休日の昼に表記の店に寿司ランチ訪問。専門店にありがちな一斉スタートとかじゃなく自分のペースで好きなものを好きなように食べれるのがいい。ホテルの2階の飲食フロアに位置し、料理によって「懐石料理」「鉄板焼き」「天ぷら」「鮨」の4つのエリアに分けられている。寿司はお店の一番奥のエリアでカウンター数席と数個のテーブル席のみで構成。
数人の握り手はこちらの食べるペースに合わせたり、好みを訊いたり、魚の説明をしてくれたりと、とても快適なサービス。
この日の握り手は指名をした竹田さん。前職で大阪の某寿司学校の先生をしていたベテラン。大阪の寿司の世界では有名人。握りの所作も美しく手に水をほとんど付けないで軽やかに握られる。
魚の説明も丁寧にしてくれてとてもいい接遇である。
先付けは河豚の羽二重蒸しでいわゆる茶碗蒸し。。特にどおってことはない・・・握りの扉は熟生をかけた平目から。オリーブオイルキャビアの醤油漬けが添えられる。シャリはとても小ぶりで食べやすい。続いて旬の富山の白えび、しめ鯖の白板昆布を添えたもの、天然のカンパチ、皮目を炙って焦がし醤油を添えたタチウオと続く。
シャリは小さめでキレのいい酢を使用。ご飯がとても美味しい。
日本酒の種類も多彩。あまり辛くなくて寿司の味を邪魔しないすっきりしたものを所望する。
後半は生ダコに皮目を炙った穴子、子持ち昆布、かなり新鮮なタイラギ貝、烏賊きゅうり巻でフィニッシュ。ゆっくりと日本酒を楽しみながらいただく。
途中で大根で風車を作ってくれたり胡瓜でカエルや蝶々などの飾り切りを披露。外国人が見たらかなり喜びそうな感じ。寿司の技術も食材もワンランク上のホテルダイニングでした。
大阪市北区梅田1-8-8 ヒルトン大阪 2F
050-5595-9804
ランチ 11:30~14:30
ディナー 17:30~ 21:30