昨年からヘビーユースする東天下茶屋駅直結の表記の店を訪問。横に細長くて天井の高いお店は昭和40年代のチンチン電車の駅舎をリノベーションしたもの。
BBQという名前だけど炭焼きイタリアンといったほうがぴったりくる感じ。煙もないし自分で調理することもない。シェフの調理技術が突き抜けていてケレンのない素材重視のかなり美味しい食事をすることができる。
お酒はお得なドリンクのサブスク(1ヶ月680円で全てのドリンクが何杯飲んでも1杯220円)もあってたくさん飲む方には嬉しいお店。。3杯以上飲めばその日のうちに元が取れるということで界隈に住む友人の多くが常連化している。
天然酵母を使ったハード系のパンを製造販売するベーカリーが併設。サワーパンやバジルを練り込んだ食パンやスコーンなどは絶品。定期的に産直野菜のマルシェやこだわりの屋台などが出るイベントも開催される。
普段通り最初に前菜を数種類いただく(小皿料理各600円)これがめっぽう美味しい。。
ピカピカに光った酢漬けされた鰯のサラダ、低温調理した柔らかな鶏ハムにレバーペーストを合わせたもの、熟成豚のボルケッタは柔らかく仕上げられた豚肉のレア感がとてもいい。牡蠣と蓮根のすりおろしも初めていただく味わい。アンチョビポテトはジャガイモの香りと美味しさが際立つ。どれも白ワインがすすみまくる。
続いてのソーセージ590円(small)は噛むと「プシュー」と肉汁が出まくる。久しぶりに美味しいものをいただいたと実感できるレベル最高峰のもの。
スパイシーチキン1180円(midle)は持ったほど辛くはない。鶏肉の食感がかなり柔らかくて火入れの巧さが光る一品。クミンを始め数種類のスパイスとオリジナルのヨーグルトのソースの相性も抜群。
ポークジンジャー1180円(midle)もとても滋味深い尊い味わい。シンプルな盛り付けが気持ちいい。
最後はおまかせグリル3種と焼き野菜の盛り合わせ 2400円(2人前)。野菜は農家から直送のものばかり。ブイヨンで炊き込んだ大根や甘すぎる安納芋など野菜だけでもかなりのお値打ちがある。ざっくりとした盛り込みが素晴らしい。ここまでいただくとお腹もいっぱいになる。
前回に訪問した時の前菜を忘備録として記します。
ブロッコリーとしらすのアイオリ、天然酵母を使用したサワーパンは300円で食べ放題。はっさくとポンカンのマリネ、鱈白子燻製の炭火焼、鮟鱇と里芋のビスク(これは史上最高に美味しかったです)、魚介と蓮根のグラタンなど。
ごちそうさまでした。。
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大阪市阿倍野区阿倍野元町6-25
火曜日定休(夜の営業時は木金土日のみ)