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山女庵【大阪市 天下茶屋】 【大阪市 岸里】

11月15日は本州の猟の解禁日。 その日から一週間三重県の山にこもって雉、鹿、猪、キノコを捕りに行かれる 私が飲食店業界で最も敬愛する店主が自ら包丁を持ちおもてなしいただく究極のレストラン。 店内は大きな囲炉裏が2つありそれを囲んでひょんなことで知り合った「生まれる前から不眠症」のイケル氏とご相伴させていただく。 前菜はナマコポン酢とアミ茸の酢の物。コリコリと歯触りも良くなんともいえない風味豊かな味わい。 これだけでまずビール一本行ってしまう。 zennsai8.JPG 続いて登場鹿の刺身。2日前に撃ったところという雄鹿の心臓と肝臓と肉の盛り合わせ。 これをゴマ油でいただくのだが全く臭みなし。。癖もなし。。 レバー苦手だったのだが全く平気。めったに食べれないものをいただく喜びに心が震える。 鹿肉もホントにあっさり。いくらでも口に入っていく。。 sasimi8.JPG 続いて囲炉裏で焼く下仁田ねぎとスギタケとめざし。 ここから焼酎をいただくがそこらに転がっているものを適当に飲むシステム。 しかしお酒にもこだわりがあり、しっかりした味に深みのある焼酎が相性ぴったり。 yakimono8.JPG 下仁田ねぎは真っ黒に焼きまくる お店は日本昔話に出てくる民家のような設え simonitanegi.JPG 焦げたところをはがすととろとろの味わい深い逸品となる。 こだわりの塩でいただくと幸せを感じる。 negi2.JPG 続いて出てきたのが鹿のアバラ肉のボイル。これも秘密の塩をつけていただく 全く臭みもなく見た目よりもあっさりしている。しつこくないのでバンバン食べまくってしまう。 こんなに柔らかい肉とは思わなかった。牛肉より豚肉より好きかもしれないと実感。 ここで店主ワインを出してくれて大サービス。 何本か飲み比べて気分は山の中の別荘気分。いつの間にか店主と一緒に酒盛りを始める。 猟の話や鹿の話などいろいろな話題で盛り上がる。 sikaboiru.JPG 続いて鹿ステーキの登場鹿は脂肪分がほとんどないのでバター焼きにする。 塊のままかぶりつくと山賊になった気分 バリうま~。。。柔らかくて肉の味がしっかりして牛肉よりも癖がないと言えるくらい。 sikaniku.JPG 焼き上がりの写真。。。 sikaniku2.JPG メインディッシュはボタン鍋。世間で見るようにスライスしたものではなくぶつ切りにしたイノシシがごろごろ入っている。途中で白くて大きなキノコを入れたら汁の味が一変。。イリュージョンのような料理にびっくり。ご主人の話もごちそうだし腰を据えて楽しい仲間とワイワイするのはぴったり。 予算はご主人に聞いてチョ。飲み物も含んですべてインクルーブした値段は聞いて驚きの破格値。 商売っ気のないお店の運営にいつも感心してしまう。 西成という穴場に大阪で1,2を誇る名店と私は確信する。。。予約取れなくなるんでここだけは人に教えたくなかった。。。。 botannnabe.JPG ここでジビエ食べたらフレンチいけなくなるよ。。これ絶対間違いなし。物が基本的に違う・・・ 夏の天然のうなぎも秀逸。。。 天然鳥獣山菜魚料理 山女庵 http://www.yamamean.com/

