Ikedaya BBQ style 3月【大阪市 東天下茶屋】

最近よく通う表記のダイナーを一人で訪問。自宅から近いために昨年からヘビーユースする店。阪堺電鉄の東天下茶屋駅直結で横に細長くて天井の高いお店は昭和40年代のチンチン電車の駅舎をリノベーションしたもの。

BBQという名前だけど厳選した食材を丁寧に時間をかけて供する料理は何をいただいても繊細かつ味わい深い。こちらはお酒のサブスクがあって(1ヶ月680円で全てのドリンクが何杯飲んでも1杯220円)もかなりお得過ぎていつも飲み過ぎてしまう。

店内は定期的に産地直送の野菜マルシェやスパイスカレーの間借り営業を始め様々なイベントがある地元密着のおしゃれなお店。

炭火を使ったBBQ料理もいいんだけど素材感を活かし切った週替わりの小皿料理600円も秀逸。たらこを温燻製したものには独特の苦味と食感の春菜の「シュクライ」を合わせる。続いて驚くくらい糖度の高い「さつま芋」と「生うに」を合わせたものも白ワインが進みまくる。旬のホタルイカとビーツのマリネも相性がとてもいい。

続いて店主が長崎まで行って購入してきたという生牡蠣をいただく。小振りだけど味が濃くてスープもたっぷり。10個くらい食べたかったけどきりがないのでやめておく。牡蠣とクタクタに炊いた白菜で作るシチューも絶品で鍋一杯食べたくなる美味しさ。

メインは好物のスパイシーチキンとジューシーとしか表現できないソーセージの盛り合わせ。鶏肉の食感がかなり柔らかくて数種類のスパイスの香味と辛さの中にマイルドな甘さも感じる逸品。一緒に添えられるヨーグルトソースが味を引き締める。

この日はひな祭りにちなんで限定の「ちらし寿司」2200円もメニューに登場。はまぐりのスープで炊いたご飯の上に「はまぐり」「菜の花」「ローストビーフ」「雲丹」「キャビア」などの気分が上がる高級食材がたっぷり。

店の端にはハイセンスなベーカリーも併設されていて天然酵母を使ったハード系のサワーパンなども販売されていて大人気となっている。この店のクッキーも驚くほど美味しくてハイキングに行くときは前日に必ず購入する。

スマホを見ながらゆっくりと一人でお酒を楽しむ時間はとても貴重で有意義でそれにぴったりのお店です。

過去のIkedayaはこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町6-25
火曜日定休(夜の営業時は木金土日のみ)

大阪市 東天下茶屋 その他料理

ニューとん助 3月【大阪市 北加賀屋】

住之江区の中加賀屋という場所にある表記の洋食店を訪問。大阪メトロの北加賀屋駅から徒歩7分の商店街を少し外れた場所に位置する。私どもの会社から近いので個人的にヘビーユスする店の一つ。場所はあまり良くないんだけど開店から閉店までずっと満席で行列が絶えない地元の超人気店。

年末から訳あってずっと休業されていて、この日は数ヶ月ぶりの営業再開に常連客をはじめとする大量の客が押し寄せる。この日は10時半からの営業なんだけど開店と同時に満席になりウエイティングが10名以上となる。営業確認の電話も鳴り止まない。

カウンターのみの店内は洋食店と思えないくらい綺麗で清潔。高齢のオーナーご主人と若いコックさんと奥さんとサービスの女性2名で切り盛り。

店名通りとんかつがマストメニューで物価高の現在も全く値上げをされない姿勢に敬服する。大きなサイズの「Wとんかつ」も男性客には大人気。

まずは久しぶりの「ポタージュスープ300円」を所望する。注文ごとに作るニンニクたっぷりのワンパクB級グルメそのものの味わい。これをいただくと人と会話ができなくなるくらいパンチがある。

