カテゴリー:寿司

越中屋 東野【大阪市 天下茶屋】

南海線天下茶屋駅の下にある表記の寿司店をお一人様で訪問。この店から徒歩3分の場所の国道26号線沿いにある大阪大衆寿司の最高峰の「越中屋」という寿司店の支店なんだけど名前が紛らわしいので常連客は30過ぎの若い店主の名前の「東野」を通称にしている。

とても狭い折りたたみ椅子で座る7席のみ(昔は立ち食い)の店なんだけど本店と同じ業者から仕入れるネタの良さとコスパの良さで毎日満席。最近は昼間も営業されている。寿司はコースではなくて好きなものを1貫から注文できる仕組み。人当たりのいい店主の東野さんと女性のサービス係の方の2人で切り盛り。

座付に活鯵の酢の物650円をいただく。鯵の美味しさはともかく若芽と茗荷、オニオンスライスの口直しがとてもいい。

あおり烏賊ゲソの塩焼き500円。烏賊が新しいのでとても美味しい。唐辛子の入ったマヨネーズは郷愁を誘う味わい。

寿司はコリコリ食感のアオリイカの耳からスタート。続いて1枚付の小肌。シャリはスタンダードな米酢を使用。皮目を香ばしく炙った旬のカマス、脂乗りまくりの北海道の秋刀魚、北海道仙鳳趾の生牡蠣と続く。

続いて寿司ネタでは珍しい走りの真魚鰹。新鮮この上ないタイラギ貝、卵が美味しすぎるワタリガニは軍艦巻きで、泉州の足赤海老は頭の味噌が甘々。締めは山葵を効かせた胡瓜巻きに特別の生雲丹を乗せていただく。

ビールと麦焼酎を4杯飲んで会計は5000円くらい。。お店が狭いのといつも満席なのがたまにきずだけどかなり好きな店です。。

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
営業時間:17:00〜22:00
定休日:水曜日

大阪市 天下茶屋 寿司

かなえ寿司【大阪市 大国町】

大国町駅、今宮戎駅から徒歩5分。大阪木津卸売市場の敷地内の目立たない東端にある表記の超老舗寿司店を訪問。明治33年創業で120年以上営業されている。私も40年くらい前からこちらでお寿司をいただいてる。お店はかなり古びていて現在は高齢の3代目とご子息の4代目の2人で切り盛りしている。客の常連率はかなり高い。

平日の早朝4時ごろから2時くらいまでの営業。(来月から夜の営業も計画中とのこと)カウンター10席とテーブル席が2つ。ネタは全て市場で仕入れ。ランチタイムのメニューはおまかせ8貫で1000円・1500円・2000円・2500円の4種類。価格はネタの異なり。1500円が一番お得とのこと。

いつものようにマグロ抜きで2500円の盛り合わせをご飯少なめにしていただく。

寿司はつかむようにふんわり柔らかく握る「つかみ寿司」という独特の握り方で有名。シャリは甘めで柔らかい。これも昔から変わっていない。。
醤油は小皿に入れるのではなく、壷に入った「わさび醤油」を直接ネタにハケで塗っていただく。かなり新鮮でよく肥えたカワハギは肝を添えて。香りもいい肉厚の赤貝、シマアジ、皮目を炙った秋刀魚が一皿に盛り込まれる。

2皿目は包丁目を入れた小振りの鮑丸ごと、赤潮が原因で価格高騰中の北海道の雲丹、帆立貝柱、煮詰めを塗った身厚の鰻と続く。

追加で大阪湾の鰯をいただいてフィニッシュ。いつもカジュアルに美味しくいただけるいい店です。。

過去のかなえ寿司はこちら

大阪市浪速区敷津東2-2-8 木津卸売市場内
06-6649-1308

 

 

大阪市 大国町 寿司

一二郎 9月

泉大津にある表記の店を訪問。泉大津駅から徒歩10分。閑静な住宅街にポツンと位置する創業20年の泉州随一の老舗店。白壁の外観で看板はなし。

L字型のカウンターに案内いただき好き嫌いの有無だけ申し上げておまかせでいただく。

座付は皮目を炙った鱧の酢の物でゼリー酢がかかる。刺身は河豚の薄造り。。松茸と鱧の天ぷら、舞茸の茶碗蒸しと続く。

握りの扉は鯛から。一枚付の小肌、しっかり締めた鯵、アオリイカと続く。シャリは赤酢を使用しているが砂糖多めの万人受けするまろやかなタイプ。

車海老、石影貝、新物のイクラと白雲丹、剣先イカの新子の印籠、きゅうり巻きと続く。

穏やかなご主人の目配りも抜群。地元の常連客を中心に連日満席。岡山の農園直送の9種のハーブを使った手巻き寿司でフィニッシュ。

甘味は黒糖の手作りアイス。お腹いっぱいになるまでいただきました。。会計はとても財布に優しいハイコスパ店。お勧めです・・・・

前回の一二郎はこちら

泉大津市昭和町10-27
0725-33-0078

 

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