カテゴリー:寿司

まさる 7月 *大阪屈指の寿司の名店【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

夕陽ヶ丘の表記の寿司店を友人と訪問。大阪メトロの四天王寺前夕陽ヶ丘駅2番出口から西に坂を下って徒歩5分。阪神高速松原線の高架の下の奥まった裏通り、スーパーライフの北側に位置する。小さな表札だけで看板等は無いのでかなりわかりにくい。店の周りにはたくさんコインパーキングあり。この地で営業されて28年、私が個人的に大阪で一番美味しいと思っているお気に入りのお店。

小体な店内はL型のカウンターのみ坊主頭の吉村店主と見習い職人が1人。こちらのお寿司は上品で超小ぶり、粒の立ったシャリの美味しさと喉に落ちた後の香気が特徴。握りで40種類、巻物で20種類という圧巻の食材の揃え方にはいつも敬服する。酒肴もあるけどこの店では「寿司」特に「米粒」を食べてほしいというご主人の弁。

最初に生ビールと毛蟹の酢の物を所望。蟹は湯がいたものを少し蒸して温めてから供される。量もたっぷりで食べ応え満点。

寿司の扉は今が旬の昆布締めの鱚。中には大葉が射込まれている。続いて脂の乗ったアマテカレイ、高級魚のアコウと白身が続く。鯖の漬けにはマスタードが添えられる。

皮目を炙ったカマスは脂の焼けた甘さが特徴。皮目を炙って芽ねぎと肝を乗せたキンキはかなり美味しい。どの寿司も小ぶりで綺麗なテクスチャーとフォルム。

好物の煮鮑はえんぺらの部分をいつも提供いただく。オリジナルスタイルの車海老はしっとりとした食感で頭の味噌が中に鋳込まれる。かなり大きなサイズと思われる剣先烏賊、独特のフォルムの握られる締め鯖も唯一無二の美味しさ。北海道産の甘い馬糞雲丹と続く。

北海道産のつぶ貝にはブラックペッパーがかけられる。ふわふわに仕上げた身厚の蛤も突き抜けた美味しさ。鰻は焼き立てを海苔巻き状態で供される。これが美味しくないわけがない・・。瑞々しいイクラ、焼きたての穴子。色々な野菜が入った袱紗卵焼きでコースは終了。

追加でシラサエビの踊り、旬の細魚、ご主人一推しの鯵もいただく。何をいただいても美味しいことと予約も取りやすく、価格が北新地の半額くらい。毎月通っているけど全く飽きないいいお店です。

過去の記事はこちら

大阪市浪速区下寺2-3-10
06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00  日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司

立ち鮨 越中屋 *天下茶屋の人気立ち鮨店【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋の表記の寿司店を訪問。大衆立ち寿司業態なんだけどメディア等で紹介されまくっていて最近は予約を取るのも難しい人気店となっている。

店は南海線天下茶屋駅の高架の真下にあるショップ南海という商業施設の北側の入り口付近に位置する。無地の暖簾だけが掛かっていて看板もないので知らなければ通り過ぎてしまう。西成の老舗寿司店の「越中屋本店」のご子息の店なのでジュニアと言われる。本店とは仕入れも運営も別で完全に独立されて営まれている。

客層も広く地元客をはじめ私のように南海電車や大阪メトロに乗って訪れる客もいるよう。お店の定員は8人くらいまで。若きご主人のお人柄がとてもよくて一人一人の客に向き合って真摯に懸命な仕事をされる。父親の店と同様に客一人一人の顔と名前を覚えておられることに敬服する

メニューは一貫ずつ価格が記された上質の握り寿司と酒肴8種類くらいのアラカルト。食材の仕入れは木津卸売市場に毎日買い出しに行かれているとのこと。初めての方はおすすめ握り5貫1000円がおすすめ。

最初にビールと酒肴を数種いただく。相生の牡蠣800円はもっちり食感。煮蛸と小芋900円、パリパリに焼けた鰻白焼900円など。このほかにもマグロトロどて焼き700円、カンパチ胡麻和え700円、本鮪中落ち750円、魚カマ塩焼き650円、鱧焼き霜作り750円などがある。

最初におまかせ5貫を注文する。コリコリで甘々の烏賊雲丹乗せ500円、関西では珍しい生ほっけ200円、旨味爆裂の甘海老昆布締め400円、炙った皮目が香ばしい金目鯛300円、ふわふわ食感の煮穴子300円など。合計1700円相当が1000円で提供される。

追加で好物の足赤海老600円、炙って提供される北寄貝600円、鱧炙り250円、煮蛤600円などをいただく。

この日は微炭酸の日本酒と焼酎をいただく。一人5000円で大満足。奇跡のようなお店です。

過去の記事はこちら

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
080-3033-2476
営業時間:17:00〜22:00
定休日:月曜日

大阪市 天下茶屋 寿司

まさる 5月 *夕陽丘の老舗寿司店【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

25年近く通っている夕陽ヶ丘の表記の寿司店をなんばの寿司店のノリちゃんと訪問。こちらのお店はこの地で28年になるとおっしゃっておられた。個人的に大阪では一番美味しい寿司と思っているお気に入りのお店。

大阪メトロの四天王寺夕陽ヶ丘駅2番出口から西に坂を下って徒歩5分。阪神高速松原線の高架の下の奥まった裏通り、スーパーライフの北側に位置する。小さな表札だけで看板等は無いのでわかりにくい。店の周りにはたくさんコインパーキングあり。

L型のカウンターの店は坊主頭の吉村店主と見習い職人が1人。厳つい顔のご主人の握る上品で超小ぶりの寿司は粒の立ったシャリの美味しさと喉に落ちた後の香気が特徴。握りで40種類、巻物で20種類という圧巻の食材の揃え方にはいつも敬服する。酒肴もあるけどこの店では「寿司」特に「米粒」を食べてほしいというご主人の弁。

ビールと共に渡り蟹の酢の物をいただく。内子がたっぷり入っていてビジュアルも艶かしい。火入れが完璧でしっとりとした食感。1日の疲れが吹っ飛ぶ美味しさ。

普段このお店では熱いお茶で寿司と向き合うんだけどこの日は日本酒をいただく。

寿司の扉はこれから旬を迎える昆布締めの鱚。中には大葉が射込まれている。続いて脂の乗ったアマテカレイ、高級魚のアコウと白身が続く。皮目を炙ったカマスは脂の焼けた甘さが特徴。小振りだけど身厚の赤貝、なめろう状態にした鯵、芽ねぎと肝を乗せたキンキと続く。どの寿司も小ぶりで繊細なテクスチャーでフォルムも美しい。

独特のフォルムで握られる締め鯖、独特のスタイルの車海老は頭の味噌が中に鋳込まれる。北海道産のつぶ貝にはブラックペッパーがかけられる。好物の煮鮑はえんぺらの部分を提供いただく。北海道産の上質な雲丹、ふわふわに仕上げた身厚の蛤と続く。

瑞々しいイクラ。海苔巻きにした熱々の鰻はふわふわ食感。色々な野菜が入った袱紗卵焼きでコースはフィニッシュ。ここから追加で煮あさり、皮目を炙った走りの鱧、一丁付の小肌、口の中でエキスが迸る焼き椎茸などをいただく。

最後は赤貝のヒモときゅうり巻き、干瓢と山葵の巻物でフィニッシュ。今回もたくさんいただきました。。お酒もたっぷりいただいて会計は一人15000円。北新地の半額です・・・

過去のまさるはこちら

大阪市浪速区下寺2-3-10
06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00  日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司