和食

和食 いいくら【大阪市 西天満】

友人と西天満の標記の店を訪問。北新地の人気割烹『纐纈(こうけつ)』さんのご出身ということでオープン早々に伺う事に。
白木のシュッとした内装の店内はカウンターとテーブル席、半個室の部屋に区切られる。結構なサイズの店なんだけど調理はご主人のワンオペでサービスは妙齢の女性の担当(あとで聞くと奥様ではなかった)
コースもあるんだけど今回はアラカルトを所望する。

最初の座付きは青海苔の入った茶わん蒸し。冷えた体が一気に暖まる。普通の物が普通以上に美味しいのは技量が高いせい。

続いて熱燗と赤なまこのみぞれ酢880円。酢の塩梅がまろやかでいい。ポン酢で頂くよりも好み。

お造り盛り合わせ1580円はひっさげ、アオリイカ、寒ぶり、天然鯛、皮を炙ったサワラ、しめ鯖。よく包丁が切れているので盛りつけても美しい。

琵琶湖の本もろこを炭で焼いた物780円。小骨もしっかりと焼き切れていて熱燗の酒にドンピシャの相性を見せる。

海老芋蟹身あんかけ1280円は富田林産の板持町の物。京都産よりも重宝され築地にも出されていると聞く。当然の事ながら芋はほくほくで塩梅のいいカニ身の入った案と最高の相性を見せる。

真魚鰹の味噌漬け1280円の漬け具合と火入れも完ぺき。

白甘鯛のウロコ焼き1980円も皮目にオイルをかけながらパリッとウロコが立つように焼き上げて身はしっとり。甘鯛のおいしさは言わずもがな。

北海道仙鳳趾のカキフライ1280円も凄くいい・・・・普通のものなんだけど食材のレベルも総じて高い。手づくりのタルタルも凄くいい。。

価格も場所を考える値ごろ感あり。次回はコースで頂きますねと言いながら店を出る。

大阪府大阪市北区西天満3-7- 20
06-6314-6747
営業時間 17:00~24:00(L・O23:30)
定休 日 日曜日

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27101964/?tb_id=tabelog_ed9820ec2f055571adf9a6231349da5a16bfe6cf”>和食 いいくら</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC010110/”>日本料理</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R9700/rstLst/”>南森町駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/R11304/rstLst/”>なにわ橋駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R1715/rstLst/”>大阪天満宮駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 

大阪市 西天満 和食

すし割鮮 天山【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】 【大阪市 天王寺/阿倍野】

五島列島で29kgのクエがあがったという事で四天王寺参道にある標記の店で知人15人でクエフルコースを食す。

最初はタタキから。1週間熟成させているので味も深みがあって香ばしさも相まってとてもいい。この料理には篠峯の無濾過純米酒を合わせる。

続いてのヒレ部分の焼きものはゼラチンだらけで魚とは思えない味わい。これには猩猩の小角純米大吟醸を一緒にいただく。お酒の美味しさの方が勝ち過ぎなのが残念。

アラ身唐揚げには〆張鶴「純」の純米吟醸と仙台の勝山「献」の純米吟醸を飲み比べをしながら楽しむ。

クライマックスの鍋は何とも言えない深い味わいで身よりもアラ部分が好物。ゼラチン部分と一緒に骨を吸いまくる。鍋には獺祭純米大吟醸50と極聖高島雄町の純米大吟醸を飲み比べしながら楽しむ。

この他にも石川県のAKIRAや新潟の鶴齢など日本酒を浴びるように頂きました・・・

*今日は休肝日にします・・・

大阪市天王寺区大道1 丁目13-18
06-6777-4839
営業時間11:30~14:00 17:00 ~22:00
定休日 木曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘大阪市 天王寺/阿倍野 和食

ひろせ 12月【大阪市 難波】

心斎橋の雑居ビルにある標記の料理屋さんを友人と訪問。月替わりで献立が変るためここ半年くらい毎月月初に訪問している。今回もどんな料理が出て来るのか楽しみにして訪問。ご主人はミシュラン店の「ゆうの」のご出身。炭火を使った丁寧な火入れをはじめすべての仕事が細かくて丁寧。ゆえに何を食しても美味しい。食事のコースは8000円一本勝負。

始まりはホクホクした味わいの牛蒡のすり流し・・・しんみりした塩梅の出汁も秀逸。

続いて手のしコンニャクと柿の黒胡麻和え。こういったちょっとしたものの味付けがとても上手。続いて鱈白子のフライのハニーマスタードソース添えが出て来たんだけど写真を撮り忘れる。

この日も私の為に好物の生原酒を2種類ご用意いただく。島根の王禄は80%の低精米の原酒で米の香りと味わいがしっかりしたもの。ガツンとした味わいと切れの良さが特徴。竹泉醇辛は吟醸酒とは真反対の辛口なんだけどどういうわけか甘味も感じる燗向けの酒。

お造りは6種盛りで加太の鯛、鯛で奈良漬けを巻き込んだもの、ハリイカの身とゲソ、塩でさっと締めた鯖、皮目を炙ったカマス、伝助穴子の焼き霜造り、鰆を桜のチップでさっと燻したもの。。。いつも少し手を入れたり形を変える事で食べ飽きないようにしておられる。

鯛のしん薯鵜と蕪の煮物椀。鯛の骨で取った出汁からいい脂が出て味わい深い。しん薯鵜の美味しさはいつも突き抜けている。

大きなマナガツオを塩焼きにして海老味噌の入ったソースで頂く。あしらえはほうれん草の白酢添え

肉料理は蝦夷鹿のロース肉のソテーを山椒の効いた醤油ベースのソースで頂く趣向。生原酒との相性抜群で最高のマリアージュ。あしらえはホクホクの海老芋と炭火で焼き上げた加賀蓮根。脂身も一緒に添えて頂いたがとても味が深かった。

最近完成したての自家製唐墨を思いっきり掛けた大根御飯。唐墨大根からイメージしたと言っていた。

旬のみかんを使ったゼリーでフィニッシュ。今回も大満足。ごちそうさまでした・・・この日も年始の予約をして帰りました。。

過去のひろせはこちら
大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

大阪市 難波 和食