京都の西京区にある表記の店に筍をいただきに訪問する。京都駅からタクシーで25分。桂駅を西に行って竹林を入ったところに位置する。季節柄この日も満席で大きな部屋を貸し切りにしていただく。
料理はフルコースの税込@17,820円を所望。店の前の竹林と一級品の有名産地の塚原というところで自社で土作りから栽培する筍を使用。朝に掘り上げて1時間後には持ち帰り、釜に入れ水のみで茹であげるので鮮度損失や劣化はほとんどないと聞き及ぶ
最初は筍木の芽和え登場。サイの目の筍を一口いただいただけで上質であることがわかる。
続いては珍味5種盛り合わせ。若竹真薯、穂付き筍赤味噌掛けは驚くほど柔らかい。筍粕漬けは初めていただいたけどお酒が進みまくる美味しさ。筍胡麻白和えも安定の美味しさ。筍姫皮の昆布和えもあっさりしてまさに珍味なり。
筍造りは単品で2500円とのこと。その日の朝掘り筍の一番いいものを(白子)を使用とのこと。とても柔らかくて食感も香り味わいのどれもが秀逸。
筍若竹煮もよくある料理なんだけどどこよりも美味しい。。筍のクオリティでこれほど味わいが変わるのかとびっくり。
鯛と筍の蒸し物湯葉あんかけ。 三つ葉と生姜汁とパプリカが合わせられる。味わいは淡味。。
筍姫皮ゼリー寄せにいくらと花穂紫蘇を添えたもの。あおさ海苔の出汁が敷かれる。さっぱりとした味わい。。
筍きんぴらは甘辛く煎りつけてまた違ったお酒が進む味わい。
お凌ぎは筍の皮で包まれた筍寿司。。
焼き物は筍山椒焼きと初めていただく筍チーズ焼き。筍に灰汁やえぐみが全くないのでとても爽やかな味わい。
油物は筍大葉揚げと筍海苔パン揚げ。フルコースは5月いっぱいまでだけど特別な方法で筍を保存するのでそれ以降もいくつかの筍料理をいただくことができるらしい。
筍梅肉ドレッシング。。最初から最後まで筍づくしなんだけど全く飽きない。。
筍ご飯と若芽と筍の澄まし汁。
デザートはメロンとイチゴ。。接待の方もとても親切で年季の入ったお店でこれ以上ないくらいの筍料理をいただきました。道中の桜も満開でよかったです。
京都市西京区樫原鴫谷50
電話番号:
075-391-7191
営業時間:月~日 12:00~21:00