地方から来られた友人3人と表記の焼き鳥店に行く。国道26号線の玉出の交差点を北へ200mほど行った左角に位置。地下鉄四つ橋線5番出口から徒歩3分くらい。
お店は扉や壁がない。じゃんぼ総本店のお好み焼き屋にビニールシートをかぶせた感じの店。カウンターが6席〜7席。急角度の階段を上ると小さな座敷もある。いわゆるバラックのような感じなんだけどご主人を含めて渋めの男性3人で切り盛りする。
メニューはかなりこだわりがあるがほとんど串は一本100円。こだわりの野菜が450円〜700円。朝方まで営業しているので友人と地元で〆に使う事も多い。素材にはこだわりがあり鳥、牛、豊富な野菜、お酒すべてが秀逸である。炭火を使って完璧の火入れをされる。
下処理や味付けもかなりレヴェルが高い。ビニールシートはただの見せかけなのに驚く。ビールで乾杯をして串を頂く。
まずは好物のハート。他店よりもサイズが大きくて食べ応えもある。新鮮なのは一口頂けばわかる。お酒は地酒(純米酒)が中心で地ビール、地ワイン、焼酎、梅酒など。結構こだわりが感じられる。
すべて火入れはミディアムな感じ。玉ヒモは口に入れた瞬間にプチンと弾ける大きなキンカンが特徴。タレもかなり美味しい。玉のとろみが純米酒とぴったり。これが100円とは驚くぜ。
カレー焼きは2本で250円。大きなモモ肉がとてもジューシー。遠赤外線効果のせいか表面はパリッとしていて中はとってもジューシー。
「三角」(ぼんじり)は脂が多んだけどカリッと仕上げておられる。食べればジュッと音がする。軟骨の歯ごたえもいい。すべてに焼きの上手さが光る。
かなりデカい手羽先(100円)も皮がパリっとしている。でも中心部分はレア状態。
レバーも甘くておいしい。癖などは全くない。焼き過ぎない焼きはなかなか難しい。すべての焼きが丁寧で1串ごとに目が行き届いた調理が光る。これも100円・・・
背ギモも同様にレアな仕上がり。この頃にあると日本酒5杯目くらい消費。どんどんお酒がすすむ。
たもぎ茸をいただく。こだわりの茸や野菜が勢揃い。考えるととってもヘルシーな取り合わせ。西成の名店だなここも。
大阪市西成区玉出西2−2−1
6651−0844
17:00〜28:00