大阪市

カフェラポッサ 12月【大阪市 西田辺】

西田辺駅近くの古い2階建て長屋を改装したカフェを夜に訪問。ハイセンスな手作りスイーツが有名で昼は常に満席状態。5月にオープンなので約半年が経つ。元うどん屋さんの店舗をリノベーションして和の空間にアンティークな洋の家具を配置。一つ間違えばださださになりそうなんだけどかなりカッコいい店となっている。
夜はおばんざいセットがお薦め。料理4品と飲み物がついて1000円。

2015-12-20 18.13.54

小松菜と揚げの炊いたもの、大きな飛竜頭がかなり美味しかったおでん盛り合わせ。冷食のたこの唐揚げはご愛嬌。具沢山の粕汁。。。NY出身のご主人をもつ美人マダムが料理上手なんで何を食しても美味しい。サービスはキュートで超かわいい娘さんが担当。顔はアメリカンなんだけど言葉は大阪弁。
お店のあちこちに置かれた観葉植物もセンスがいい。

2015-12-20 18.16.32

肌寒い日だったのでグラタンを所望する。大きくカットされたパンと帆立貝がたっぷり入ったこんがりと香ばしく焼かれとても美味しそうなビジュアル。懐かしい和のテイストも感じられてとてもいい感じ。
その他のお食事メニューもロースカツサンドや手作りピザ、日替わりご飯など充実。お薦めです。。

大阪市阿倍野区阪南町5-5-4
090-8208-8989
営業時間10:00~22:00
定休日月曜日・火曜日

カフェ ラ ポッサカフェ / 西田辺駅南田辺駅鶴ケ丘駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 西田辺 カフェ

竜田屋【大阪市 難波】

週末は遅掛けにスターウォーズ4Dを見てからお気に入りの表記の店で晩ご飯。場所はなんばグランド花月の近くのなんばオリエンタルホテルの前。店内はいろんな年代のいろんな人でにぎわう。2階は座敷と個室になっているが1階の昭和感溢れる食堂が個人的にお気に入り。最初は入り口付近に並ぶ沢山の総菜をいくつか選んでカウンタ−席でビールとともにいただく。

2015-12-19 20.08.55

お店のご主人お薦めのツブ貝の造り。とても新鮮でコリコリシコシコしてとても美味しい。肝とビールの相性も抜群。こちらの店は朝早くから深夜まで営業しているのでいろんなシチュエーションに対応出来てとても使いやすい。

2015-12-19 20.11.47

ホタテの貝柱をさっと揚げてアスパラと一緒に炒めたもの。これもビールにぴったり。この店は何を食べても間違いない。お店のメニュー数は100アイテム近くあるであろうか。特にてっちり鍋2400円はボリューム満点で個人的にはお薦め。

2015-12-19 20.21.10

普段はレアに焼かれた出汁巻と軽く炙ったタラコがマストアイテムなんだけどこの日は明石焼風の玉子焼きを所望。中に刻んだたこが入っていて創意もあってとても楽しい。この他にも甘辛濃く炊かれた鰯や茄子の田舎煮、蕗の有馬煮、河豚皮が個人的な好み。

2015-12-19 20.26.22

こちらのお店で必食の銀ダラの味噌漬け。浸かり具合が最高で菊正宗の熱燗とともにいただく。いつもいろいろ頼みすぎて思ったより値段がかさんでしまうのが常。

2015-12-19 20.37.47

メニューにはない海老の天ぷらを所望する。いつも頼んでいるのでお店の方も慣れたものである。大きな海老で食べ応え満点。ここで二階堂のソーダー割りに切り替える。

2015-12-19 20.58.56

続いて河豚の唐揚げ。ちゃんととらふぐを使用。この頃になると満腹中枢が麻痺してくる。この他にも尻尾の方が美味しい「鯖塩焼 300円」「きずし 600円」「ポテサラダ 300円」もいただきたかったが次回の楽しみにする。

