和食

たかま

天神橋の蕎麦店。当店の支店の近くなのでたまに立ち寄る。暖簾も看板もないまったく目立たない店(お品書きと営業中の木の札が目印)で場所も裏通りなのに昼間はほとんどいっぱいでは入れない。今日は1時半に時間をずらして訪問。店内はジャズが流れ、大きなテーブルには10人、別のコーナーには4人が座れる席がある。 席に着くなり、ぷ~んと香る蕎麦茶が出された。注文は盛りそば850円。薬味はわさびと白ネギ。運ばれた蕎麦は、足るかなぁ~?と思う程、かさが低い。しかしこれは蕎麦が細く切られているためそのように見える。蕎麦はそのまま食べると甘くておいしい。汁につける前に蕎麦だけいただくのに塩を所望すると 小さな白い皿にピンクの塩が少量。聞くとボリビアの塩らしい。 私のように塩で食べる客が他にもいることに驚きと納得。 少ないと思った蕎麦は食べてみると喉越し良く、啜った時に喉から鼻腔に拔けるほのかな香りも心地よく、かなりレヴエルが高し。ツユはかえしのダシもしっかり取れていて、最後を締める蕎麦湯がたゆたゆとした立派な蕎麦湯になっている(そば粉を足しているのでミネラルたっぷりと思われる) 夜は店主が集めた全国の酒と肴がいいとの評判 大阪市北区天神橋7丁目12-14 グレーシー天神橋1F Tel. 06-6882-8844 最寄り駅 地下鉄谷町線天神橋筋六丁目駅徒歩數分 アクセス 天神橋筋7丁目交差点から天神橋筋より 一夲東の通り沿いを北上したところ 営業時間 11時半~14時半、17時半~20時 月曜夜、火休 200609111324001.jpg


カテゴリー 天神橋筋六丁目, 和食 |

冨田屋

京都西陣にある創業120年の呉服店が明治期の典型的な大店の町家として国の登録有形文化財の指定を受け、その町屋を使って京都の暮らし体験など京文化を紹介しています。主人は友人の13代目田中峰子さんで今回ご招待いただきました。 家の中には大きな蔵が3つあり井戸も3つその中のひとつは神様専用らしい。 江戸時代の骨董が普通に生活の中で使われてなんとも風情のある生活美が感じ取れる。 ここは文化財の京町家を貸切り 13代目当主を独り占め(つききりのおもてなし)をしてもらって 希望の有名料亭からの出張仕出しの最高級料理を注文して 文化財の一室「能座敷」(ここで食事をいただきました)で 百年前の螺鈿の机で  高級調度品に囲まれて古き作家の作った器『楽・永楽』を愛でながら 1日ひがら京町家で過ごし京の暮らしを満喫し茶室『楽寿』で一服 お茶お菓子をいただき 呉服の着こなしや豆知識 和マナーなどを希望に応じて伝授いただき 食後に蔵の中で最高級のブランデーをいただきながらゆっくりとくつろいで町家の1日を振り返るというスペシャルコースを紹介者のみ行なっています。 なんと一人10万円也・・・ もちろん上七軒から舞妓、芸子さんを呼ぶ事も出来るそうです 私たちは写真のぶぶずけ弁当のコースをいただきました。 HPでいろいろと紹介されています。 当主の田中峰子さんはかなりいけてます。 BUBU.jpg

冨田屋京料理 / 今出川駅


カテゴリー 和食, 京都市 |

相生楼

天満宮の前の料亭。大学の会にて食事会。友人の小林雄君がやっている。 創業180年の伝統があり。江戸時代より大阪の味を今に伝える老舗料亭として有名。 小林君はなんと6代目。 傘の形の器に盛られた前菜に始まりジュンサイと鱧のお椀で.おつくりは鯛の洗いが6枚くらい。 焼き物は定番の鮎の塩焼に蓼酢。尻尾の横から骨がきれいに抜かれていた。 知らずに食べたら手品のよう。昔はやった手品でバナナを食べようと皮をむいたらバナナが水平に 4つぐらいにカットされていたと言うような驚き・・・(わかる人しかわからんか) その横は枝豆の胡麻豆腐に生ウニ簡単な料理だがむちゃうま 酢の物の鱧も超美味しく下敷きになっていた白ずいきの煮こごりは大阪料理の粋を表わしたできばえでしたその間にかわらの形の器にヘレ肉と車海老とホタテを焼いたものもかなり美味しいし 最後のご飯は鱧寿司が出てきてさすが老舗料亭って感じでした。 安い価格なのに一切手を抜かない姿は見習うべし・・・

相生楼懐石・会席料理 / 大阪天満宮駅南森町駅北浜駅


カテゴリー 南森町, 和食 |