この日は「とんかつ800円」に「エビフライトッピング300円」を所望する。食べ応え満点のとんかつはふわふわのサクサク。どの料理にも使用されるこちらのお店のシグニチャーとなっているニンニクたっぷりの旨味とコクのあるドミグラスソースが秀逸。エビフライも薄衣で食べ応え満点。

とんかつ以外にもビフカツやとろける食感のハンバーグなども人気。昼間だけの営業だけどわざわざ伺う価値あり。妥協のない地元の名店です。お店の横にはコインパーキングあり。早めに到着して開店前から並ぶのがおすすめです。

過去のニューとん助はこちら

大阪市住之江区中加賀屋3−1−22
電話 06-6685-4096
営業時間 10:51-13:50
定休日 日曜日・水曜日

*過日に若い頃に出会った友人のブログを見て涙することがあった。人を赦すということはその人の魂のステージを上げることと再確認した。

大阪市 北加賀屋 とんかつ

赤丸食堂【大阪市 弁天町】

港区の表記の老舗大衆食堂を訪問。界隈では地域を代表する有名店でデカ盛りと100種類以上あるメニューは圧巻。場所は「みなと通り」沿いで港区役所前。赤い大きな○の看板が目印。創業は昭和20年で78年続いている。闇市で小豆や砂糖を仕入れ、ぜんざいから始まった食堂と聞き及ぶ。席数78席で店内はかなり広い。

メニューは多彩で大きく分けてまずは、こちらのお店の4大メニューと言われる巨大エビフライの「スーパードラゴン」、メディアでよく紹介される「山盛りチキンカツ」、1ポンド(450g)のメガバーグ、15匹の開いたエビフライが入った「市岡海老蔵」がある。

そしてチキンカツのサイズ(量)別の横展開と海老マヨやエビチリなどを含むエビフライメニュー(「AKB」という名前のエビフライ、唐揚げ。ハンバーグのアソートなども人気)、ヒレカツやイカ天、唐揚げなどの組み合わせを含む豚天メニュー、普通の食堂にある丼やうどん、そばメニュー、オムライスやチキンライスやカレーも当然ある。ハンバーグやフライ、鉄板焼き肉を中心とした洋食メニュー、2代目が始めた中華メニューなどもあり目移りすること間違いなし。この他にもワンコイン定食や昼のお値打ち定食などもある。

店内は総じて清潔。店員さんもきびきびと動いて愛想もいい。カウンターテーブルにはオリジナル調味料が置かれていて何にでもかけていただくようになっている。
・三晃ウスターソース
・王醤
・豚天醤油
・カレーぽん酢

前回は巨大エビフライのスーパードラゴンをいただいたので今回は市岡海老蔵のハーフサイズ(エビフライ8枚)を所望する。味噌汁を菊正宗の酒粕を使った粕汁に変更(280円アップ)いただく。

周りを見ると「ごはんの漫画盛り」や、チキンカツの大盛り(大4枚)。A5ランクの黒毛和牛すき焼き丼など客の注文は様々。天保山チキンカツを完食すると完食証明書が交付されて1枚追加サービスで、さらに3枚集めるとチキンカツを10枚使う「幻の富士山チキンカツ」に挑戦できると聞き及ぶ。

小さめの開いた一口サイズの海老フライが8尾。銀皿にはキャベツ、ポテサラ、酸っぱくないタルタルソース、ケチャップ、スパゲティ付き。
エビフライは衣がサクサクでラードの香りの衣も美味しい。途中で飽きてきたら珍しい味のカレーポン酢やウスターソースをかけまくっていただく。粕汁も香ばしくて中に大きな鮭の切り身が入る。ハーフサイズにしてよかったと思いながら店を出る。さすがの老舗です。。店の裏にコインパーキングあり。

前回の赤丸食堂はこちら

大阪市港区磯路2丁目6-3
06-6571-1275
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:45)

大阪市 弁天町 とんかつ中華料理唐揚洋食焼肉麺料理