フェスティバルホールで友人とオペラ鑑賞したあと北新地の硯楽通りにある表記の店を訪問する。こちらのお店は昼に提供されるふわふわのオムライスがとても有名。
お店は1階のカウンター席と2階の個室に別れていて入口も別々。新地本通りからの入口は1階カウンター席のみで2階の個室には路地から入るようになっている。
北新地にすれば比較的リーズナブルにアラカルトで本格的なものを気軽に頂けるのでとても使い勝手のいいお店。ちょっとハイカラな高級フレンチ居酒屋って感じかな。
最初はグラスシャンパンを飲みながら前菜を頂く。
生ハムやキャビアや雲丹のコンソメゼリーや金山寺味噌と胡瓜みたいなものや鶏の甘酢餡など和のテイストの効いた取り合わせが1500円。
一寸豆の炭火焼は普通に美味しい。料理のジャンルはフレンチ割烹なのか和風イタリアンなのかよくわかんないけどお箸もあって高齢のお客さんもちらほら。時分時は同伴客でいつも一杯。
シャルドネを頂きながらオペラ談義をしばし楽しむ。ドメーヌ・ラ・コロンベット シャルドネ 2013は毎日飲みたくなるような樽は効いてるんだけど酸味を押さえた後口のはフルーティーでふくよかでかつ爽やかな感じ。桃や洋梨みたいな香りが印象的。南仏のシャルドネなのでもっと濃いかなと思ったが華やかでエレガント印象。
ワインに合わせた定番の蟹クリームコロッケ。この店に来たときにはいつも頼むメニュー。
ずわい蟹たっぷりでとても滑らか。塩分もしっかり入っていてワインがすすみまくる。
キノコがたっぷり入ったココット蒸し。いろんなキノコが山ほど入っていて食べ応え満点。アヒージョのようだけどこちらは茸を食べる料理となっている。
イベリコ豚のステーキは柔らかくて脂も甘くてとても美味しい。白ワインでもしっかりしたものだったらいいマリアージュを見せる。ハチノスの煮込みもいつも必須の注文メニューなんだけどこの日はお腹いっぱい。
この店ホントに気軽に洒落た洋食づかいができるので重宝。。店を出たときの満足度が高い。
ワインだけじゃなくて日本酒や焼酎をいただきながらお箸でフレンチの香りのする洋食というのは希有な存在
価格は北新地の香りがしないのが嬉しい。。そのまま路地奥にある酎ハイ専門店「硯楽檸檬」に流れ込む。
大阪市北区曽根崎新地1-6-7
06-6345-5669