日曜日の夕刻は表記のお店でお好み焼きをいただく。住吉大社とチンチン電車を横目で見ながら一人でお好み焼きを食す。お店はL字型のカウンターに大きな鉄板が鎮座。客はほとんど常連でしめる。
この日のBGMは松山千春。総じて70年代ノスタルジックポップスが中心。アンプは真空管、スピーカーはブック型のJBL4301B。何とも優しい音である。
お店は木の温かさがある民芸調。見上げると狸の置物や住吉大社に伝わる無形文化財、御田植神事の中の“住吉踊り”を模った縁起物もある。
牡蠣のお好みにしようかか迷ったがこの店はやっぱり豚玉(630円)で決まり。
豚玉が焼けるまでイカの塩焼きをビールのあてにする。冷凍だろうがしっかりとした上質のモンゴウイカをである。大振りに切ってじっくりと焼き上げる。仕上げにきざみねぎと唐辛子。。
見ただけで美味しい事がわかる。。。
この店の豚玉はバラ肉ではなくロースを使う。生地を敷いて豚肉を乗せてまたまた少し生地を敷いて海苔を一枚ぺたんと貼付ける。ご主人が細かく火加減を見ながらゆっくりと焼く。完成まで約20分くらい。ひしうめ系のウスターソースをさっと塗り、その上にとろみのある甘辛のお好み焼きソース、マヨネーズ、ケチャップ、カラシを塗って出来上がり。
箸、皿はなくヘラを使って鉄板の上で一口大にカットしてそのままハフハフいいながら食す。大阪ならではの山芋の入ったふんわり生地でキャベツは細かいめ。卵感もあってあたりまえだが豚肉がうまい。。。
普通なんだけどお好み焼きだけではなくてお店全体がかなりいい味を出している。夜の営業は8時までなので早めに行くべし。
大阪市住吉区東粉浜3-28-15
06-6671-1127
11:00~14:00 16:30~20:00
定休日 水曜日