私どもの経営する奈良のレストランで夏に豚料理のキャンペーンをするためにあちこちのとんかつを研究している。その中の地元の住之江で圧倒的な人気を持つ表記の店に行く。周りは商店街と住宅しかない場所なんだけどランチタイムは広いお店がいつもいっぱい。
客席は36席でこのような店では広い目である。調理はご主人一人でホールは奥さんともう一人女性の方でまわしている。オーダーを受けてから肉を切り、衣をつけて揚げるのでどのお客さんも出てくるまで少し時間がかかる。
この日は前日が寿司だったのでがっつりと「とんかつ(大)990円」を所望する。
10分ほど待つと登場。もちろんライスとみそ汁付き。
出てきた巨大なカツはラードの香りもよく一口かぶればトンカツの肉汁が思いっきり出てくる。ざぶざぶかけられたドミソースは見た目よりもあっさりしていてしつこくなく苦みよりも甘さを感じる万人向けの味。ほんのりと上品にガーリックがきいたご飯も進むいいお味。
カリカリに揚がった衣はかなり分厚めである。大きめにカットしてあってそれを箸でいただく。肉もかなり分厚い。(3センチくらいか)そしてかなり柔らかいのでスルスルと胃の中に入る。。同じようなとんかつが梅田界隈でいただくと1500円以上するであろう。
ここのご主人の「いらっしゃい」と「ありがとう」がかなり怖い。顔面はもっと怖い。必見の価値あり。洋食屋の親父の顔ってどうして怖い人が多いのか不思議。よく見ると笑点の林家木久蔵師匠に似ている。
大阪市住之江区安立4-3-3
06-6678-5675
11:30~14:00 17:30~20:30
定休日 木