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裏天王寺地獄めぐり【大阪市 天王寺/阿倍野】

友人を誘ってJR天王寺北口にある戦前からある檄渋昭和感満載の阪和商店街にある飲食店をはしごする。

待ち合わせはハルカスB1のサンクレーゼの立ち飲みバル。高級なワインや泡が低価格でいただける。周りの店で買った惣菜を持ち込むのも可。会社帰りに仲間と一緒に飲んでいる女性グループが多い。横のパン屋でバケットを買ってチーズと一緒に楽しむのがオススメ。

そこから地上に上がって商店街を目指す。界隈では超有名な立ち飲みのqクァクァを訪問。連日早くから満席。客は「コ」の字になって飲むのがこの店のルール。メニューは全部で200〜250種類と言われる。日本中の美味しいものを手軽にリーズナブルに味わえる希少なお店。一味がたっぷりかかった地獄豆腐が有名。この日は行者ニンニクの天ぷらとエイの肝をいただく。エイの肝が重いのほか美味しかったのにびっくり。

そのあとはカウンター6席の煙もくもくのつるやⅡ。席の後ろ全面が引き戸になっているので外から見て客がいないところの引き戸を開けて入店する。ミノ湯引きと炭火で焼くシャウエッセンがお気に入り。カボス酎ハイがこの店のおすすめです。


商店街には公衆トイレがいくつかある。このマークのトイレが一番清潔です。。

そのトイレのすぐ横にあるラブワイン天王寺もいい店です。週替わりで色々な国の厳選されたワインがグラスでいただけるスタイル。食事も美味しいしかなりオシャレな内装。。この店はゆっくりとくつろげます。。。

商店街を北に抜けた行き止まりにある超怪しげなスナックというかバーの「とうこうふ」。大阪府内の某進学校のOBが足げく通うお店。初めて入った友人は大抵ビビりまくる。誰もが知っている某国民的女優の姪のママと女性スタッフで運営。燻製料理も秀逸。この日は特別にコブラとサソリの入ったお酒とゆで卵の取り合わせ。強いお酒を続けて数杯いただいていい気持ちで店を出る。飲み放題で3000円のお得な価格設定も素敵。

このあと昭和町のバーで飲んで帰宅する・・・・このはしごコースは癖になりますな。。

大阪市 天王寺/阿倍野

墨や【大阪市 難波】

難波旧歌舞伎座の裏の路地にある標記の隠れ屋寿司店を訪問。路地のなかの雑居ビルの奥にありかつ看板を出しておられないので一見で訪問する事は不可能。知り合いのつてと紹介を頂いて予約をする。

店内はカウンタ−5席のみで約2坪の広さ。30代の若き女性店主が調理から接客迄すべてをこなされる。

ドリンクもすべて明朗会計。

座付きは大きなバイ貝の煮付けと柔らかく炊き込まれたタコ。

店主が仕入れに行ってくると言いながらおもむろに扉の外に出て出てきたのは活烏賊。キュウキュウとと鳴く烏賊をおもむろに捌いて刺身で提供。一匹は剣先烏賊、もう一匹はあおり烏賊だったので横の客と半分ずつシェアして楽しむ事にする。

活烏賊ならではの透明感と艶、口に入れた時のパキパキの歯ごたえと甘味は比類なきもの。それぞれの味わいの異なりも楽しめて良かった・・・

ゲソとエンペラは塩焼きにしてもらって日本酒とマリアージュを楽しむ。レアに火入れしているので甘味が最高である。

続いて脂乗りまくりの鰆を塩焼きで頂く。素材感溢れるシンプルな仕事。火入れも完璧。。。

これから走りのマナガツオを揚げて煮浸しにしたもの。独特の味わいと餡の美味しさに脱帽。

ここから握りとなる。美しいネタケースをまずは披露。。。

まずは細かく目を入れた烏賊から。「谷町の原生の烏賊の握りをパクりました」とのこと。美味し過ぎて悶絶・・コハダの締め方もミディアムレアで好みに合う。鮪はパスしたらタイラギ貝を握ってくれた。皮目を炙ったカマス、脂乗りまくりの紅葉鯛はイカスミを入れた驚きビジュアルの黒酢の寿司米で。泉州の足赤海老は大好物、トロトロに煮込んだ穴子は白酢の寿司米と使い分ける。

最後は赤出汁でフィニッシュ。これでコース3000円の驚愕価格・・・・

このはがきが看板代わり・・・・
紹介ならびに連絡先はぺろぺろ店主迄
shatyo@nori-net.jp

*現在は初見の客はお断りされていますので紹介も遠慮させていただいております。

大阪市中央区難波4-3-23

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27099496/?tb_id=tabelog_58fe0478cfa0c96154f2bdf134e30a82dd36994a”>墨や</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC010201/”>寿司</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/R3388/rstLst/”>大阪難波駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/R7262/rstLst/”>なんば駅(大阪メトロ)</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/R7260/rstLst/”>難波駅(南海)</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FF8C00;”>★★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆</span> 4.0
</p>

 

大阪市 難波 寿司

ひろせ9月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

最近お気に入りの東心斎橋の雑居ビルにある和食店。西心斎橋のミシュラン店「ゆうの」から独立されたご主人の丁寧な仕事をカウンタ−で見ながらコース料理(8000円)を頂くんだけど、価格以上の価値があるので最近は献立が替わる月初をめがけて予約をするようにしている。

座付きは明石の蛸を低温で火入れしたもので焼き茄子と芋茎が添えられる。酢ゼリーの塩梅はさすが。

2皿目は骨切りした鱧の熱々の天ぷらを鱧の卵を入れた餡に浸したもの。新銀杏は熊本産。毎回コースのどこかに揚げ物を入れられるのも特徴。

このは王禄、七本鎗、黒龍など5種類の日本酒を頂く。特に上級者向け食中酒の山吹極はビックリするような癖あり。しかしながらバルサミコ醤油で調味した鴨肉とあわせると素晴しいマリアージュを感じる事が出来ました

お造りはメイチ鯛、鱧の炙り、天然鯛の卵黄味噌漬け巻き、私だけ鰹の代わりのノドグロ、細魚(写真なし)

ノドグロの脂ののり方は強烈。皮目を炙っているので旨味が咥内で炸裂。

菊の花をあしらった煮物椀の出汁の塩梅もドンピシャ。湯葉の糝薯もとても優しい味わい。

松茸を秋刀魚で巻いて炭火で焼き込んだもの。腸のソースはよくありがちだけど重湯を入れてあっさりと仕上げるテクニックに脱帽。鯛の皮と酒盗を混ぜたポテサラとマスカットに白酢(豆腐を裏ごしして出汁と酢でのばしたもの)を掛けたものがあしらわれる。お酒が進みまくってしょうがない。。。

枝豆の豆打(ずんだ)の下には糸南京、車海老、新蓮根、小芋。稚豆を使用しているので香りがとてもいい。

ハンガリー産の鴨肉を炭火でしっかりと焼き上げたもの皮はパリパリ。バルサミコ醤油で頂く。つけ野菜はオクラとズッキーニと無花果の胡麻味噌田楽。美味しくないわけがない・・・

日本酒が残っているのを見て沖漬けを出してくれた。

食事は子持ち鮎ご飯。最後まで客の喜びを追求。この日は「美味しい!!」という言葉を何度発したか判らない。

デザートは黒糖のブランマンジェ。勿論手作りであしらえは古代チーズの「蘇」と小倉餡。価格の割りに内容が濃くボリュームもあって仕事も丁寧で大満足。そのうち予約が取れなくなる事は間違いなし。

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

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大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食