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三ッ輪【大阪市 大国町】

大阪の木津市場にある食堂。。 木津市場の食堂では赤井秀和氏の友人が経営する当志郎が有名だがその隣のこの店が私は大阪のトップオブ・ザ・食堂の称号をささげたい。検索エンジンで見てもほとんど登場しない。 その登場しない理由はお店の古さと狭さ。。カウンター8席ほどで営業しているのだが 入口に荷物も置かれていてなんとも入りにくい雰囲気を醸し出している。。 初めて行く友人はたいてい席に座ると固まってしまう。。。 料理を作る担当のご主人と弟のまさお君のやり取りもかなり面白い。 肝心の料理だが壁にいろいろと書かれているけどとりあえず座れば「大将いらっしゃい~」 「今日は○○と××がええのはいってるよ~」「しらさエビのかき揚げつくろか~」 「野菜のたいたんもおいし~で~」とかかってに延々と説明してくれます。 昔はおばあちゃんもいて途中で兄弟の口げんかが始まって 仲裁をしていました。。 ほんでとりあえず小飯と粕汁を注文 mesi.JPG 一口いただいただけで粕汁の粕の上質さがわかる。 先代の時も美味しかったがきっちりと味を受け継いでいる。。 yasai.JPG カウンターの上にある野菜の炊いたのを適当に盛り合わせ 高野豆腐もしっかりとした味付けで小芋かなと思ったら海老イモでねっとりとした舌触り最高・・ ささげもしっかりと味を含んでそこらの食堂のレベルではなく割烹の職人でもこの味は出せない。。 本当にしんみりとした味加減で旨いものを食べさせてくれる。 何を注文しても絶対に外れない。刺身は新しいだけではなくほんまにええのしか仕入れてない まさにトップオブ・ザ・食堂。。。陳列ケースにあるブリの照り焼きや鮭の塩焼きも加減が完璧。 アマダイも太刀魚も脂がノリノリ。。 名物のカニの身がてんこ盛りになったポテトハムサラダも名物。 PB080050.JPG 今日のメインはこれも名物の肉巻き750円。ふわふわで出汁も旨くしっかりと味の付いた国産牛が てんこもり。。私はlこの店の肉巻きは卵料理の雄といつも呼んでいる。 そのほか海老の天ぷらもええ素材使ってるし自家製のいくらてんこ盛りのイクラ丼もバリうま。。。 そこらにある食堂とは全くレベルが違う。豚汁も秀逸。。。。 隣の客は粕汁を持ち帰りしていた。ポリ袋に入れてゴムでくくって。。。 営業は早朝から昼まで平日のみ。 ビールを朝から飲める日があれば絶対に行ってもらいたい。。。 客も市場関係者から業界人、ようわからん人までいろいろ。。。

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ニューハマヤ【大阪市 本町】 【大阪市 淀屋橋】

グリルニューハマヤ平野町店。 淀屋橋の糸へんの会社街の中の路地にある。昼間には外で行列ができているのですぐわかる。 店の名前はすぐに忘れるがみんな「ダブダブ」と呼んでいる。 メニューは焼き肉定食とイカの塩焼きの入ったミックス定食のみ。 ほとんどの客は焼き肉を食べる。付け合わせの卵と肉の量で呼び方と価格が異なる。 ニューハマヤの秘密なるHPを参照すると 焼肉1/玉子1=ダブル 焼肉1/玉子2=ダブダブ 焼肉2/玉子1=トリプル 焼肉2/玉子2=トリプルトリプル ということらしい 合言葉みたいにみんなダブダブ、ダブダブって注文しているので私もそれに倣う。 屑肉のような豚肉の薄切り焼肉と、マーガリンで焼いて、わざとつぶした目玉焼きが2枚。 脂の浮いた豚の赤だしとお櫃からおかわりし放題のご飯。ご飯はピカピカでかなり旨い コレがダブダブの全容。 肉は結構濃い目の味付けで塩辛くて味の素もたっぷり、玉子にも塩コショウ味がついているので、ご飯にはぴったり。 3か月に一度くらい無性に食べたくなるダブダブマジック。。。 dabudabu.JPG 詳しくはこちら↓ http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/9108/newhamaya.htm 大阪市中央区平野町4-2-4 06-6231-8787 11:00~14:00 17:30~21:30 土日祝定休

ニューハマヤ 瓦町店定食・食堂 / 本町駅淀屋橋駅肥後橋駅

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