カルダモン【大阪市 天神橋筋六丁目】

言わずとしてた表記の人気カレー店を訪問。大阪メトロ御堂筋線の天神橋筋六丁目駅の12番出口から出て、アーケード商店街からちょっと東に入ったところに位置する。開店10分前に到着ですでに長蛇の列だったんだけどどこかのサラリーマンさんが後列で並ぶ私に順番を譲っていただき1巡目で入店。行列が長い時は商店街アーケードの西側で並ぶ仕組みとなっている。提供時間短縮のため行列中にスタッフさんがオーダーを聞きに来てくれる。

店内はコの字型のカウンター8席のみ。
メニューはカレー、カツカレー、国産牛厚切りカレーなどのレギュラーメニューに土日限定や期間限定のカレーなどがある。客の半分以上は豚ロースを使ったカツカレーを注文する。

この日は期間限定カレーの「粗挽きスパイスの辛口鶏キーマカレー1000円」を所望する。

レギュラーの欧風スパイスカレーは何度かいただいたことがあるがキーマカレーはこの店では初めて。カルダモンなどのホールスパイス、バジル、香味野菜、鶏ミンチで構成されていてしっかり旨味とコクと深みのあるレベルの高い仕上がりになっている。半熟卵が辛さを和らげてくれてとても食べやすい。あっという間に美味しくいただきました。

この限定カレーは7月10日まで・・・・

大阪市北区天神橋6丁目5-3

カルダモン.カレー / 天神橋筋六丁目駅天満駅扇町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 天神橋筋六丁目 カレーライス

稲家 7月【大阪市 梅田/JR大阪】

年間予約して、毎月定期訪問している北新地の表記の和食店に友人と会食。北新地駅11-23出口から徒歩1分、ステーキロンの裏側の北新地プレイスというグルメビルの7階に位置する。お店はカウンター8席のみなんだけどゆったりとした空間に感じられる。開店以来ずっと人気の予約困難店で現在、18時スタートの予約は半年先となる。

場所柄ホステスさんとの同伴食事客が多く、いつも賑やかな席となるのが残念。18時一斉スタートで20時15分には食事が終了となるようにされているのも納得。メニューはおまかせコース 19800円(税・サ別)のみでお酒を入れて支払いはだいたい一人3万円くらいになる。(シャンパンやワイン、特別な日本酒を注文するとこの限りではない)

三宮のミシュラン和食店「植むら」で修行をされた向井理に似た店主が作る素材感を活かした喰い味のある料理が口によく合う。

定刻に一斉スタート。ご主人の挨拶の後、ドリンクとともに座付が供される。一品目の料理は肝心で最初の印象で全体の評価が変わることが多い。

初見の和風のトマトガスパッチョは一口いただくとその美味しさにびっくり。トマトがベースなんだけどきちんと和食なっていることに敬服。ご主人に旨味と味の深さの理由を聞けば「味噌汁の上澄みの出汁をベースにしている」とのこと・・・さすが。生の甘エビが中に鋳込まれている。適度に胃が刺激されさらに食欲が増進する一品。

2品目は3時間蒸しあげた徳島産の鮑と水分が飛ばないようにフライパンで火入れした北海道のアスパラガス。。肝のソースもとても滑らかで優しい味わい。

日本酒は切子のグラスを選ぶ。たくさんある中で毎回同じものを選んでいる気がする。

お椀は万願寺唐辛子の真薯と炭焼きした鱚。かなり上質の昆布を使用し、塩味はかなり抑えて透き通った味わいとしている。

刺身は鰹たたき。切り身の下に酒盗に行者ニンニクを合わせたソースが敷かれる。同伴者曰く「かなり美味しい」・・・

鰹が苦手な私は天然の車海老に差し替えいただく(感謝)

酒肴として「とうもろこしのかき揚げ」と「鹿児島産の牛ヘレ肉と鷹ヶ峰のシシトウ」「新牛蒡の胡麻酢和え」の3種盛りが供される。肉も柔らかくて旨味たっぷり、火入れも完璧。

九州産「しぶ鯛(笛吹き鯛)の塩焼き」。さっぱりしているけど脂と味がしっかり乗っていてかなり美味しい。かぶらの辛子和えも秀逸。

蛸の三杯酢。店主曰く「これは胡瓜が主役」。何度も塩もみを繰り返し水分を抜いキュウリは歯ごたえが強烈で繊維がしっかりしていて白瓜を干したもののよう。この料理はご主人が研究して新しく作られたと言っておられた。プロも絶賛の本日のMVPなり。。

なにわ野菜の鳥飼茄子の蟹あんかけ。。独特の緻密な肉質で荷崩れもなくサクサクした食感が特徴。料理のビジュアルも美しい。

食事は最初に炊きたての一文字に盛られた白ご飯から。続いて茶豆と裏ごした梅干の炊き込みご飯、時雨丼と続く。気をつけないといつも食べ過ぎてカロリーオーバーになる。

甘味は白桃のジェラートに白桃の汁粉をかけたもの。。口全体がさっぱりとする初夏の味わい。

この日も旨口のお酒を2種類いただきました。工夫を凝らした旬の美味しいものをゆっくりといただけるいいお店です。

過去の稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-317

大阪市 梅田/JR大阪 洋食

オオサカ堂 7月【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記の居酒屋を一人で訪問。自宅近くなので会社帰りに立ち寄ることが多い。場所は阿倍野筋の松虫交差点を南に500m下ったところ。阪堺電車の東天下茶屋駅から徒歩5分くらい。

看板がないので店は素通りしてしまう感じ。店内はシュッとしていて広くてカウンター席とテーブル、立ち飲みスペースもある。地元の家族づれ客も多い。雑誌ミーツ等のグルメ雑誌の常連。ドリンクを含む全てのメニューが「大阪産」というこだわりがある。大阪へのこだわりは大阪一と思われる。

アラカルトメニューは280円から一番高いお造り盛り合わせが780円。コスパの良さも阿倍野随一。

料理のクオリティーも高くて泉南の尾崎港から直送の鮮魚が格安でいただくことができる。最初に地元ではとても有名な「眞ちゃん豆腐冷奴280円」をビールとともにいただく。続いて驚くくらい柔らかな「尾崎漁港直送の泉たこぶつ切り680円」を所望。

行儀が悪いけど携帯電話を見ながら誰とも喋らずお酒と食事を楽しむ。

河内長野産スイートコーンかき揚げ380円もいい仕事。福島区の大黒ソース激辛焼きそば580円は突き抜けた辛味にびっくりさせられる。ごちそうさまでした。

過去のオオサカ堂はこちら

阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日

大阪市 東天下茶屋 居酒屋