マイコト 11月【大阪市 住吉大社】 【大阪市 粉浜】

島根県から姉が帰省してきたので一緒に最近ヘビーユースの東粉浜の標記の店を訪問する。ディナーコースは5000円と7000円の2コース。今回は廉価な5000円のものを所望する。

前菜は但馬味鶏の蒸し鶏で低温調理で驚くほど柔らかに処理されている。天使の海老の紹興酒漬け、花咲クラゲの酢の物、プチトマトの杏酒漬け、焼きたてのチャーシュの5種盛り。

スープは上海蟹の味噌が入ったフカヒレスープ。とてもあっさりした口当たりで塩分控えめの優しいお味。

点心3種盛りは「フカヒレ」「海老餃子」「焼売」。よく似たものが界隈にあるが手作りされた正統派のものばかり。シェフはヒルトンホテル出身でかなり高い技術を持っておられると聞き及ぶ。

魚料理は剣先烏賊と帆立貝柱の塩炒め。真菰茸、金針菜と中国のアスパラのような野菜も秀逸。

こちらのお店のシグニチャーメニューの酢豚は先日も頂いた所。。一度低温で火入れしているのでとても柔らか。黒酢もまろやかで大衆中華のそれとは全く異なるもの。

食事は炒飯、汁そば、お粥からチョイス。鶏のエキスがしっかりと効いた濃いめの上湯がとてもいい。

デセールはトロトロの杏仁豆腐と南瓜の焼き胡麻団子。お腹がはち切れそうになりました・・・

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大阪市住吉区東粉浜3−16−1
6676ー3666
水曜休み

大阪市 住吉大社大阪市 粉浜 中華料理

岬 丘の上食堂

加太に鯛釣りに行った帰りに淡輪に立ち寄り標記の店で遅掛けランチ。
大阪の中で一番新しい道の駅「みさき」の中にあるセルフサービスの丼と麺料理のお店。

産直市場も併設されており近辺で獲れた魚や野菜果物も販売

しらす丼800円を所望。「地元で獲れたものを釜揚げしています・・・」とのことだが特にどうって事はない・・・
鯛釣りが釣価ゼロだったので落胆の中のランチでした。。。

大阪府泉南郡岬町淡輪5654-3 道の駅みさき内
072-494-0777
【営業時間】9:00~18:00

和食 大阪府

カタシモワイナリー

休みの日に友人に誘われて標記のワイナリーを訪問。関西ではこちらのワイナリーを始め、いくつかの地域に根ざしたワイナリーが存在する。それぞれが個性を生かしながら独自のワイン作りをされていると聞き及ぶ。

大阪でワインの醸造所は、柏原市にこちらと1件、羽曳野市に3件、大阪の島之内にフジマル醸造所の合計6件ある。

10時半に現地集合。国の指定文化財となっている昔の貯蔵庫を使ったテイスティングルームに案内いただき、社長自ら西日本一の歴史を持つカタシモワインの歴史やぶどうの栽培方など興味深い解説を聞かせて頂く。昔から日本人の味覚に合う上質のワインを作る事を目的に切磋琢磨されているとのこと。

説明を聞いたあとは熟成樽や発酵機、瓶詰したワインの熟成庫など工場内を見学させて頂く。工場内にはワイン作りの歴史を物語る明治から大正にかけて使用していた醸造器具が展示される

その後、ワイナリー界隈を散策。葡萄栽培で蓄財して立てられた「ぶどう御殿」や難波宮の元になったお寺、原料の水を汲む井戸など案内いただき、あぜ道を通って大阪平野を一望出来る、ぶどう畑に到着。街中はタイムスリップしたかのようななんともいえない風情がある。

この時期はぶどうの収穫はほとんど終了しているんだけど様々なイベント用にと少し残してくれていた。紅葉しかけた畑を散策しながらマスカットやベリーA、甲州ぶどうをつまみ食いする。市販されているぶどうよりも味が濃くて甘いのにビックリ。

ぶどうの枝の太さで甘さが異なること、老木はそれはそれで違った味わいのワインになる事。ぶどうは房の上の方が甘いという事などさまざまなことを社長からお教えいただく。

非日常的な時間を楽しんだあとは本社併設の古民家でのランチ。この日は界隈でナンバーワンフレンチと言われるアントワーヌの太田シェフの出張料理。

前菜は小振りのモンサンミッセル産のムール貝はかなり味が濃い。名古屋河豚のフリットと地鶏と豚バラのリエット。これにはキャンベルワークと言う赤のスパークリング

オードブルは紋甲烏賊と野菜のタルタル。下の方には生の甲烏賊、上部分は耳とゲソ部分を火入れしたものの2層となっていてボッタルガがかかる。ソースは南瓜とビーツと菊菜の三種類。温野菜のおいしさも秀逸。
これにはソービニオンブランの酵母菌を使用したデラウエアのヌーボ、タンクで熟成したシャルドネを合わせる。

魚料理は帆立貝柱のムースに赤足海老が入ったもの、上にはずわい蟹が乗せられて甲殻類のブイヤベース仕立てのスープと一緒に楽しむ。これには原材料がぶどうのダイヤモンドと呼ばれる樽発酵の合名山のシャルドネを合わせる。また同じブランドのメルローとも相性抜群であった。

この日頂いたワインは数ある中で社長自らセレクトいただいたもの。

肉料理は牛フィレ肉のポワレでマッシュルームと粒マスタードのソースがお見事。これにはタンニンが効いた3つのアッセンブリのワインを合わせた複雑系ハイブリッドのワインを合わせる。色も濃くて果実味がしっかり感じられるもの。これが日本製のワインとは言われなくては絶対に判らない。

焦がしたキャラメルがしっかり効いた卵たっぷりのクラシカルな焼きプリンにはアルコール度数35°のグラッパが登場

来る11月19日にはワイン祭りがあって畑の中や古民家でワインと料理を堪能出来ると聞いております。ワインとフード以外の参加は無料。

天王寺迄帰ってさらにハルカスのサンクレーゼでワインを飲んだとさ。。もはやアル中状態なり。

大阪府柏原市太平寺2−9−14
072-971-6334

大阪府