泉州マラソンで同じランチームの友人3人が自己ベスト(2人は4時間切りで一人は3時間8分の驚異的な記録)を達成したので打ち上げと慰労会を兼ねてで私がヘビーユースする飛田商店街の表記の店を訪問。
日曜日だったので早い時間帯から超満席状態。近くのお店で待機して席が空き次第に連絡を入れていただき入店する。
ビールで乾杯をして突き出し三種。今が旬の飯蛸と鯛の子とトコブシの炊いたもの。ご主人が気を効かせてすべて4つづつ盛りつけていただく。皆のマラソンレースの話を聞きながらお酒と料理を楽しむ。何ヶ月もこの日のために練習をして禁酒をして、病院でビタミン剤を打ちながら炭水化物を大量に取ったり整骨院でメンテナンスを重ねたり、様々な努力と苦労が実を結んだのでお酒のおいしさは格別とのこと。
若布と筍の炊きあわせ。ほろ苦いアクが身体に良さそう。私はこの日は出場していないが皆の話を聞きながら一緒に感動のお裾分けをいただく。
分厚く切っていただくてっさも熟成感も感じられてとても美味しい。泳ぎ河豚の店でたまに捌きたてのてっさをいただくが、身に味が乗っていないことが多い。こちらのお店はそこのところをちゃんとわかっておられていい塩梅に寝かせたものを切り付ける。
白魚を生姜醤油でいただく。これは普通で生食はそんなに元から美味しいものではない。今回のマラソンレースもチームメイトがスタート地点に激励に行ったり一番しんどくなる場所で待機して自転車で並走したりして個人競技なんだけどチームの応援や支えが個人のパフォーマンスを飛躍的にあげることが出来ることを目の当たりにする。
経験上42.195kmはつらいけれども乗り越えられる距離で完走したら世の中のすべての苦しさを克服した気持ちになれるのが42.195kmという距離だと最近思うようになった。完走した後のやりきった感は他のスポーツでは味わえないものがある。
ふぐの白子を所望したが売り切れだったのでタラの白子にする。お酒はいつもの純米酒の「真澄」さんご指名。
赤貝の造りもかなり美味しい。サイズも鮮度も素晴しい。
生の鳥貝は少し癖があるけどそれが好きな私には最高の御馳走。殻から外したてなので皿の上でうねうねと動きまくる。
河豚の酒蒸しは鉄板級のおいしさ。日本酒との相性抜群。辛口の熱燗と一緒にいただく。
一通り美味しいアテとお酒をいただいた後は寿司を適当にいただく。車海老の握りは味噌まで甘々で食べ応え満点。
丸々一匹使った穴子も食べ応えありで丸々一口でいただくと口が穴子で窒息死しそうになる。
ぱりっと焼き込まれた鰻の白焼きは脂が多いので山葵をてんこ盛りにして食す。鰻の脂と山葵が調和してとてもいい。知り合いの外国人が新宿の寿司屋でジョンレノが映画の中でで大量のワサビを食すシーンの真似して食べまくってぶっ倒れたのを思い出す。
鮑はコリコリして美味しい。最近はどこでも蒸し鮑が主流なんだけどたまに生の鮑をいただくと海に潜っている感がする。海水と磯の香が口の中に満たされて楽しい。
最後はしめ鯖の握りでフィニッシュ。レースの後なのにみんな食べまくり飲みまくりで楽しかったです。お疲れ様でした。。。
すし寛の詳しい情報はこちら
大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休