天下茶屋にあるヘビーユースする表記の寿司店を友人と訪問。南海天下茶屋駅の高架下に在る商業施設「ショップ南海」北口横に位置する。
国道26号線沿い岸里駅北200mにある老舗寿司店「越中屋」の支店というか暖簾分け店。
またその向かいに持ち帰りと立ち寿司の3号店があり、ややこしくて看板もなく、わかりにくいので若い店主の名前の「東野」を通称名として使っている。
立地も良くて本格的な高級寿司が手軽な値段でいただけるために夕方の早い時間からいつも満席状態が続く。予約はできるが電話番号は非公開。店内は狭いカウンター8席のみ。客層は色々で敷居はかなり低い。初めての客用におすすめ握り5貫が人気。壁にはその日のおすすめのツマミとその日の仕入れで変わる握り寿司のメニューが価格とともに記される。握りは全て1貫から注文できるのが嬉しい。持ち帰りの巻寿司や棒寿司も大人気でかなり美味しい。
麦焼酎と一緒にツマミを色々いただく。脂がしっかり乗ったふわふわ食感の「鱧湯引き」は自家製の梅肉と山葵とともにいただく。「剣先烏賊下足七味焼き」は焼酎にぴったり。国産鰻をパリッと焼いた「鰻白焼き」は玉子焼きと一緒に供される。小ぶりの活蛸酢は旨味たっぷり。何をいただいても外れはない。1人前を全て半分にシェアして出していただけることに敬服する。
握り寿司の扉は一丁付の「小肌200円」は塩と酢のバランスが完璧でかなりレベルの高いものになっている。続いて出汁をいただいてから食べる「煮蛤400円」はふわふわの仕上がりで低温で出汁漬けしていると推察される。「剣先烏賊耳150円」はコリコリの食感。脂乗りまくりでトロトロの「アイナメ250円」「生下足150円」も下処理が丁寧で完璧。
かなり新鮮で角の立った「平らぎ貝柱300円」は食感がとてもいい。「車海老350円」はとても甘々。旬の「鰈250円」もしっかり脂がのって味が深い。この時期しか属せない「石影貝300円」もコリコリ食感で旨味と甘味がたっぷり。最近は陸前高田で養殖もされていると聞き及ぶ。
これら以外でも食指が動くネタがたくさんあったけどお腹いっぱいで食事終了。
過去の越中屋はこちら
大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
営業時間:17:00〜22:00
定休日:水曜日