敦賀まで蟹を食べにいく。豊中インターから90分。 毎年必ずこの時期に行くカニ料理の店。 いろんなところに行きつくしたけどやはりこの店が究極と実感。 敦賀インターから車で10分の市内では敵なしの「魚平」 ご主人が卸の権利を持っているため彼が朝来なければ魚市が始まらないという有名人 その魚市でも敦賀で取れた大きな蟹はほとんど買い占めてしまうという噂。 まず突き出しがミニ鯵の南蛮漬け。これだけでビールを1リットル 続いてメインの地物の蟹のボイル。(写真)皿の大きさが60センチなので 蟹の大きさは推してしるべし。ふわふわふかふかの身をまずはそのまま。 いやな臭みはまったくなくジューシーで繊維の1本1本が舌にまとわりつくよう。 続いて3杯酢でもいただき。 ご主人お勧めの酒でといた蟹味噌に絡めて醤油をたらして食べると 気絶寸前の旨さ・・・ すぐに熱燗を所望しマリアージュを楽しむ。 つづいて焼き蟹。これも大変滋味深く、香ばしいかおりだけで お酒が進みそうって感じ。爪の先を猪口に入れて爪酒を楽しむ。 お酒を楽しむために追加でお造り盛り合わせを所望。 50センチ以上の天然平目のぶつ切りと、400グラムくらいの鮑と ミル貝にカツオにトロすべてが口に入らないくらい大ぶりに切られ しばし日本酒と共に楽しむ *この造り盛り合わせなんと6000円でした。うちの店だったら2万円以上と感心 続いてトロトロ、グニュギュニュ、シコシコの蟹の刺身が続き 蟹チリと続く。この頃にはかなり満腹になっているのだが お店の方が食べる分だけ入れてくれるので本当に美味しく 別腹になってしまった。この店の蟹すきは蟹味噌を最初に出汁に入れて おくのがミソ。 蟹の部署によって焚く時間が異なり、5秒から8秒でさっと引き上げ レアな身の味を楽しむ。蟹のエキスが出た出汁で豆腐と野菜をいただき 締めは雑炊。もちろん味付けは一切なしで卵や薬味も必要なし。 コース全部で2万円は超お得。仕入れの都合で25000円になる事も あるがすべて納得。同じサイズの蟹が1匹、帰りの市場で30000円で 売られていました。 ここは私が過去に人に紹介しすぎて関西からのお客が殺到しているようです。 口コミ恐るべし・・・・ お土産に子持ちカレイと若布と、水蟹をいっぱいいただきました。 蟹もそうですがご主人が名物です。 とても優しく田舎の自分の家に帰った気分にみんなをさせてくれます。 おまけばかりで商売になっていない感じです 民宿(最近リニューアル)も併設しているので(朝食つき6000円) お泊りも可です。 住所 福井県敦賀市平和町19-18(〒914-0815) 本 店 TEL 0770-25-1137(愛称いつもいいさかな) ふぐ館 TEL 0770-21-1129(愛称日本一いいふぐ) 全店共通(予約センター) FAX 0770-25-7500 営業時間 午前11時~午後9時30分 不定期休(予約のない日・・・月1~2回ぐらい)
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プロフィール
店主 鷺岡 和徳
外食歴40年。家に帰らず食べ歩く店主が綴ります。食べ次第更新中! 大阪・関西を中心に全国、時には海外の現地グルメも投稿。