ビストロ エピス【大阪市 姫松】 【大阪市 帝塚山】

南海上町線の姫松駅東50メートル、ビルの地下にある小さなビストロ 私が個人的に今大阪で一番おいしいと思っているフレンチレストラン。ビストロとあるが 仕事はかなり丁寧で緻密。スイスホテルのラツールで腕を磨いて堂々と帝塚山現在君臨する。 今流行のボリューミー系のフレンチやリストランテとは確実に一線を画している。 今回は弊社の和食の職人9名と勉強会をここで開催する。 シェフはソムリエの免許も持っているのでワイン(ローコストばかりですいません) と料理とのマリアージュを楽しむことにする。 marine.JPG 最初に「ヒラメと烏賊とサーモンの瞬間スモークのマリネ」油断をしてたらいきなりのカウンターパンチ。 ほのかに桜のスモークの香りがするがまったくのフレッシュに仕上がっている。 これはさっぱりとしたソービニオン系のワインとナイスマッチ。 soseji.JPG 次にワインをシャルドネに変えて「活オマール海老のソーセージ仕立て」 ナイフを入れると肉汁がドバー状態。海老の味噌とソースとコクのあるワインとの 相性は文句なし・・・ foagura.JPG 次がフォアグラとリードボウのトリフと酸味のある赤ワインのソースのパイ包み。 フォアグラの火入れは完璧。10人分の料理を軽やかに一人でこなす。 同伴者は初フォアグラで「もう死んでもいい・・」と言っていた。それくらい旨い。まったくの隙のない仕上がり。このあたりで皆がしゃべらなくなる・・通夜のような食事会となる。 10人のメンバーを料理だけで黙らせるこのシェフは21世紀フレンチ会の天才と私は断言する。 daikonn7.JPG 次に大根のポタージュ。黄色く浮いているのはオリーブオイル。 喉を通ったあとにほのかに感じる大根の余韻・・これはもう和食の域。箸休めの役割か・・ tenagaebi.JPG メインの魚料理が手長海老とホタテと鯛のグリエ。鯛は身はフワフワで皮はパリパリ。 ホタテは8分まで火を通しミディアムに。手長海老は身が薄いので焼きすぎてしまいがちだが これもこれ以上ないというくらいの火入れの正確さ。余熱含めた計算がしっかりとされていること すばらしい。 hato0.JPG 肉料理はシェフお得意の鳩のグリエ。これも皮はパリッと肉はほんのりロゼのミディアムに。 しっかりめのワインと相性ばっちり。行儀悪いががつい骨までしゃぶってしまう。 横の席の若い同伴者は最初から 「社長!これはやばいっすよ・・」を連発。何を食べても「やばいっすよ」と言っていた。 何がやばいのかよくわからないが東京のニューオオタニで食べた鳩のグリエもよかったが こちらのほうが絶対旨い。価格も4分の1。鳩料理だけでかなりのレパートリーを持つので 事前に相談することを薦める。 deza-to.JPG うまくできたものでシェフの奥様(マダム)がパティシエである。 最高に香り高いコーヒーと一緒にでるデザートは焼きりんごのタルトと自家製のバニラアイス これも目がつぶれそうなくらいのうまさ 絹のような舌触りのバニラアイスはキャラメルのシロップでうまさ倍増。 弊社の和食職人からは絶賛の声 帰りにシェフから今日はどうでしたかと尋ねられる・・ 的確な言葉がなくしいて言えば「足らないものがないというところが足らない」 と言っておいた。これは私の料理を食すときの最高のほめ言葉と思っている。 出てきた料理がすべて全力投球。愛情と気持ちのこもったものばかり。 料理店の原点がここにある。 来週は第2班14名が訪問する。彼らの喜ぶ顔が今から予想できる。 私はこのレストランに出会えたことを心より感謝する・・ このお店のHPです。 http://blog.neko.jp/epice/

大阪市 姫松大阪市 帝塚山 フレンチ

やまなか【大阪市 昭和町】

yamanaka1.JPG 昭和町駅を出てすぐ、小脇の路地を入ると突然辺りの雰囲気が一変する。 近年、築50年を過ぎた建物を対象に国の登録文化財制度が始まって、この昭和町の長屋建築が 全国でも初めてその指定を受けたらしい。それを機に長屋は全面改修され、 和風の雰囲気を活かしたレストランが数件入居する人気のエリアとなっていると聞き及ぶ。 「蕎麦 やまなか」は、その一角に隣接する邸宅内の蔵を改装したところにある 本業は日本酒を中心とした酒屋さんでたまに私も試飲をしにいきます。 お店は2階建てでお勧めはもちろんライブを見れるカウンター うら若き?女性が打つ10割蕎麦が名物。 いろいろなところで10割蕎麦を頂くが結構味の差があることが最近よくわかる そばはきれいに打たれておりかなり仕事は丁寧。 ありがちなもそもそ感もなくすっきりとした味わい。 蕎麦の香りもすばらしい。 今日は鴨蕎麦1180円をいただく。 yamanaka2.JPG 鴨もしっかり。かつおの出しもしっかり利いている。 和食の経験もあるような感じがする。 蕎麦湯もそば粉を溶かし込んでトロトロになって 山葵を入れるとかなりいい味わいとなる。 近くに駐車場多数あり。 横のカフェもいい感じ・・・ 売り切れ閉店。この前は12時半に売り切れていました・・ 阿倍野区阪南町1-50-23 tel.06-6622-8061 昼/11:30-14:30(L.O.14:00) 夜/17:30-21:30(L.O.21:00) 火曜日定休

大阪市 昭和町 蕎麦

清水【大阪市 天神橋筋六丁目】

天神橋の最近あちこちでよく聞く越前そばの店。 昼間に突入。カウンター7席。テーブル2つ。店は店主と若い男性の2人でやっていた。 おにぎりつきのサービスランチがあったりのかなり大衆むけになっている 店の雰囲気はザ・食堂って感じ メニューも豚ざるとかカレーそばがあったりとちょっといかんかなと思いながら 注文をする。蕎麦は六割と二八とがあり、蕎麦粉の使用比率を意味しているらしい まよわず一日10食限定の10割蕎麦を所望する このそばの特徴はすべてぶっかけで湯がいている間にジューサーで辛味大根を つぶして辛味大根ジュースを造りそれに出汁を足して湯がいて冷やしたそばにかけるって言う なんともびっくりの蕎麦でした。 食すと辛味大根が辛いことしかしながらあっさりさわやか・・・これも再びびっくり。 大根汁まだまだ足せますよとのこと。 今日の大根はまだ辛味が足りない。もう少ししたらもっと辛いのが長野から届きます とおっしゃっておりました。そばはアルデンテの太目のごつごつ田舎系。 今ひとつ蕎麦の香りが感じられなかったが この辛味汁のインパクトでもう参ったって感じ。 ジアスターゼ効果で一日おなかの調子がよかった。体の疲れも飛んでいく感じもする。 これも癖になりそう 大阪府大阪市北区北区天神橋6-1-? TEL       06-6881-4222 営業時間   11:30~14:00(夜 17:00~20:00)          日・祝は11:00~19:00 定休日     月曜日 soba.jpg

清水そば(蕎麦) / 天神橋筋六丁目駅天満駅扇町駅

大阪市 天神橋筋六丁目 蕎麦