カテゴリー:和食

住吉大社吉祥殿 4月【大阪市 住吉】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

住吉大社の中にある表記の施設にて会合の会食。界隈では正統派の和食を大人数で食せるので結婚式以外の様々な会合に利用される。反橋(太鼓橋)を臨みながら美味しい和食をいただく。

前菜は厚焼き玉子にレーズンをいれたもの、裏ごした百合根を使った椿絞り、調味した大豆と大根おろしを和えたちりめん大豆。山桃の蜜煮とアナゴの八幡巻など。

赤井盃には和牛の味噌焼き。蒸し物が温製フォワグラ茶碗蒸し。

鮪節を使用した春らしい薄葛仕立ての吸い物は蟹豆腐、菜の花など

お造りは鰹たたきの胡麻醤油かけなんだけど苦手なので鯛の刺身に変更いただく。小さな心配りに敬服する。

温物は卯の花鴨饅頭で鴨肉を射込んだ真薯に衣をつけて揚げ卯の花を模したもの。蟹餡と生雲と木の芽が添えられる。

肉料理はフレンチのテイスト。子羊と春キャベツの香草焼き。横にはカマンベールと香草ウインナーとトマトの入ったブリオッシュが添えられる。

食事は白ご飯、飛び魚の蕗味噌焼き、酢取り茗荷と赤だし汁。。

デザートはメロン、苺、オレンジでお腹いっぱいになりました。サービススタッフも充実していて大満足でした。。

詳しくは公式ホームページにて

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肉和食 月火水木金土日【大阪市 福島】

3月末にJR福島駅前にオープンしたばかりの表記の店を訪問。
駅をでてすぐ右側の高架下のお店でよく似た肉料理の店が4軒並ぶ。その中でもかっこいいスタイリッシュな造作はナチュラルで温かみがある間接照明を使用したハイセンスなお店。ここ最近で訪問した和食店では一番かっこいい店だと思う。

料理は月替わり6000円税別のワンコースのみ。オープンキッチンで料理を作っている職人さんが見える白木のカウンターに案内いただく。

前菜はほうれん草のお浸しの上に牛肉の火入れしたものとイクラを乗せたものとウニを乗せた肉の手毬寿司。器もビジュアルも共にとても美しい。

この日は日本酒で最後まで楽しむ。大好きな秋田の新政酒造のNo.6のレギュラーとスペシャルの飲み比べ。生酒ならではの凝縮された旨味と柔らかな口当たりが特徴なんだけど飲んだ後はキレがあってスッキリした感じ。。こちらでは日本酒やワインのこだわったものが良心的な価格で提供されている。

肉八寸と呼ばれる丸盆に乗った端正な料理が登場。とても柔らかで癖のない上ミノを湯引きしたものはもやしと一緒にいただくと旨味満点。熟成したラム肉フィレ肉のレアカツはとても柔らかで臭みや癖は全くなし。鶏ひき肉で作る松風、鶏肝のしぐれ煮、ふわふわの牛タンの柔らか煮などどれもワンランク上の手のかかった和食ならではの仕事ばかり。

お造りは熊本産馬刺しでバラ肉のフタエゴ、脂部分のたてがみ、赤身肉の3種を甘い醤油で食す。。それぞれを食べ比べると味にコントラストがあってとても良い。

黒毛和牛もものタタキは肉の旨味と炭火の焼き目の香ばしさが秀逸。晒したミニ玉ねぎと一緒にいただくとさっぱりしてより肉の甘みが感じられる。

ここで新政の亜種のエクリュと亜麻猫を飲み比べで所望。生成色を意味するエクリュは純米酒なんだけど大吟醸並みの40%精米。名前の通りナチュラルな口当たりで嫋やかな甘味と酸味が心地良くて若干の爽快感のあるガスを感じる。

亜麻猫は通常の清酒用麹に焼酎用麹(白麹)をも用いているために日本酒にあまりない酸味が特徴。日本酒と泡盛のハイブリッド版のようなお酒。

魚料理は赤甘鯛の鱗焼きと紅芯大根のおろしをあしらってに菜の花を付け合わせたもの。皮目に熱した油をかけて鱗を揚げ焼きのようにするのは伝統的な和食の仕事。パリパリサクサクの鱗とふわふわの鯛の身のコントラストが最高に良い。

この料理は獺祭と黒龍の純米大吟醸を合わせる。

メインの肉料理は熊本産のA5プレミアム和王牛の炭焼き。20分くらいじっくりと時間をかけて何度も肉を休ませて焼き上げる。表面はカリッとしていて中はレアなんだけどドリップは全くない。丁寧で完璧な肉の火入れに感動。

