日曜日は長居公園で30キロ走ってからおひとり様ランチで表記の店を訪問。大阪での熟成肉の第一人者的なお店で私の敬愛する荒井世津子オーナーの肉やお店の商品に対するこだわりと愛着にいつも勉強させて頂く。
最近雑誌やテレビなどメディアに取り上げられまくりでほぼ予約の取れない店となっている。土日は昼間も超満席。焼肉店には珍しくオープンキッチンでかつデザートやケーキを作るパティシエもいらっしゃって焼き肉のサイドメニューがフレンチテイストであったりとまさにこの店は「Beef wonderland」である。
この日は焼き肉ではなくローストビーフのサンドイッチとワインを所望する。
金髪シェフの大森氏は立ち姿も美しい。彼が料理をする姿を見ながらワインを頂く。この日も超満席なんだけど私に気を使って話し相手もして頂ける。焼き肉も肉一枚から注文出来たり、ワインの値付けがとても安かったりすべてお客様目線で運営されている事は素晴らしい。
店のエントランスを入ると巨大なエイジング用の冷蔵庫に黒毛和牛や土佐あかうしの部位別にカットされた枝肉がごろんと転がっているのが見える。
熟成肉って2週間~2カ月間くらい熟成させたんぱく質やアミノ酸が多くなって茶豆のような香りとミルキーな深い味わいが特徴。これを厚切りの炭焼きで頂くんだけど美味しすぎてワインをいつもがぶ飲みしてしまう。
厨房の中の冷蔵庫にも熟成された肉が吊るされている。多分本年ぐらいにはミシェランの星をとるであろうという勢いがこの店にはある。スタッフの目配り気配りも新人でぎこちない方もいらっしゃるが全体的にはしっかりとトレーニングされている。
出て来た驚愕のローストビーフサンドはこんな感じ。
肉が150グラム入ったサンドイッチ単品は1800円。野菜サラダとカルボナーラ風ポテトサラダがついたプレートで2000円。お昼ご飯での価格としたら贅沢だがたまにはこんな日もいい。
綺麗なロゼ色に火入れされた肉はモモ肉と言っておられた。しかしながら細やかなさしが入りパサパサした感じは全くない。
胡麻の香りのするコクのある白いソースも肉ととてもよく合う。肉だけをつまみながらワインを頂く。フォッカチャのバンズも表面がぱりっとしていて肉との相性がとてもいい。
食後は食べた感満載なんだけど肉が軽いせいかあまりもたれない。。いい休日である。
06-6693-8534
大阪市住吉区長居2-13-13 長居パークホテル1F