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大阪市西区の某所にある完全会員制のレストランを友人と訪問。
外見は全く普通のマンションの一室1
8:45 開店
19:00 一斉スタート

カウンターのみの12席は完全に劇場型のしつらえ。アルコールのペアリングがついて一人15000円なり

全く普通のマンションの入り口で時間前に集合するルール。到着順に時間が来ればひと組づつ案内いただける・・

最初はスパークリングで乾杯する。味は特にどうってことはない。。

テーブルの上に森の風景のプロジェクションマッピング。。森林をイメージした前菜が登場する。

前菜は蒸し鮑と雲丹を合わせたもの、生ハムを樹木や木々の葉に見立てたものなど・・・視覚から入る刺激がとても楽しい。

続いて切り株の上の鍵が登場。。

テーブルの鍵穴に差し込むと・・・・

引き出しからカトラリー登場

お箸を使って稚鮎の天ぷらを食す。黒いのは炭塩。。。川で鮎を網ですくっているイメージとの事。

この後で会場を暗くして味覚テストのようなものがあり、続いて水の入った注射器と枡と白い物体が登場。

注射器で水をかけるとヒノキの香りのするおしぼりになってその香りを手にうつして香りとともにお酒をいただくという趣向。

お酒は石川県の手取川の(多分)純米大吟醸。。

続いての料理は白甘鯛の鱗焼き。。

これだけなら結構普通だが食べている途中で恭しく昆布の出汁をさらに注いでくれる。演劇風のナレーションも入って非日常の世界を演出。

昆布のスープに海老のパウダーを入れて味を変えてさらにいただくという趣向。

続いてはベルギーの高級ビールとたこ焼き登場。たこ焼きにはトリュフパウダーがかかって中にはタコの代わりにフォワグラが入る。

アメリカのワインにさらに別のワインを合わせていただくという趣向。

どういうわけか味の異なりはあまりよく確認できなかった。

再びプロジェクションマッピングがあって。。。。」

メインディッシュのウチヒラ肉のステーキは根セロリのソースに醤油ソース、卵のソースを合わせると口の中ですき焼き味になるという趣向。。

デセールは月をかたどった装飾ランプにウサギのお菓子を乗せたもの。

続いては緑茶と綿菓子を固めたような砂糖菓子でフィニッシュ。。

最後は店長からのご挨拶で締め

住所等完全非公開

会員資格取得5000円

その他料理レストラン 未分類

市内某串揚げ店【大阪市 北畠】 【大阪市 姫松】

阿倍野区の高級住宅街にある11月中旬に開店した1日6名限定の串揚げのお店。ひっそりとした看板は店の存在を打ち消すくらいのかそけきもの。(ここではあえて看板名消しています)地下に続く階段を下りると北新地のサロンのような瀟洒な空間が現れる。

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食事はすべてお任せでお腹いっぱいになったらストップのシステム。ここまでなら界隈によくある串揚げ屋と同じなんだけど串を揚げているオーナーシェフが超有名な調理師歴30年以上の和食の職人。若い頃は船場にある料亭で修行をし、その後そちらの料亭の支店を一切任され超繁盛店にされその後独立。割烹業態の店と和食店を自身で経営された後、御弟子さんにその既存店を任せてこちらの店を静かに出された。

ネットも含め広報はこのブログが初めてで、完全予約制だけど電話番号は一切公表していない。貸し切りであれば9名までは入店することが出来るけど店主はあまりそういったことを好まないようなことを言っていた。現在は本当の口コミで予約の取れない日が続く。

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提供される串揚げは和食職人の目利きと手練がしっかり効いたもので他店との異なりはかなり明確。目の前にはソース、ポン酢、醤油、辛子の入った器とサラダが供される。

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串の扉は身の中に味噌を鋳込んだ「伊勢海老」 から。いきなりのカウンタ−パンチにビックリ。「牛肉」は一口いただくと黒毛和牛と判るもの。使用する油は米油で食感も軽く後口もいい。

「銀杏」は熊本産の大粒のものを薄く切ったはんぺんで包んで供される。「牡蠣」は驚きの大粒。新鮮でふわふわの「太刀魚」は紫蘇とアスパラが鋳込まれる。ちゃんとつくられた「赤飯」は昆布が入る。

「うずらのササミ巻」も和食の出会い(食材同士の相性)を感じさせる。「椎茸」、「穴子の八幡巻」と続いて、初めていただく「生湯葉」はトロトロで秀逸。「蓮根海老ミンチ鋳込み」、今が旬の「ワカサギ」と続く。「子持ち鮎」は3枚に下ろして小骨を取って塩焼きにしたものを再度揚げるという手間のかかったもの。「鯨ベーコンの水菜巻」も初めて頂いた。目からうろこの美味しさにビックリ。

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日本酒はこだわりのものが並ぶ。ほとんどのものが1杯500円。お酒だけいただきたいくらいの名品ばかり。特に新政の限定酒の美味しさにはビックリした。

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中にカレーを鋳込んだ「春巻き」、「アスパラに豚肉巻」は安定の美味しさ。「蕪の鯛巻」は出汁につけていただく。これは和食の鯛蕪を再構築したもの。「じゃがいもベーコン」はソースをしっかりつけていただく。

ネットリした「里芋の豚肉巻」、「むかご」の素揚げと続く。隣にいたお金持ち風30代女性客は「こんな美味しい串カツ初めて〜」「日本橋の六◯燈とか法善寺のWa◯abiよりずっと美味しい〜」とひっきりなしに言っておられた。調理師としての年季が違うので当然のこと・・・と心で思う。

