el sabroso *谷六の本格タコス店【大阪市 谷町六丁目】

友人と谷町六丁目の表記のメキシカンバーを訪問。谷町六丁目駅から西に徒歩2分の長堀通り沿いにある。大きな看板は出ていないけどセンスのいいファザード。色々な種類の本格的なタコスが小皿でいただける。お酒もテキーラを中心に色々と揃う。

お店はカウンター7席のみでご主人のワンオペ。丁寧に作り込むタコスが美味しすぎて定期的に訪問している。

最初にナチョス1100円とメキシコのテカテビール。トマトは切り立てにこだわる。

こちらのお店一推しのタコスのカルニータス550円は豚バラコンフィのオレンジ風味。大きな鉄板で焼いて調味した豚バラが香ばしくて見た目よりもあっさりしていて幾つでも食べることができる気がする。パクチーをたっぷり乗せてライムを絞っていただく。本場の味を忠実に再現されているとのこと。

続いてのおすすめのアランブレ500円はチキンの野菜炒めタコス。自家製のトルティーヤがかなり美味しい。

タコスはこのほかにも牛ハラミやスパイスミンチ、白味魚のフリット海老のフリット、スパイスポークとパイナップル、チーズフォンデュ、チキンのトマトチリ煮込みなどがある。

全品制覇したいと思うくらい美味しい。タコス以外にもケサディーヤ、ブリトー、ハラペーニョ焼きそばなどもおすすめ。ごちそうさまでした。

過去の記事はこちら

大阪市中央区谷町6-10-29
18:00〜23:30
年中無休

大阪市 谷町六丁目 その他

日本料理 研野 7月 *京都の人気日本料理店

京都の表記の人気和食店を友人と2度目の訪問。京阪の神宮丸太町駅から平安神宮に向かって徒歩10分くらい、有名な京都大学熊野寮や琵琶湖疎水路のすぐ近く。

青森県出身のご主人の酒井研野さんは老舗料亭『菊乃井』で8年間修業され、お店はオープン2年目にしてミシュラン一つ星。現在35歳で若いスタッフさんと4名でカウンター7席を切り盛りされる。予約は月初にテーブルチェックのネット予約のみなのでかなりの予約困難店となっている。コースは22000円(税込)で17時と20時スタートの2交代制。

座付きは車海老の真薯が入った冬瓜に炊いたもの。飾りの梶の葉が七夕を想起させる。こちらのお店のBGMが其々の料理のイメージに合わせて変わるのも名物の一つ。最近の流行りのものから昔の歌謡曲、クラッシックからJAZZ、オペラまでかなり幅広い。

京都で有名な担ぎ鮮魚店の水口商店から仕入れる明石の天然鯛と太刀魚。鯛がなんとも言えない複雑な味がするのが不思議。脂の加減もちょうどよくてかなり美味しい。

煮物椀は蒸し鮑とミズ(ウワバミソウ)のイチゴ煮。ご主人ご出身の八戸周辺の郷土料理とのこと。鮑の美味しさもさなながらミズのねっとりした食感が珍しく面白い。昆布は北海道利尻産を使用。

鱧の即席南蛮漬け。カリッと揚げた鱧に夏野菜の南蛮酢をかけたもの。さっぱりしてかなり美味しい。

しっかりと焼き込んだ琵琶湖の鮎と枝豆と大徳寺納豆、プラムとシャインマスカットの白和、蛸とオクラとヤングコーンの湯葉巻き焼き。

琵琶湖の天然鰻丼。これが思いの外美味しかった。。あしらえは焼き込んだ万願寺唐辛子。

とうもろこしと胡麻味噌で炊いたイチジク。。

豚しゃぶ2種。豚肉は京都産肩ロース。おろしポン酢とゴマだれで供される。両方ともきちんと日本料理に仕上げているのはさすが。

食事はは土窯ご飯の蓋開けの儀式、 通称 「パカッ」と言われているものでクラッシック音楽のクライマックスと共に酒井大将が変顔して「パカッ」と蓋を開ける光景はこちらの名物らしい。米は当然青森産。

ご飯のおかわりはマグロ丼、鱧カツ丼、ハンバーグ丼、素麺など・・・変幻自在とはこの事である。

デザートは宮崎マンゴのー3種の味わいのゼリー包み。

お酒も青森産を中心にたくさんいただきました。ご主人の青森県愛と京都の旬の野菜や食材を使った伝統的な定番料理の組み合わせがとても良かったです。ごちそうさまでした。

過去の研野はこちら

京都市左京区岡崎徳成町28-22

和食 京都市

墨や 7月 *活イカ推しのミナミの寿司店【大阪市 難波】

*2日くらい前からネット環境が悪く記事が見にくくなっておりました。昨日改善しております。ご迷惑をおかけいたしました。

難波の表記の寿司店を貸切で定期訪問。現在、大阪で最も予約が困難と言われている寿司店で最近は常連の予約だけでほぼ席が埋まってしまっている。こちらのブログにお店の問い合わせもよくいただく。現在は新規予約は取られていないので常連の客と一緒に訪問するしかない。

大阪メトロのなんば駅から徒歩2分、歌舞伎座の裏のわかりにくい路地の奥に位置する狭いお店は6席のみ。ワンボックスカーに乗って皆で食事をしているような錯覚に陥る。2017年のオープン時は烏賊の活造りがついた寿司のコースが3000円だったのでマスコミ等の取材が殺到していた記憶がある。

現在はコース10000円となっているが内容を考えるとかなりのハイコスパとなっている。昨年から淡路島の西海岸に支店を出したため(週末のみ営業)こちらの難波のお店の営業日が減りさらに予約が取りにくくなっている。(淡路島のお店は比較的予約が取りやすいようです)

お店はコミュニケーション力抜群の妙齢の女性店主「のり子さん」のワンオペでの17時スタートと20時スタートの2回転制。

冷たいビールと共に酒肴が数品。最初に沖縄もずく酢の上にダビテの星というオクラを乗せたものと帆立貝柱の醤油漬け。

続いてかなり大きなサイズの真魚鰹西京焼きと生のホワイトとうもろこし(隣の友人がこのとうもろこしを食べていて前歯が折れたことにびっくり)。日本酒と相性抜群のイカゲソ酒盗和え。刺身の残りのゲソの天ぷらは最高に美味しい。

酒肴が出た後でメインの活剣先いか(この日は山口産)登場。その日の入荷によって以下の種類は変わる。キュウキュウと泣きながら暴れる姿は切ない。

その烏賊をあっという間に姿造りの刺身に仕上げる(写真は3人前)すだちを絞って、炭の入った塩でいただく。甘くてコリコリの身はなんとも言えない美味しさ。

握りの扉は包丁目を何度も入れた烏賊から。シャリにはイカ墨が混ぜ込まれる。続いてかなり大きなサイズの鯵、平貝、白甘鯛、チリ酢でいただくアコウ、鱧と続く。

皮を炙った金目鯛、苦手なマグロの代わりに赤貝、トロトロ食感の甘エビの昆布締め、トロ鉄火巻きの代わりに車エビ巻き、北海道の雲丹でフィニッシュ。店主ののりちゃんも入って皆でワイワイ喋りながら楽しくいただきました。

お酒も純米酒とフランスのワインと焼酎とたくさんいただき大満足。次回訪問は数ヶ月後。ごちそうさまでした。

過去の記事はこちら

お店の場所と連絡先は非公開。

大阪市 難波 寿司