検索結果: ニュー

嬉嬉(きき) 2月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の海鮮和食店を訪問。過去に何度か伺っているけど店に看板など表記物がないためにいつも迷ってしまう。南警察署の裏くらいの春吉会館という年季の入ったビルの2階に位置する。

店内は座敷、テーブルが一つずつありカウンターも5席ほどある。メニューはなくて電話予約の時に食べたいものを店主にリクエストするというシステム。過去にはちゃんこ鍋や鱧鍋、松茸鍋、河豚鍋などをいただいた記憶がある。
今回は飲み放題をつけてカニ料理10000円のコースとのこと。

最初に大きな爪がてんこ盛りになったカニ登場。これを炭火で焼いたりニンニクバターで蒸し焼きにしていただくという趣向。

脚の部分の大きな身はしゃぶしゃぶでいただく。出汁は殻や蟹味噌を煮出してとった濃厚なもの。2本くらい食べると大満足。

蟹爪はニンニクバターで蒸し焼きにする。大きいので食べ応え満点。

飾りの野菜やトマトなども入れて美味しくいただく。最後は蟹雑炊でフィニッシュ。。ごちそうさまでした。

過去の記事はこちら

大阪市中央区東心斎橋1−6−22
06-6243-8211

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

鮨ふみ【大阪市 福島】

福島の表記の寿司店を訪問。界隈は有名店が立ち並ぶ激戦区。駅から北西に3分ほど歩いたところに位置する。檜のL字型のカウンターは10席で大人な雰囲気。開店して8年目とのこと。

寿司のコースメニューは13800円と17800円の2種類。今回は13800円のコースを所望する。双方ともに最初にあてが出て後から寿司になるスタイル。

最初の刺身は芽ねぎを巻いたクエの刺身、皮目を焼き込んだ鰆(鰹の代わり)、鯖の3種。

酒肴はかなり多彩。北陸の糸水雲は食感がとてもいい。タコの柔らか煮、相生産の牡蠣は新鮮でよく肥えたもの。子持ち昆布を卵黄醤油で和えたものは初めていただいてこの日一番のお気に入り。

銀鱈の西京焼きも日本酒にぴったりの塩味。ポン酢をかけた茶碗蒸しは白子がたっぷり入る。

握りの扉は塩昆布を乗せたほうぼうから。続いて鰤のお腹部分。マグロ漬けの代わりにいくら軍艦、小肌1枚づけと続く。

ご主人の握るスタイルは伝統的な本手返し。右斜を向いて肘を上げて握られているのと途中で桶を叩いて捨てシャリをする所作で今は無き日本橋の江戸前寿司の名店「福喜鮨」のご出身かと聞くとその通りだった。コンラッドホテル大阪のビルの鮨美寿志の井上氏も福喜鮨のご出身でかなり美しい所作で寿司を握られていた記憶がある。

剣先いかは塩で供される。独特のフォルムの車海老は温かくてかなり美味しい。ふわふわの皮目を上にした穴子、干瓢巻き、福喜鮨と全く同様の玉子でフィニッシュ。

価格を考えると大満足。。お酒もたくさんいただきいい時間を過ごすことができました。

帰りに立ち寄ったバーのご主人はジンリッキーマニアで個性のあるジンをブレンドして供される。思いの外に飲みすぎてしまう。

この日のご主人の握りの所作が美しくずっと見惚れていた。

最近の大阪の高級寿司店の握りで手を返した後で最後に寿司を右手で握り込む下品なスタイルの方が多いことに閉口する。私は右手で握り込むこの所作を「よこはまたそがれ」という隠語で呼ぶ。理由は上記の写真を参照。

大阪市福島区福島7-7-24
17:00~23:00
水曜定休

大阪市 福島 寿司

酒と米 コメマル【大阪市 福島】

福島にある表記の居酒屋を食事のあとで軽く一杯飲むために訪問。福島駅から徒歩5分の聖天通り商店街に位置する。2023年6月のオープンとのこと。

綺麗な店内はかなり広くて入口付近は立ち飲みスペースで奥はカウンターとテーブル席。客層は若めで30代から40代の方が多い。女性客率も高い。。

メニューも気の利いたものが多数。少ないポーションで価格は安め。1時間半に1回、土釜で炊いたご飯が炊きあがり釜を持って各席を廻るのも面白い。

パリパリピーマンは味噌の調製が素晴らしくかなり美味しい。少量(60cc)から注文できるお酒の品揃えも目を見張るものがある。

十四代 (中取り純米 無濾過)は安定の美味しさ。燗酒のメニューも多数。

ポテトサラダ 黒トリュフ風味(¥319)はポテトサラダの龍のモナカが鎮座。
メニュー名通りトリュフの香りもして美味しくいただきました。次回は1軒目で訪問予定。

大阪市福島区福島8-17-3
090-3249-0538
17:00〜27:00
水曜定休

大阪市 福島 居酒屋