カテゴリー:寿司

希凛 9月

7月に訪問した淡路島の表記の店があまりにも良かったので地元友人と再訪する。ランチタイム、夜とも休日平日問わず満席が続く明石海峡を見ながら食事ができる超繁盛店で市内から車で1時間くらい走って、淡路島に入ってから淡路ICで降りて5分くらい、道の駅に隣接するムーンジェリーというリゾート施設の2階に位置する。お昼は11:30〜と13:15〜の二部制で今回は早い時間で真ん中の大将の前をリクエストする。

明石海峡を挟んだ向かいの明石の魚棚商店街に同名の本店があり、休日は明石の本店のご主人がこちらのつけ場に立っておられることが多いと聞き及ぶ。

店内は檜の一枚板の10メートルはある大きなカウンター12席とテーブル席が2つ。この日は6820円のお昼のおまかせコースを所望する。
これ以外でもおまかせにぎり10貫(付だし・赤出し付き)4,180円もある。

店の窓からから見える橋と船と青い海にうっとりする・・・夜は夜で橋のイルミネーションを見ながらムーディーな空間の中で食べることができるとのこと。

よく冷えたノンアルコールビールとともに長芋とオクラのゼリー寄せからスタート。大将を含む3人の板前さんが分業でテンポよく丁寧に仕事をする姿も見ていて飽きない。

続いてのお造りは北寄貝とメイチ鯛の2種盛り。貝はひたすら甘くて、メイチ鯛は淡白な白身だけどとてもいい脂感を感じることができる。

寿司の扉は剣先イカから。。独特の食感と甘みが口いっぱいに広がる。

暖かくて小さめのしゃりは赤酢と米酢をミックスしたもの(だと思われる)を使用。赤酢独特の饐えた嫌な匂いと角がなくスッキリした味わい。握りの最中もマメにシャリを移し変えていて温度管理に細かく神経を使っています。

続いて締めた鱚、皮目を炙った鰆、マグロが苦手な私のみキンキとノドグロのあぶりと続く。

今が旬の新鮮な石影貝、アコウ、車海老と続く。そのあとは真打のここ数年で約2倍に値上がりしたという地元産の赤ウニ(仕入値段を聞いてびっくり)、手巻きの焼き穴子でフィニッシュ。

今回も上質な寿司をリーズナブルにいただき幸せな気分でお店を出ることができた。帰りに立ち寄った道の駅で売っていた蛸を丸ごと1匹プレスしてレア煎餅のように焼きあげたものに興味津々。。

帰って試作することにしました・・・・

前回の記事はこちら

兵庫県淡路市岩屋1871番地
TEL0799723811
営業時間 昼 11:30〜,13:15〜(2部制)
夜 17:30〜22:00
※土日祝のみ 17:30〜,19:30〜(2部制)

寿司 兵庫県

鮨 一二郎 7月

泉大津の住宅街にある表記の寿司店を地元の友人と一緒に訪問。この地で20年以上になる泉州随一の高級老舗店。泉大津駅から数分の閑静な住宅街に位置する。リーズナブルに絶品の酒とアテ、握りが楽しめるお店として有名。

L字型のカウンターに案内いただきおまかせでアテを中心にいただく。

最初は長芋を寒天で寄せて剣先烏賊の耳の部分を添えたものからスタート。続いては地元産の玉ねぎのを2種類のペーストにしたもの。刺身は軽く湯がいた北海道の水蛸とミル貝。湯がきたての温かい鱧は叩いたオクラを合わせた梅肉で供される。一夜干しにして炙った鮎に少量のシャリを合わせたものと続く。

白芋茎の炊き合わせ。白身魚のなめろう、伝助アナゴの焼き物、カラスミ大根、にゅうめん、水茄子の漬物と続く。

寿司は平目からスタート。剣先烏賊、車海老、帆立貝柱、しめ鯖、煮穴子、玉子でフィニッシュ。

この日いただいた日本酒。。珍しいものもたくさんいただきました。

黒龍のしずく、十四代など高価なものもあり飲み比べもできて楽しむことができました。。この日はすっかり酔っ払い・・・

泉大津市昭和町10-27
0725-33-0078

鮨 一二郎寿司 / 泉大津駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

寿司 大阪府

鮨 希凛

休日に淡路島岩屋の表記の店にランチタイムに訪問。淡路ICを降りてすぐにある【道の駅あわじ 海千館 】の隣のムーンジェリーという複合施設内の2階に位置する。当然車でしか行けない立地。明石海峡を挟んだ向かいの明石の魚棚商店街に同名の本店がある。この日は明石の本店のご主人がこちらのつけ場に立っておられた。

店内は檜の一枚板の10メートルはある大きなカウンター12席とテーブル席が2つ。この日は6820円のお昼のおまかせコースを所望する。ランチタイム、夜とも休日平日問わず満席が続く超繁盛店。

カウンター越しの窓からは明石海峡大橋がパノラマのように見える。これはまさに息を飲む絶景。

座付きはトウモロコシの摺流し。

骨切りをした地元産の鱧を湯がいて温かいままポン酢と茗荷おろしでいただく。ふわふわの食感と甘い身がなんとも言えない美味しさ。

瀬戸内産の真蛸の唐揚げ。噛めばエキスが咥内いっぱいに広がる。かなりレベルの高い、高品質なもの。

使用されている器は備前焼・信楽焼を中心に、淡路の焼き物も使っていると言っておられた。

ここから寿司に入る。最初の扉は剣先烏賊。。温かくて小さめのシャリは赤酢を使用。口の中で解けて円やかな酸味と甘みを感じる。続いては旬の鱚を締めたもの。鯛はおろしポン酢で。マグロは外国産と言っていた。私はマグロが苦手なのでツブ貝にしていただく。

この時期ならではの石影貝はとても甘い。。脂乗りまくりののどぐろの炙り。由良産の雲丹はとてもよく肥えたもの。天然車海老、漬けマグロ(私は剣先烏賊に変更)、焼き穴子の手巻きでフィニッシュ。若いご主人だけど目配り気配りも良くて心地よく食事を楽しむことができました。

寿司を食べている最中もきらめく海と明石海峡大橋が視界に飛び込んでくる。なかなかの贅沢でした。。

帰りに福良に寄ってうず潮クルーズに乗って初めての生うず潮見学。。

兵庫県淡路市岩屋1871番地
TEL0799723811
営業時間 昼 11:30〜,13:15〜(2部制)
夜 17:30〜22:00
※土日祝のみ 17:30〜,19:30〜(2部制)

 

希凛 本店寿司 / 山陽明石駅明石駅西新町駅

夜総合点★★★★ 4.0

寿司 兵庫県