休みの日に有馬温泉街にある表記の店を訪問。小麦粉などのつなぎがないと特に夏場はボロボロになると言われる10割蕎麦を「念力」を使ってつなぎわせて作るという噂を聞きつけての入店。
温泉街の外れの会館のような建物の中のロビーの一角を使っての茶店のような営業。縁台のような腰掛けに座って食べる。お店の店主らしき人の講釈と手作り感溢れる複雑怪奇な『医食同源』『おそばは消化バツグンの美味しい薬草でございます』『全ての人々がお幸せに寿ほがれますように』『店主の念力を使って・・・』などが描き揉まれたメニューについ見入ってしまう。
信州産信濃1号石臼挽粉と岩手県だったんそば粉を合わせた、たたら蕎麦十割1800円がお店のイチオシとのことでそれを所望する。
蕎麦を注文したらおでんが1つ付いてくる。しっかり煮込まれているような色をした大根が味がしなかったのが不思議。ついでにこんにゃくも食べてみたが同じ。。ウイルスで自分の味覚がやられているのかと思った。。。
程なく蕎麦登場。。綺麗に麺線が揃っていて多分機械打ちなのだと思うが・・・・
最初はそのまま・・・次に塩だけで食べてね・・・とのこと。つるんとしていて喉越しも良さそうなんだけど歯ざわりがねちゃっとした感じは否めない。飲み込んだ後で味わったことのない苦味とエグ味が脳幹を刺激する。
メニューに書かれている蕎麦は薬草・・・というフレーズに納得。。これは久しぶりにやられてしまった・・・という感じ。大阪に帰るまで苦味とえぐみが舌に残っていいお土産になりましたとさ。
神戸市北区有馬町1019
有馬の工房1階
営業時間:11:00~17:00
定休日:第4火曜日・1月1日
078-903-5554