2015-12-19 20.26.49

〆は粕汁。熱々でさらりとしていながらコクがありとても美味しい。大衆的な店なんだけど普通のものが普通よりも美味しい難波では希有なお店。年中無休です。

大阪市中央区難波千日前11−24
06−6632−4788
営業時間:AM7:30~AM2:00
定休日:なし

大阪市 難波 居酒屋

ラ・フェットひらまつ【大阪市 肥後橋】

中之島フェスティバルタワー37階にあるワンフロアに広がる表記のグランメゾンを訪問。今回は私が総理する30人くらいの団体での会食。パッケージとなった宴会用の9000円の献立をご提供いただく。(飲料込みで税別14000円)こちらはどのバンケットルームも景色が素晴しくこの日の夕刻は淡路島も彼方に見ることが出来た。

2015-12-18 18.15.52

持ち込みシャンパンで乾杯をして最初に小さな箱に入ったマカロンが登場。女性受けしそうな設えはさすが。見栄えだけでなく食してもかなり美味しかったのにビックリ。最初の一皿で6割以上の印象が決定するのでその辺りがしっかりと科学されていることが理解出来る。

そのあとは通年で提供されるグジェール(チーズを練り込んだ一口サイズのシュー)。小さなものであるが最初の一口には最適なものである。

2015-12-18 18.25.46

続いてスプーンに乗ったサーモンとサワークリームの取り合わせはかなり上質感があった。他の方はマグロ料理だったが私が苦手なのを知って代わりにツブ貝の冷菜をご提供いただく。

2015-12-18 18.33.33

「フォワグラのポワレとセップ茸のリゾット トリフの香りがしっかりついたソースペリグー」もこちらの定番料理というか宴会フレンチの鉄板料理。牛肉系のフォンにマディラ酒とみじん切りしたトリュフが入ったソースなんだけど泡状に仕立てているのでトリフの香りがよりしっかりと立つ。万人受けする上質感はとてもいい。

2015-12-18 18.13.15

中がムッチリとした自家製パンもかなり美味しかった。バターはいつものエシレ。LALの国際線でいつもいただく。酸味の効いた香り高いバターはどんなパンでも美味しくなる。

2015-12-18 18.46.49

52度で柔らかく蒸し焼きにした真鯛とハマグリのエスカルゴバター 付け合わせはポワロとクリームチーズを合わせたラビオリ。エマルションされた軽い酸味のあるあっさりとしたサフランソースもまずまずの仕上がり。

他の動物性タンパク質よりも融点が低い魚の脂分を出来るだけ逃がさないようにすることと身にダメージを与えないための調理法で最近界隈のレストランでこのようないただく機会も多い。以前いただいたときはイマイチだったけど今回は鯛の身がかなりしっとりして火入れと塩の加減も完璧であった

食事は総じて全体的に上品な仕上がりであらゆる年代層の方でも美味しくいただける工夫が随所にされているのはさすが。
ワインもすべてひらまつ直輸入のものらしくこの日はフローラルな感じのリュベロンの白とそれなりにボディもありながら飲みやすいコート・デュ・リュベロ。双方ともにはボディーもあり早飲み系だけどそれなりに美味しい。高価な味わいではないけどクセや嫌みのない、皆が美味しいと感じる上質な味わい。

2015-12-18 19.03.37

シャラン産の鴨肉の炭火焼に季節野菜と赤ワインのソース。これもよくある仕事であるが鴨肉に炭の香りがよく効いており下に敷かれたマッシュポテトとの相性もまずます。宴会料理にすると肉の質も含めレベルは高いと思われる。

2015-12-18 19.32.52

デセールは写真の通り。

ミニャルディーズは一口サイズでどれも美味しい。ホテルを含めいろんなところで団体での宴会フレンチをいただくことが多いけど、美味しさと上質感ではリッツカールトンとともにこちらが大阪では双璧であると思われる。

さらに特筆すべきはこの日のサービス責任者の義富綾乃氏の気配りと先を読む力、卓越したコミュニケーション能力に代表されるスタッフ力である。この部分は他のホテルやレストランを完全に凌駕していると確信して店を出る。

北区中之島2−3−12
中之島フェスティバルタワー37階。

大阪市 肥後橋 フレンチ