最初の一品は「原木シイタケと広島産カキのコンフィ」ハーブを漬け込んだオイルの中で椎茸とカキをいっしょに火入れ。椎茸にはカキの味がカキには椎茸の味が染み込む。相性の良さはいわずもがな。

2016-03-21 22.21.25

特製グラタン「NONAME」
グラタンソースは春キャベツと白菜をゆっくりソテーして甘みを出したあとにピューレ状にしたものをベシャメルソースとドッキングさせたたもの。
コクを出すためにチーズとベーコンを刻んでトッピング。パスタはリボンの形状のファルファッレを使用。更に小さめの芽キャベツもあわせて「かわいい」を意識して作ったとのこと。

2016-03-21 22.29.19

野菜はほとんどが能勢にある自分の畑で栽培。カラトリーや箸置きなどもすべて手作り。
続いての料理も「NONAME」
収穫したての人参2種とじゃがいものキタアカリをソテーしたものに野菜スープといっしょにピューレにした人参ソースをかけたもの。身体に優しいホッとする料理は野菜の甘味と苦みがしっかりと感じられる。ウサギになった気分・・・

2016-03-21 22.31.51

70年と80年代によく聞いたリンダロンシュタット。懐かしくて涙が出そうになる・・店主さんが料理に合わせた丸い音楽を選んでくれたらしい。

2016-03-21 22.47.08

「石見ポークバラ肉のビール煮込み」
石見ポークのバラ肉塊に焼き目をつけて、季節の野菜のソテーしたものといっしょにビールといっしょに煮込んだもの。パンチをつけるためにアメリカ・サンフランシスコの地ビールで苦みの強い「リバティーエール」を使用。。豚肉と野菜ソテーの甘み・ビールの苦みのコントラストが楽しい。お酒は当然バーボンウイスキー・・・

こちらのお店のスペシャリティであるベーグルと一緒にいただく。生地から焼き上げまですべて手作りで甘くてモチモチした食感が特徴。

2016-03-21 23.04.46

続いての料理も「NONAME」海老好きの私のために作っていただく。
エビを頭と殻をつけたままで焼いて香りを出したあとに殻をむく、多めの自家栽培ニンニクでアスパラといっしょにソテー。スープストックの中で外した頭を煮出しエビのダシと葉玉ねぎのピュレをあわせたソースを添えたもの。当然のことながら海老とソースの調和が素晴しい。

私の口によく合う優しい料理と、心に染み入る音楽、カッコいい空間と落ち着きのある雰囲気は最高の安らげる場所。夜は予約必須です。

大阪市阿倍野区王子町2-4-11第2ナカビル1F
06-6115-7955
営業時間11:30~15:00
17:30~22:30
定休日火曜日 第一第三水曜日

大阪市 松虫 カフェ