2024年02月

中華料理 明洋軒【大阪市 花園町】

西成の表記の街中華を訪問。このブログの読者さんの紹介で地元に根ざす名店とのこと。

1968年創業でファザードも内装も年季が入っている。外観は赤い暖簾と黄色の軒先テントが目印。若い店主夫婦と男性スタッフの3人で切り盛り。。

店内は広くてカウンター席、テーブル席、座敷もある。一般的なメニューと定食などもある。価格はかなり良心的。。読者さんによるともちもち食感の肉団子が名物らしい。

この日は街中華の定番のカツ丼730円を所望する。

独特のビジュアルのカツ丼がしばらくして着丼。きつね色の餡は2層になっていて表面はとろみのある玉子が入ったもの、底の方はサラサラのスープで雑炊のようにいただける。

揚げたてで熱々のカツは薄めだけどラードの香りとサクサク食感が相まってとても美味しい。餡も香ばしくて優しくて懐かしくてホッとする味わい。スタッフさんの接遇も良くて気持ちよく美味しくいただけました。世の中にはまだまだいい店があると実感。

*店の北側のコインパーキングを利用の場合は割引券いただけます。

大阪市西成区橘1-1-5
0666516126
営業時間 11:30~15:00/17:00~20:30
定休日 木曜日

大阪市 花園町 中華料理

嬉嬉(きき) 2月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の海鮮和食店を訪問。過去に何度か伺っているけど店に看板など表記物がないためにいつも迷ってしまう。南警察署の裏くらいの春吉会館という年季の入ったビルの2階に位置する。

店内は座敷、テーブルが一つずつありカウンターも5席ほどある。メニューはなくて電話予約の時に食べたいものを店主にリクエストするというシステム。過去にはちゃんこ鍋や鱧鍋、松茸鍋、河豚鍋などをいただいた記憶がある。
今回は飲み放題をつけてカニ料理10000円のコースとのこと。

最初に大きな爪がてんこ盛りになったカニ登場。これを炭火で焼いたりニンニクバターで蒸し焼きにしていただくという趣向。

脚の部分の大きな身はしゃぶしゃぶでいただく。出汁は殻や蟹味噌を煮出してとった濃厚なもの。2本くらい食べると大満足。

蟹爪はニンニクバターで蒸し焼きにする。大きいので食べ応え満点。

飾りの野菜やトマトなども入れて美味しくいただく。最後は蟹雑炊でフィニッシュ。。ごちそうさまでした。

過去の記事はこちら

大阪市中央区東心斎橋1−6−22
06-6243-8211

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

米増 2月【大阪市 福島】

毎月定期訪問している福島区の大淀にある表記の和食店を訪問。この日は16時からの席でカウンター9席で一斉スタート。現在、関西屈指の予約困難店で10月までは予約がいっぱい。最近は人気がありすぎて新規客は受け付けておられないと聞き及ぶ。

コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日はお酒を少しいただいて22000円に税金とサービス料のコース。

綺麗な茶室のような店内は掃除も行き届いていてとても美しい。ご主人の米増氏と着物姿の奥さんと調理師学校卒業の見習い調理師3名で切り盛り。4月から新しい見習いさんが入店されると言っておられた。

ここ数年の床飾は店主の米増氏の作。最近は料理もさながら、これを見るのが楽しみになっている。

料理の写真掲載不可なので忘備録のために献立のみ記します。

・座付き 呉汁(大豆を裏漉したもの)鷹峯の菜種と辛子
・味をつけてカウンターで焼く香住産の水たこと山独活の酢味噌
・煮物椀 明石の虎魚 すっぽん仕立て
・刺身 真鯛と平貝
・鳥羽産の大きく包丁をした茶振なまこ 海鼠腸掛け
・4日熟成させた和歌山産の白甘鯛と北海道百合根
・鯨囀(さえずり)と菊菜の鍋仕立て
・氷見産の鰤と聖護院大根の煮物
・芹ご飯と鰯の梅煮 粕汁と香の物
・能勢産のいちごのヨーグルト掛け
・ニッキの入った饅頭

お酒も好みのものを3種類いただきました。

大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島 和食