タニロク.5 *土日のみの限定カレー【大阪市 谷町六丁目】

谷町六丁目の空堀商店街の外れにある表記の店を訪問。裏通りの路地を入ったところに位置する。すぐ近くにコインパーキングあり。週末の昼のみスパイスカレーを10食提供。

店内は大きなテーブルとソファ席。若い店主のワンオペ。当然のことながらスパイスカレ−1000円を注文する。インスタグラムを見るとスパイスをはじめとする食材やコメまでかなりこだわって作られている。

しばらくして着皿。生卵も美しい。スパイス感はしっかりありながら玉子のせいか優しい味わい。玉ねぎがしっかり入っていて独特の甘味と旨みも感じる。あっという間に完食。

夜はシーシャもあって焚き火を見ながらくつろげるバーとなっています。

インスタグラムはこちら

中央区谷町7丁目2-20

大阪市 谷町六丁目 カレーライス

ラポンヌターシュ *名店コートドールのDNAを継ぐフレンチ【大阪市 北浜】

最近のマイブームで月に一度、西天満の足裏マッサージに通っている(強烈に痛い・・)。その帰りに裁判所の裏側にある表記のフレンチを一人で訪問する。

本年2月に東京の誰しも認める古典的なフレンチを日本に持ってきたと言われるフランス料理界のレジェンドの「斉須政雄シェフ」が引退され、長きにわたり人々を魅了した名店「コートドール」も閉店となった。こちらの田村シェフはコートドールで修行先され、斉須シェフに直接学ばれ、2013年7月に大阪のこの地で独立された。

お店はシンプル&スタイリッシュでカウンター12席のみ。ライブ感あるオープンキッチンなんだけど火口やオーブンもクラシカル仕様でスチームオーブンもない。お店はすべてシェフひとりで切り盛り。特筆はお店の清潔さでいつも感心するくらい、どこもピカピカ状態。今回は夜のプリフィックスコースのうち8800円のものを予約

アミューズはコートドールの伝説のスペシャリテの「赤ピーマンのムース」

ふんわり滑らかで透き通るような味わいだけどコクのある赤ピーマンのムースとトマトソースのほのかな酸味が合わさって、凝縮した野菜の味わいが口の中で響き合うのがわかる。田村シェフはコートドールで前菜担当もされていたのでこの料理はコートドールそのものと言われる。

前菜はサーモンの燻製を所望する。

火入れ、燻製の加減も絶妙で香りを楽しみながら柔らかな食感とスパイス感も味わえる逸品。酢漬けの野菜もいい口直しとなる。

追加料理で赤穂の牡蠣のクリームスープを注文する。ポシェした牡蠣の出汁と野菜のスープが相まってとても味わい深い。バターもしっかり入って、添えられた牡蠣のパンチに負けていない。

数種類の料理を同時に提供する田村シェフの所作はゆったりとしながらもテキパキして無駄がなく流れるようでとても美しく、見ていて楽しい。提供される全ての温製料理の皿が熱々なことにも敬服する。

魚料理はこの時期のスペシャリティの平目のアメリケーヌソースを選んだ。皮目をパリッと焼き上げた身厚の平目と濃厚なアメリケーヌソースの相性は抜群。シャルドネが進みまくる。添えられたパンでソースを残さず拭っていただいた。こちらもコートドールのスペシャリティ。

「牛ほほ肉の赤ワイン煮」は一見どこにもありそうな料理なんだけどどこにもない他店とは一線を画した仕上がりとなる。分厚くカットされた肉は解けるほど柔らかく、繊維が綺麗に分解される。ソースはとても軽くて重層的、人参のピューレと合わさってさらに深みを増す。こちらもワンランク上の仕上がりでこれ以上に美味しい赤ワイン煮は食べたことがない。

デザートはクレームブリュレとエスプレッソを所望。名物のソルベもいただきたかったんだけど悩んでこちらにする。表面のカラメルをしっかり炙って固め一旦冷やしてから提供される。バニラの粒がたっぷり入った王道の味わい。

お酒もグラスで上質なものをたくさんいただきました。

地に足のついた料理ってこういうことなんだなと納得しながら店を出る。カジュアルだけど本格的なとてもいいお店です。。

過去の記事はこちら

大阪市北区西天満4-1-8
06-6312-1777
営業時間:18:00~23:00
定休日:日曜日

大阪市 北浜 フレンチ

京松蘭本店 *京橋焼肉の雄【大阪市 京橋】

大阪城公園でランニングをした後、友人と京橋の表記の有名焼肉店を訪問。普段は当日予約が取れない店なんだけど21時入店だったので席が空いていたとのこと。京橋駅から徒歩4分のビルの4階に位置する。外国人客率もかなり高い。入り口には有名芸能人お断り、港区女子お断りの文字あり。

メニューはコースのみで3種類
・ぷりんせすぷりんす’sコース(少食の方) 250g  8,250円
・くぃーん’sコース(男性の方におすすめ) 350g  9,350円
・きんぐ’sコース            450g  10,450円

今回はくぃーん’sコースを注文。
最初に赤身、霜降り、赤身と霜降りのバランスタイプ、この3種類から肉のパターンを選ぶ。赤身を選んだ場合のみ追加料金あり。
ホルモン苦手な人は赤身のみに変更も可能。ライス、スープはおかわり無料。

最初に生ビールと一緒にキムチともやしのナムル登場。続いてほろほろに煮込まれた牛すじポン酢も提供される。

焼肉の途中で提供されるローストビーフも柔らかく、解けるような食感。2種類の味わいになっていることにびっくり。

コースの始まりの焼き物はロースでそれぞれの肉にあった焼き方等も丁寧に教えてくれる。ロースはレアに焼いた肉を自家製ポン酢でいただく。続いてはサーロインとうちひら肉。これは辛子醤油でいただく。一切れのボリュームがかなり多い、野菜は熊本赤茄子、北海道山芋、姫路蓮根、青森ニンニクなど。野菜もかなり上質。タレ焼きはロース、ハラミ、ヘレ、ラムシンと赤身肉が供される。テンポよく質のいいお肉がパンパン出てくる。

途中でお腹の具合を聞かれてかなり満腹だったのでそれを告げるとホルモンはレバーとタン先、ココロを塩で提供いただいた。なかなか丁寧な対応と感心する。

肉は一つ一つ説明があり、コース終了後に量が足りないかと聞かれる。その際は追加肉サービスもある。分厚い肉は焼いてから野菜の上に乗せて休ませて余熱で火入れをすることを勧められる。

途中で口休めにわかめナムル、イカわた入り塩辛なども供される。

提供されるお肉ごとにチシャや卵などの食べ方があり、食べ方がよく考えられていて最後まで食べ飽きない。タレ焼きの肉は鰻の蒲焼のように何度も揉みタレにつけて表面をメイラード反応が見えるまで焼き込む。その後につけダレにつけてから生卵に潜らせて絡めてチシャに巻いていただく。この食べ方は初めてでかなり美味しかった。途中で出てくる卵スープは牛骨スープでこれも秀逸。

食べられなかったお肉はお持ち帰り出来るサービスもあるらしい。腹パンで大満足。ごちそうさまでした。

大阪市都島区片町2-11-22 京橋ROOBO 4F
18:00〜22:30
‍定休日 月曜日

大阪市 京橋 焼肉