味は見た目通り。。。赤身肉なので肉の繊維が詰まっているけどとても柔らかい。旨味も濃厚で薬味をつけると味わいもまた変化する。

肉はスペインのメルローと共にいただく。滑らかで静かな味わいで肉との相性とても良い。

締めの食事は土鍋ご飯とともに黒毛和牛赤身肉の卵黄と出汁しゃぶすき肉が登場。
湯通しされた肉の真ん中に龍の卵というブランド卵の黄身を落として濃いめの出汁をかけて、全てを絡めて肉をいただく趣向。柔らかい肉と濃厚な卵と醤油ダシの取り合わせは天下無敵なり。途中で卵かけご飯にしたりご飯の上に肉を乗せていただいたりして楽しむと時間を忘れてしまう。ダイエット中だけど思わずご飯をお代わりしてしまう。

土鍋ご飯は白米ではなく出汁を入れて炊き上げたもの。これも目から鱗のアイデアなり。

甘味はいちご大福が中に入ったわらび餅。もっちりしながらにょろーんと伸びて、こしあんといちごの相性も抜群。酸味と甘みのバランスが良くてこれもぺろっと平らげてしまう。気がつけば2時間半経過・・・ここまでコスパのいい肉料理は初めて。。来月再訪間違いなしなり。。。

大阪市福島区福島7-1-7
JR福島駅 徒歩1分 高架下
月-土17:00〜26:00日・祝17:00〜23:30

<p><a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27103990/?tb_id=tabelog_bd2176bdc1c6542d6d62944f66d9e51c27072551">肉和食 月火水木金土日</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC980502/">牛料理</a> / <a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/R8708/rstLst/">福島駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/R5287/rstLst/">新福島駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/R11301/rstLst/">中之島駅</a>)
<br />夜総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5
</p>

 

大阪市 福島 和食

丸元【大阪市 難波】

千日前にある表記の店を友人と訪問。30年以上ずっと通う店で見た目は寿司店なんだけど客のほとんどはスッポンのコースを注文する。外観内装とも昭和の古き良き大阪らしい寿司店。

芸能人やスポーツ選手の来店も多く以前、叶姉妹をテーブル席で見たこともある。スッポンを目の前で捌くカウンター席が特等席。働いている方は全員シニアで顔馴染み。2階は15人くらい入れる座敷になっていて団体の時に重宝する。

スッポンコースは税込5400円のずっと変わらない値段。客層も年齢層が高くて常連率がとても高い。

突き出しはしんみりと炊き上げた若芽と筍。この日はジムに行った後なのでビールが美味しい。

別注のお造り盛り合わせは脂の乗りまくったヒラメ、甘海老、蛍烏賊、明石の蛸、赤貝など・・・ネタを見ながら好きなものだけをリクエストする。

コースの始まりはスッポンの血を甘口の赤玉ハニーワインで割ったもの。数十年同じパターン。。。お酒の飲めない方はりんごジュースで割っていただける。

続いてスッポンのエンペラと腸をポン酢で和えたもの。プリプリの食感はフグの皮を柔らかくしたような感じ。コラーゲン感たっぷりであっさりしてとてもいい。

肝と卵のお造り登場。それぞれをパリッとした海苔で巻いて塩をかけていただく。口の中でぷちんと弾ける甘い卵ととろけるような肝の深い味わいは絶品。苦玉の胆嚢は噛まずに飲み込む。ピクピク動く心臓も味はどうってことないけど元気になるような気がする。捌きたてで新鮮なので嫌な癖は全く無い。

この日はダイエットのために麦焼酎の水割りを所望。セルフサービスでいただいた分だけ清算する仕組み。錫の水差しも年季が入る。

メインのスープ登場。2階の座敷で頂くときは鍋で供されるがカウンタ−では銘々でお椀によそって出していただける。これも昔からのこの店のスタイル。

スッポン以外にも餅、豆腐、白菜もたっぷり入って栄養満点。生姜の効いた薄口だけど滋味深いスープは体に染み渡る美味しさ。

2杯目は鷹の爪やニンニクパウダーを入れて味の変化を楽しむ。お椀の中にスッポンのいろいろな部位が入っていてそれぞれの食感の違いや味わいの異なりを楽しむ。スッポンは良質のアミノ酸とビタミンがしっかり含まれているので食べ終わると体がいつもポカポカ温まる気がする。

締めは卵とネギだけのトロトロの雑炊。押し麦が少しだけ入っているので食感がいい。河豚や蟹の雑炊とは異なるしんみりした味わいは例えようが無い。お代わりしたかったけど我慢する。

水菓子をいただいてお腹いっぱいご馳走様でした。

いつもレジでドンと座っていた女将さんの代わりに娘さんがお店を仕切る。時代の流れを感じる穀雨の候。

大阪市中央区千日前1-9-9
06-6211-2298
16:30〜23:00
日曜定休

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