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ワインはすべて国産品を揃える。甲州のものが多いがこの日は「北島秀樹」をすすめていただく。北海道余市町で栽培・収穫した葡萄で醸造した白ワイン。さっぱりとした酸味の辛口ワインで串揚げのみならず寿司や和食全般に合うと思った。どのボトルも仕入れ価格の2倍の超良心的価格設定。売価3000円から4500円までのワインが豊富に揃う。

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この後は定番の「蟹爪」、生姜を忍ばせた「砂肝」、分厚い身の「鱚」、「大黒シメジ」 、活シラサエビ(写真撮り忘れ)と続く。日によって仕込む量は異なるが全部で20本から25本くらいと言っていた。

気になる会計は串揚げコースが5000円という破格の価格。何本食しても同じ価格と言っておられた。この店近いうちに予約2年待ちとかになる事は必至。

店名・住所は今は秘匿
1日6名のみの完全予約制
*興味のある方は直接私(ペロペロ店主)まで連絡ください。
shatyo@nori-net.jp

大阪市 北畠大阪市 姫松 串料理

ふぉーす 6月【大阪市 住吉】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

時代が変わればお好み焼きを取り巻く環境もどんどん変わる。ワインもテーブルもある鉄板ビストロのようなものやバルのような店、「パセミヤ」のほぼ予約が取れない完全予約の店、Vin樹亭のようにメレンゲを立ててフワフワパンケーキのようなお好み焼きをワインとともにいただくお店、マヨネーズじゃなくて大量のタルタルソースをかけまくる店など今や多種多様。

しかしながら地元の表記の店は店主が昭和に修行をした伝説の繁盛店のレシピをそのまま守るコンサバティブお好み焼きのお店。この日は残業をしていた若手社員君を誘って遅掛けに訪問する。

2016-06-13 19.58.19

まずは名物のメガ生ビール890円。冷え冷えの巨大グラスに3杯分(1L)の生ビール。あてにタコを焼いていただく。黒胡椒がしっかり効いてビールにぴったり。

2016-06-13 20.03.28

最近お気に入りの貝柱の焼きそばを所望。上質な刺身用の生ホタテ貝柱を使用しているため焼いても縮まずしっかりした食感が残る。そばにホタテのエキスが移って旨み倍増。ご主人が今日仕入れたキャベツは水分が多いのでソースの加減を変えていると言っていた。

焼きそばは東通り商店街の創業65年(らしい)の「つる家」が大好き。ふんわり香る魚介出汁とフルーティーなソースは病み付きになる。3階の広間で飲み放題3000円くらいの宴会をした記憶もある。

2016-06-13 20.09.43

お好み焼きはイカと豚入りを所望する。 焼き上がったらお好み焼きの下にもキャベツを敷いて焦げないように配慮。 来上がってから食べやすいようにカットしてくれるんだけど力点を上手に使ったコテさばきが美しくてお好み焼きがほぼ潰れない。

生地はふわふわのとろとろ空気がいっぱい入っていてとても軽い。一日生地を寝かすが秘訣らしい。いくらでも食べれそうなバランスのいい食感。大きな紋甲烏賊がとても美味しい。

お好み焼きのおいしさはキャベツの質と切りかたがポイントとよく聞く。こちらでは劣化を防ぐ為に切り立てを使用し残ったものはナイロン袋で保管。
メガビールを飲み干したので続いて同じサイズのメガ酎ハイを所望する。

よく聞かれるがお好み焼きで個人的に好きなお店は南森町のかきおこで有名な「居酒屋ひなせ」、岸里にある「しんみどう」のシンミドウスペシャル、難波の「はつせ」や天満の「千草」はセルフなので地方の友人が遊びに来たときによく訪問する。東通り商店街の「美舟」は創業67年の年季が親父の顔に表れる。ブルースを聴きながら食べるお好み焼きも味わい深い。お好み焼きってカレーライスや焼肉のようにいまや国民食みたいなものなので美味しい不味いじゃなくて好きか嫌いかに分かれると思う。

2016-06-13 20.36.14

最後に今超人気の野菜炒めを所望。カットしたての玉ねぎキャベツ、人参と海老、鶏のせせり肉をしっかりと炒め、途中で出汁を入れて蒸し焼きにする、最後に目玉焼きを乗せて完成。ごちゃ混ぜにして食べると更にチューハイがすすむ。これで580円というのは破格の値段。このメニューはマストなり。店主一人なんだけどスーパスピードテクニックで仕事をするので客を待たせることはない。すべての商品が他店の7掛けくらいでコスパも文句なし。

*子供の頃、鍵っ子だった私は日曜の昼間に年の離れた姉が作るイカのお好み焼きを吉本新喜劇を見ながら食べるのが大好物だった。当時お好み焼きから飛び出たイカは姉がすべて食べるルールになっていて、ひっくり返すたびに自分のイカが少なくなると言ってよく泣いた記憶がある。今でもお好み焼きを食べに行くたび、生地をひっくり返すときにイカが飛び出ないかとドキドキする52才の初夏。

大阪市住之江区浜口西1-13-7  電話なし

お好み焼き ふぉーすお好み焼き / 住吉大社駅住吉鳥居前駅細井川駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 住吉大阪市 住吉公園大阪市 住吉大社 お好み焼き