休日に長居公園を一人ロングラン。。。夕方に雷が鳴ったので15キロでリタイアして風呂屋で汗を流す。。公園に行く途中でこのお店の奥さんと遭遇する。その瞬間口の中が焼き肉になる。。。この店の奥さんとても気さくで面白い。。。どこがと言われると困るがお店同様いい味がある。。予定していなかったが急遽訪問。お店は家族でされているのでとてもアットホーム。。。。
先ずはビールを所望しこの店の看板商品の一つであるタン刺しを注文。。。この日は一人焼き肉だったのでカウンターでご主人の手元を見ながら食す。真っ白な脂の乗りまくったタンの根元の塊を薄くスライス。。口に入れると甘い脂と塩胡椒が混ざって旨味が脳幹を刺激する。。あっさりしていて旨味がいっぱいあって。。。肉の刺身にありがちな獣の匂いは全くない。といって魚のようなクセもない。
この日おすすめが生センマイ。。。センマイもいろいろあってネズミ色の濃いものや肉厚のもの。ぶつぶつ部分が大きいものなどすべて牛の個体によって異なるらしい。この日のものは身が薄くて見た目同様味も繊細。ポン酢でいただく。。。。ムチャ旨。。。言葉も出ない・・
一人なのでホルモン3種盛り合わせ920円。私は赤セン、ツラミ、テッチャンを所望。このほかタン、マメ、レバーもある。身も分厚く食べ応え満点。。どれも鮮度がいいのでクセがないのがすばらしい。
左はオリーブオイルを使ったニンニク焼き300円。ホクホクして最高。。。センマイのへたの部分をサービスしてくれた。。こんな心遣いが嬉しい。。。塩焼きにしたらめちゃ旨い。。。
この店のかくれた名物のナムル盛り合わせ。特に豆もやしが秀逸。ここまででビールを2杯飲んで、レモン酎ハイ2杯、ハイボール2杯。。とにかくお酒がすすむ。。。
そして、松ちゃんと言えばサーロイン薄切り。。。この日は長崎産とご主人は言っておられた。この素晴らしいサシの入ったサーロインを手切りしてモミダレに浸けておもむろに焼く。。もちろんご主人が最高の火入れ状態になるように焼いていただく。。。
醤油の香ばしい香りが中枢神経を刺激しまくり。。
ガーリックの麗しい香りもうっとりする。。この香りだけで小ご飯一杯は食すことが出来る。。この料理は他の店で食したことがないし、もしあったとしてもこの価格(一人前1300円)では絶対あり得ないと思う。
よく言うんだけど初めて注文する人はこの肉を注文する前に救急車を呼んでおく。。。旨すぎて卒倒する可能性があるため・・
法善寺の「一心」という高齢のご主人のやっているお店の近くで人が倒れていたら間違いなくその店の客である。。。支払いが高すぎて皆ぶっ倒れる。。という話を思い出す。私も一度行ったことがあるが最高の食材を普通に出すので一人6万円くらいになる。。藤原紀香常連とよく聞く。。そんなことはどうでもいいが・・
咥内を口いっぱいに肉の旨さとタレに絡んだガーリックの旨味が絡み付き、その後に肉の焦げの香りと焼き上げた直後にふりかけたレモンの酸味やヤンニンジャンの辛みなどが絡まって旨味の曼荼羅の世界に入り込む。。一言で言えば甘くて辛くて酸っぱくてコクのある濃い味。
最初はレモン酎ハイかハイボールで脂を洗い流しながら3口くらい肉だけ食す。そしてこのあと大飯を注文してこの肉をご飯の上に敷いてムシャムシャ、ザブザブ食す。。。涙が出るくらい旨い。。。
ご飯の量が半分になったら玉子スープを注文してナムルの残りをご飯に敷き詰め真ん中に残りの肉を盛りつける(写真参照)。。。右端の白いのはふかふかに仕上がった焼きニンニク。。
これをぐちゃぐちゃにかき回して食す「特製ビビンバ」。。。見た目以上に旨い。。。根性入れて食べないとショック死する恐れあり。。心臓にくる。。
私の開発したこのビビンバなんだけどこのペロペロ日記を見て同じように注文するお客さん最近増えまくりらしい。。過去に私が「のりちゃんビビンバ」と命名し店のご主人にも過去に認可をいただいた。。
しかしながらこの「のりちゃんビビンバ」はこの度、とある羽曳野方面の役所勤務のお客さん(会ったことはないが)へ「ネーミングライツ」することになった。2012年11月1日よりこのビビンバは『ウチモトビビンバ』と改名。ちなみにネーミングライツ料は生ビール1杯。。店のメニューに載せてくれるかどうかは不明。
大阪市住吉区長居1-12-4
06-6692-6171