大阪市

コロンビア8(堺筋本町店)【大阪市 堺筋本町】

ジムの帰りに表記の店でランチをいただく。10年前にも訪問したことがあることを思い出す。後で調べてみると大阪のスパイスカレーのパイオニアのオギミールさんは独学で2008年に北浜で創業し、今や関西を中心に6店鋪のお店を展開されている。イベント等に使用されるキッチンカーも持っておられるとのこと。

こちらの堺筋本町店は数ある中の支店の一つ。オギミール氏の教えによって、初めて来店の客は以下の3つのカレーからチョイスすることになっている。2回目からは辛さが癖になる辛口キーマがいただける。

・キーマカレー(これが一番スタンダード)
・ヌードルライス
・ほうれん草キーマ

この日はこちらの支店でしか食べることができなく、今までいただいたことのないヌードルライスを所望する。

しばらくして出てきたカレーは独特のビジュアル。お店のスタッフさんもとても親切で紙エプロンを出してくれたり丁寧にカレーの食べ方の説明をしてくれたりでとても感じがいい。

カレーソースの基本味は鶏肉でとったブイヨンでそこに30種類以上のスパイスを加える。真ん中の煎った黒胡麻が独特の個性を醸し出す。ソースの中にはカシューナッツやレーズン、インゲンのピクルスも入る。そして酢漬けのオニオンスライスの上にはこちらのお店のトレードマークの揚げたシシトウが鎮座。

こちらのお店の合言が「右手にスプーン!左手にししとう!」で左手でシシトウを持って齧りながらカレーをいただくことを勧められる。店内掲示によると、「当店のキーマカレーはししとうの苦味と合わせて」おり、「苦味はスイカに振る塩のような働き(現代の若者には分からないような気も笑)で、スパイスの香りをひらい(拾い)やすくしてくれます。」との事。

中に入る麺はベトナム料理のフォーのような透明な平たい麺でもちもちとした食感。
黒胡麻とネギの風味、スパイスの辛味、ししとうの苦味のバランスが新しい感覚でなんとも言えない味わい。
麺を食べ終えると麦飯と卵を入れて、今度はマニュアル通り右手の箸をスプーンに持ち替えていただく。

卵を入れたことにより味わいはよりマイルドになる。というかこのカレーを考えた方は本当にすごいと思う・・・さすがとしか言いようのない味わい深いカレーでした・・・・

大阪府大阪市中央区南久宝寺町1丁目9-2 オルギナビル 1F
06-6121-6985
営業時間11:00-15:00(月-金)
11:30-17:00(土祝)
定休日日曜

大阪市 堺筋本町 インド料理

六花【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の船大工通りに9月末にオープンした表記の和食店を訪問。「鮨いわもと」のあるビルでおにぎり屋さんが目印。

お店は6席カウンターのみでカウンターの中には若いご主人と2名のサービス係兼お手伝いの方が入る。料理はほとんどご主人のワンオペ。北新地のお料理やまだ等で修行されたとのこと。料理は炭火焼を中心としたコース料理13000円のみ。。

先付けは北海道産ずわい蟹。果汁の入った酸味のあるジュレがかかる。

一度冷凍して繊維を壊し3日熟成させたコウイカにカラスミを合わせたもの。ねっとりした食感がとてもいい。

辛口ではない日本酒をリクエストしたらこんな感じのものが出てきた。純米吟醸酒だけどジャケットが現代風。

お椀は炭火で焼きこんだかますと富田林の小芋を盛り込んだ清し仕立て。

真っ赤にいこった備長炭で刺身の皮目を炙る店主。店の中は煙で真っ白(笑)

脂乗りまくりの皮目を炙ったのどぐろ。。

皮目を炙った天然ぶりは果汁を加えたソースで供される。

分厚い身が目を引く和歌山産の鯖の押し鮨は赤酢を使用。

加賀産の蓮根を使用した蓮根饅頭は餡に白子や銀杏、きのこなども入る。熱々で身体が温まる逸品。

低温調理したあん肝にカラスミを乗せたもの。カラスミはオーストラリア産とのこと。

皮目がパリッと焼けた金目鯛はカブラのすりおろしとあけ辛しでいただく。

松茸と鹿児島の和牛のプレゼンテーション。

炭火でじっくりと焼きこんだ和牛は脂分たっぷり。京都産の塩漬けの山椒とともにいただく。シャンパンで漬け込んだミニトマトも口直しにとてもいい。

釜炊きご飯は炭火で焼いた鰆とずわい蟹ときのこ色々とサツマイモが入る。

ご飯の味加減もとてもいい。

デザートは客が着席する1時間前に作るわらび餅。わらび粉とタピオカ粉を使用。出来立てはとても柔らかい・・ごちそうさまでした。。。まだまだ伸びしろを感じるいいお店です。

大阪市北区堂島1-3-9 日宝堂島センター 1F
06-4300-7930

六花日本料理 / 北新地駅大江橋駅渡辺橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 和食

ウルフギャングステーキ大阪【大阪市 梅田/JR大阪】

大阪駅のルクアイーレ10階にある表記のステーキハウスを1年ぶりに友人と訪問。コロナ中はガラガラだったけどこの日は夕方から満席3回転とのこと。。

それなりにお店が小洒落ているのとガッツリと赤身肉が食べたいときに重宝する。

前菜はシャンパンとともに牡蠣のカクテル。牡蠣は全てアメリカ産とのこと。

いつもこちらの店に来たら所望する3ポンドロブスター。これもアメリカ産とのこと。3ポンドだから1360グラム。日本ではなかなか見かけないサイズ。

時間をかけてスチームしていただいたロブスタは爪肉も大きくて身もしっかり入っていてプリプリの食感。溶かしバターをつけて白ワインと一緒にいただく。頭の味噌もとても香ばしい。

メインディッシュのプライムドライエイジドTボーンステーキは焼き具合も好み。表面は揚げ焼き状態で表面は少し焦げて中はレアに仕上がっている。脂のあるサーロイン部分の骨の周りがとても美味しい。

付け合わせのアスパラガスのボイルが瑞々しくてかなり美味しい。。卵系のソースもマイルドで美味しい。。この日は団体で誕生日のお祝いのグループがいたけどガラの悪いヤ○ザ風の親父が店中に聞こえるくらいの大声でずっと騒いでいたので雰囲気ぶち壊し。残念なディナーでした。。

過去のウルフギャングはこちら

大阪市 梅田/JR大阪 その他料理レストラン